お薦めの本

投資哲学を求めて

文庫化を機に「暇と退屈の倫理学」を蔵書に加える。蔵書のジレンマ…

國分功一郎「暇と退屈の倫理学」の3周目を終えた。単行本で最初に出たとき、増補版は図書館で借り、文庫化を機会に購入して、線を引いたり付箋を貼ったり。ここだけ切り出すのは著者の本意ではないことは明らかだが...
お薦めの本

半導体株投資への夢広がる! 菊池正典「半導体産業のすべて」

経済誌等の特集を読んで、なんなとく分かった気になる。でも実際に関連企業のIR情報を読み始めると分からなくなる。理解できないものには投資しないのが鉄則だからとあきらめて、後々、その企業の成長と株価の上昇...
お薦めの本

美意識のありか/芥川喜好「時の余白に 続々」

みすず書房から出版される翻訳経済書に良書が多い。たとえばブログで紹介してきた以下の本が該当する。トマ・ピケティ「21世紀の資本」ダイアン・コイル「GDP」アダム・トゥーズ「暴落」ウィリアム・マッカスキ...
お薦めの本

トランプ誕生までの政治的背景/スティーブン・レビツキー&ダニエル・ジブラット「民主主義の死に方」

トランプ大統領任期中の2018年に出版された、スティーブン・レビツキー&ダニエル・ジブラット「民主主義の死に方」昨年、トランプ誕生までの思想的背景について学んだが、こちらはアメリカの政治の仕組みについ...
お薦めの本

バーチャル美少女ねむ「メタバース進化論」

自称・世界最古のVTuberの著作「メタバース進化論」。この世界の住民が書いているだけあって、とても分かりやすい。最も印象的だった一文は、「メタバースは現実のコピーではなく「なりたい自分」でいられる現...
お薦めの本

億万長者の罪を描いた、ピーター・S・グッドマン「ダボスマン」。

ニューヨーク・タイムズの記者が書いた ピーター・S・グッドマン「ダボスマン」副題は「世界経済をぶち壊した億万長者たち」。ダボスマンの意味するところは、 当初…「世界経済フォーラム年次総会」(通称、ダボ...
お薦めの本

美術鑑賞で観察力を鍛えるのが流行?

年末年始に似たような内容の本をセットで読んだ。エイミー・E・ハーマン「観察力を磨く名画読解」神田房枝「知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法」どちらもAmazonのレビュー投稿数が多く、評価...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2022年

元旦にこれから学ぶべきは、真理に迫る学問は、人間の内と外の先端を探求する分野では?人間の内側を突き詰める…脳科学人間の外側を突き詰める…宇宙物理学なんてことを書いたのだが、宇宙物理学の壁は厚い。「一般...
お薦めの本

多神教は新興宗教にだまされやすい?

長沼伸一郎「世界史の構造的理解」を読んでいて、ふと思ったこと。 著者はユダヤ教、イスラム教、キリスト教が、なぜ同じエルサレムで生まれたのか?を経済と結びつけて説く。 エルサレムはメソポタミアとエジプト...
お薦めの本

チャールズ・スペンス「センスハック」

「センスハック」の言葉の意味がよく分からず、また邦訳の副題が「生産性を上げる究極の多感覚メソッド」と、安っぽいビジネス書の匂いがして、見向きもしていなかった一冊。しかし最近、著者がチャールズ・スペンス...
お薦めの本

安全資産・リスクオフとしての「円買い」はどこへ行ったのか?

今年4月に1ドル125円を超えた円安になり、これまで歓迎されてきた円安が、世間で警戒されるようになった。歓迎されなくなった円安。貿易統計を眺める。(22/04/17)私自身は6月になって1ドル130円...
お薦めの本

100ページで思想家「現代新書100」。ショーペンハウアーを100円で読む。

9月13日創刊の講談社現代新書の「現代新書100」。今こそ読まれるべき思想家を100ページでまとめるシリーズだ。創刊前の先行配信で、梅田孝太「ショーペンハウアー」が、電子版100円キャンペーンだったの...
お薦めの本

書籍の表裏が分かりにくいわけ/ヘンリー・ペトロスキー「本棚の歴史」

本の部分の名称で「背」と言われると、どこ?と混乱しがち。本棚に並べたときに、こちら側に向いている、タイトルが書かれた部分が「背」に該当する。というような表現をすると表側なのに「背」なの?と混乱する。で...
お薦めの本

チャールズ・C.マン「魔術師と予言者」

今朝、国連の報告書の人口推計がニュースになっていた。インドの人口が来年、中国を上回る見込み今年2022年11月には世界の人口は80億人を超える2050年には97億人に達する見通し地球環境の崩壊を招くこ...
お薦めの本

キャス・サンスティーン「最悪のシナリオ」

キャス・サンスティーン「最悪のシナリオ」。リチャード・セイラーやダニエル・カーネマンとの共著で、著者の名前を見かけたことがあったので読んでみた。テロと気候変動、オゾン層破壊と気候変動。それぞれの対応を...
お薦めの本

産業革命とは何だったのか?/長谷川貴彦「産業革命」

「産業革命以来の○○」「第○次産業革命」…等々、イギリスの産業革命を起点にした記述を多く見かけるが、そもそも世界史・経済史における産業革命の位置付けを知らない。 小川幸司&成田龍一「世界史の考え方」を...
お薦めの本

小川幸司&成田龍一「世界史の考え方」は、視野が広がる良書!

今春より18世紀以降の近現代史は日本史と世界史に分けず、「歴史総合」という新しい科目で、高校の授業がされているらしい。それに合わせた岩波新書のシリーズ本「歴史総合を学ぶ」の第一巻、「世界史の考え方」が...
世界を読み解く方法

好奇心の羽を広げて直感を磨く/羽生善治「直感力」

羽生善治さんの書籍を再読・編集するのが止まらなくなってしまい。今回は2012年に出版された「直感力」より。 羽生さんが「直感」をテーマに執筆することになったのは、 おそらく2005年出版の「決断力」で...
世界を読み解く方法

選択に迫られた時に読み返す、羽生善治「大局観」。

私が投資に前のめりになるのは、株式市場が暗いムードの時なので、欲しかった企業の株価がどれもお買い得に見えて絞るのが難しい。選ばなかった方の企業の株価が上昇してしまったり…(苦笑)星の数ほど多くの手から...
情報と知性

羽生善治「決断力」に学ぶ、情報との向き合い方。

羽生善治さんの「決断力」が出版された2005年当時は、家庭向けのインターネットの人口普及率が70%を超えた頃。(2001年は44%だったが、その後ADSLや光回線の普及で急上昇。)それまで一般市民の情...