食文化と美食探訪

サステナブルなレストランとは?(レフェルヴェソンス・生江シェフ)

味の素食の文化センターが開催する食文化にまつわるシンポジウムが、今年はオンライン配信に変更されて便利になった。 今回のテーマは「食のサステナビリティ」。 ちなみに去年の参加メモは、 髙橋拓児...
古典に学ぶ人生論

他者に迎合せず、その個性を尊重して己を磨け!/夏目漱石「私の個人主義」

晩年の夏目漱石(1867~1916)の講演録「私の個人主義」。1914年に学習院で行われた講演だ。青空文庫で初めて読んだのだが、これはおもしろい。 漱石はロンドンに留学した頃の自分を次のように揶揄す...
講演・取材メモ

書店がダメになったのは、日本で最もサービスが悪い業態だから。

今日インターネット配信された朝日教育会議「これからの大学 for ダイバーシティ~多読・会読・連読の場~」で松岡正剛さんが書店がジリ貧になった原因を指摘。なるほどたしかにそうだな、と感じたのでメモ。 ...
日本の歴史と文化

連歌に対する感覚の不思議。海外の文芸人には恥ずかしい行為?

村井康彦「武家文化と同朋衆」を読んでいて、なんだか不思議に思った「連歌」に対する感覚の国際比較。 以下の4人がホテルに閉じこもり、連歌を試みたところ、 オクタヴィオ・パス(メキシコ人) エド...
お薦めの本

ペロポネソス戦争下のアテネを襲った疫病/トゥキュディデス「歴史」

ペロポネソス戦争(前431年~404年)を描いたトゥキュディデス「歴史」。 この戦史において、今だからこそ注目したい部分が、アテネとスパルタとの戦いの転換点となった、アテネでのパンデミック。 アテ...
食文化と美食探訪

家庭との同化を目指したホテル/森裕治「山の上ホテルの流儀」

「Go to トラベル」の都民割が追加されると聞いた時に、真っ先に思い浮かべたのが「山の上ホテル」。 客室数が35室に対して7つのレストランとバー。 客室に対して飲食店の数が妙に多く、「てんぷら山...
お薦めの本

磯田道史「感染症の日本史」

今、歴史学が世の中にできることは何か? パンデミックの日本史を振り返り、最近の動向と照らし合わせると、同じ過ちを繰り返していたり、過去に結論が出ていることを議論していたり…歴史に学ぶことの大切さがよ...
日本の歴史と文化

もてなせば買収可能? 疫病神退散の日本文化

天然痘に襲われた平城京で行われた「道饗祭(みちあえのまつり)」。病気をもらたす疫病神をもてなして帰ってもらおうという祭祀。 先日その存在を初めて知って、おもしろいなぁと思ったけど、そういえば京都の祇...
社会的投資

インパクト投資消費者調査2020(社会変革推進財団)

個人投資家が投資に社会性を意識したければ、注目すべきキーワードは「ESG投資」ではなく「インパクト投資」。 さよならESG投資。次はインパクト投資に期待。(20/08/22) 先ごろ私の中でそ...
お薦めの本

食に関心のある投資家は必読!「フードテック革命」

こんなにいろいろ学べてたった2,000円程度でいいの?というのが率直な感想の「食」の最先端を紹介した一冊、 フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義 食文化も調理家電...
日記と雑談

増淵敏之「伝説のサロンはいかにして生まれたのか」

歴史を辿ると今に続く文化やビジネスが生まれた「場」に出会う。 日本史ではたびたび紹介してきた室町時代の「会所」。足利将軍が身分を問わず、文芸に秀でた者を集わせた場。水墨画、和室、庭園、能、茶道、華道...
食文化と美食探訪

天然痘が変えた奈良時代の食卓の形

奈良文化財研究所が公開した「奈良の都の暮らしぶり」がおもしろい。COVID-19に関連して特別興味深いのはP28からの「平城京の疫病対策」。 感染者が使用した食器は廃棄 737年に天然痘で藤原四兄...
日本の美意識

1979年出版の朝日選書「日本の色」の復刊を求む!

日本の色彩感覚の歴史を学びたいと思い、いろいろな本を集める中、1979年出版の朝日選書「日本の色」がとんでもない逸品だった。 冒頭数十ページの座談会「日本の伝統文化と色」の出演者が豪華!日本文化に関...
美術鑑賞

山水画と洛中洛外図の対比/花田清輝「金いろの雲」

美術館に「洛中洛外図屏風」が飾られると、当時の風俗が読み解けるとの観点から、この部分にこんな人々が描かれているよ、と案内が付けられていて、それはどこだ?とキョロキョロしながら鑑賞するのが定番。 しか...
古典に学ぶ人生論

フランクリンの人生論「13の徳目」「心の代数」

五島慶太が家を建てる以前の五島美術館の敷地は、ロバート・ウォーカー・アーウィンという人物の別宅があった場所で、この人はベンジャミン・フランクリン(1706~90)のひ孫なんだとか。 そんなことを知っ...
COVID-19

農業経営者の声から農産物販売の現状を学ぶ

一般社団法人日本食農連携機構のウェブサイトに掲載されている 農林水産省と農業経営者との「対話」 〜コロナ禍のもとでのweb会議システムを活用した意見交換〜 を興味深く読んだ。 農水省と農業経...
投資や経済の話題

オーストリッチ効果(取引目的以外で証券口座にログインするのはどんな時?)

投資家が取引をする意思がないのに、証券口座にログインするのはどんな時? そんな研究をした人がいたらしい。 The Ostrich Effect: Selective Attention...
日本の美意識

日本語の色名称の起源は光と影「明・暗・顕・漠」

日本の色に関する言語の変遷を知りたいと調べていたら、佐竹昭広(1927~2008)の「古代日本語における色名の性格」が、ぜひとも読むべき論文らしいのだが、手に入りづらい。(岩波現代新書「万葉集抜書」に...
日本の美意識

建礼門院右京大夫の見た空の色

前回に引き続き「建礼門院右京大夫集」の星夜の話。今日は「色」に着目して編集してみる。 「空を見上げたれば、ことに晴れて、浅葱色なるに、光ことごとしき星の大きなる、むらなく出たる、なのめならずおも...
めくるめく和歌の世界

建礼門院右京大夫の見た星空

古代日本は星に対する関心が薄かった? かつての「広辞苑」編者、新村出(1876〜1976)は、古代日本の星に対する関心の薄さを指摘した。 「支那の星学説、占星術及び星辰崇拝が輸入されないうち...
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