お薦めの本

お薦めの本

私たちは台湾を知らない/岩波書店「世界」2026年2月号

本屋で見かけた岩波書店発行の雑誌「世界」。特集テーマ「台湾という問い」が気になって手に取った。投資家が「台湾有事」と言われて真っ先に心配するのは、TSMCと半導体供給がどうなるのか?そして先ごろの高市...
お薦めの本

有名歌手がアニソンに進出したのはなぜ?/澄川龍一「アニソン大全」

最近の米津玄師の新曲はアニメ主題歌ばかりのような…気付けば人気アニメの主題歌は有名アーティストがずらり。この現象はいつ頃から、何をきっかけに起きているのだろう?あの鈴木雅之がアニメ主題歌を歌っているだ...
お薦めの本

金子拓「裏切られ信長」

東京大学の史料編纂所に所属する金子拓氏。この人が書いた信長の本を読みたい!と思ったきっかけは、明治時代から続く日本史史料の編纂事業で金子氏の担当は、信長上洛から本能寺の変までを扱う第10編(1568~...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2025年

今年は新刊本が豊作だった。これは一読をオススメしたい!と断言できる本が、こんなにたくさん出てくる年はなかったように思う。 江渕崇「ボーイング 強欲の代償」(2024年12月出版) 鈴木俊貴「僕には鳥の...
お薦めの本

2025年のYouTube視聴傾向

YouTubeのマイページに「2025年のハイライト」が出てきた。今年、私が視聴した動画の傾向等を分析してくれている。去年はなかったように記憶しているので、AIが向上したおかげかな。動画なんて見ます?...
お薦めの本

アメリカ分断の宗教的背景/加藤喜之「福音派」

2025年に最も印象的だった本を選ぼうとしていたら、この年末にとんでもない良書に出会ってしまった。 加藤喜之「福音派 - 終末論に引き裂かれるアメリカ社会」アメリカの福音派は、世界の終わりが近づいてい...
お薦めの本

ノスタルジアが悪夢を招く/E.H.カー「平和の条件」

エドワード・ハレット・カー(1892~1982)と言えば、名著と誉れ高い「歴史とは何か」が真っ先に思い浮かぶ。 歴史とは現在と過去との対話/エドワード・ハレット・カー「歴史とは何か」(21/04/18...
お薦めの本

別冊ele-king「アメリカ すでに革命は起こっていたのか」

本屋で偶然出会った「ele-king」という音楽雑誌の別冊誌。 別冊ele-king「アメリカ すでに革命は起こっていたのか」ele-kingのウェブサイトを覗いてみると、これまでの私の人生とは無縁の...
お薦めの本

詩集との付き合い方/最果タヒ「星がすべて」

本棚にある一番古い本は、小学生の頃に買ってもらった、岩波ジュニア新書の茨木のり子「詩のこころを読む」。中学受験の参考書だったので、自ら欲したわけではない。詩との付き合い方が分からず、でもいつかよさ分か...
お薦めの本

箸墓古墳・邪馬台国・卑弥呼の現在地/松木武彦「古墳時代の歴史」

古代史の専門家として様々なメディアでお見かけした松木武彦さん。昨年63歳という若さで亡くなってしまい、この本が遺作となった。 松木武彦「古墳時代の歴史」古墳はなぜ造られたのか?古墳を王や王権と結びつけ...
お薦めの本

イアン・グラハム「サッカーはデータが10割」

イアン・グラハム「サッカーはデータが10割」話し方が○割、第一印象が○割、気分が○割…そんなありがちな自己啓発本に引きづられてしまったのか、妙な翻訳タイトルが付いているが原題は、“How to Win...
お薦めの本

資本主義がイスラム圏で生まれなかったのはなぜ?/大澤真幸「世界史の哲学 4 イスラーム編」

サウジETFに投資したおかげで、こんな本が目にとまった。 大澤真幸「世界史の哲学 4 イスラーム編」2009年から連載が続くシリーズで、4冊目のイスラーム編は2015年に出版、2024年に文庫化された...
お薦めの本

木戸雅寿「天下布武の城 安土城」

安土城跡を再訪の予習に読んだ、 木戸雅寿「天下布武の城 安土城」第一版が2004年、改訂版が2025年なので内容は新しい。初回訪問時は暑さでバテバテの上、勉強不足だったので、メチャクチャな覚書を残して...
お薦めの本

将来のリスクを少し違う視点で/別冊日経サイエンス「リスクの未来学」

先月、中央公論のおもしろさに驚いて以来、書店の雑誌コーナーにも目を向けるようになった。今月購入したのは、 別冊日経サイエンス「リスクの未来学」月刊誌「日経サイエンス」に掲載された記事の中から、将来のリ...
お薦めの本

教育が民主主義を壊す/エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」

エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」上下巻を読み終えて、先日メモした家族制度以外で気になったのは、教育水準が上がると分断が進み、民主主義の危機が訪れるという指摘。最近の「ポピ...
世界を読み解く方法

人類史の名著! エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」

出版から3年も手に取らなかったことを後悔させられる一冊。エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」人類史といえば、ユヴァル・ノア・ハラリが注目されている。だが世界の読み解くための視...
情報と知性

人はなぜ書くのか?/ナオミ・S・バロン「書くことのメディア史」

人はなぜ書くのか?言語学者、ナオミ・S・バロンの「書くことのメディア史」。著者の主張が端的にまとまった一節をメモしておくと、 「書くことは重要な人間のスキルであり、この技術があってはじめて、考えが明確...
お薦めの本

ナマズは「泳ぐ舌」/ジャッキー・ヒギンズ「人間には12の感覚がある」

ジャッキー・ヒギンズ「人間には12の感覚がある」。著者が人間の感覚を「12」と主張している訳ではない。原題は“Sentient: What Animals Reveal About Human Sen...
お薦めの本

読んだら飛行機に乗りたくない/江渕崇「ボーイング 強欲の代償」

飛行機に乗るのは嫌いだ。古いサッカーファンにしか伝わらないがベルカンプほどではない。そんな私がこんな内容を読んだら飛行機に乗れない!少なくともボーイング製の飛行機には乗りたくない! 江渕崇「ボーイング...
お薦めの本

「有隣堂しか知らない世界」はなぜ成功した?

老舗書店、有隣堂のYouTubeが面白いのは有名だが、その制作の裏側が語られた本を見つけて興味深く読んだ。 有隣堂YouTubeチーム「老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界」 ハヤシユタカ...