お薦めの本

ブランコ・ミラノヴィッチ「資本主義だけ残った」

ブランコ・ミラノヴィッチ「資本主義だけ残った」を読了。 この本の要点となる2つの資本主義のかたちについては、 リベラル能力資本主義(アメリカ) 政治的資本主義(中国) すでに著者の別...
国際政治・外交と地政学

正義のかたちと知性の限界/高坂正堯「国際政治」

頭の中の振り子が地政学や外交の方へ振れると、読み返さなきゃ!と思うのが、高坂正堯氏(1934~96)の著作。 といっても、手元には「文明が衰亡するとき」しかなかったので、先日Kindleでセールをし...
世界と日本の経済史

図解 ヴェネツィア 衰亡の要因/高坂正尭「文明が衰亡するとき」

繁栄を謳歌したヴェネツィアの衰亡が今の日本に似てる?と言われることもあるので、高坂正尭「文明が衰亡するとき」P116~157を再読して図解。 外部環境の変化 オスマン・トルコの攻勢…14...
資本主義問題

ジョージ・ソロスの“reflexivity”(再帰性・相互作用性)

“Foreign Affairs”別冊アンソロジーを読んだのを機に、グローバル資本主義の問題点をえぐった名著をということで、1998年に出版された一冊を取り寄せた(日本語版は1999年)。 ジョ...
お薦めの本

マジックマネー、資本主義の衝突、デジタル独裁国家/“Foreign Affairs”別冊アンソロジー

危機の時は“Foreign Affairs”の別冊アンソロジー 東アジアの地政学について学んでいて、あ!と思い出して購入したのが、“Foreign Affairs”の別冊アンソロジー「パンデミック後...
国際政治・外交と地政学

東アジアの地政学を学ぶ

岡本行夫「日本にとって最大の危機とは?」を読んだのを機に、東アジアの地政学を学んでおきたいなと思い、とりあえず以下の2冊を読んだ。 茂木誠「日本人が知るべき東アジアの地政学」 秋本利秋「逆さ...
私の人生観

30代前半でFIREも、2年で社会復帰。その後「中隠」へ。

FIRE。アメリカの20~30代の間で盛り上がっている “Financial Independence”(経済的自立) “Retire Early”(早期リタイア) を組み合わせた造語らしく...
国際政治・外交と地政学

隣国の建国100周年に要注意/岡本行夫「日本にとって最大の危機とは?」

岡本行夫さん。顔を見れば、外交関係のあの人か、と分かる方が多いだろう。COVID-19で2020年4月24日に亡くなっていたのか・・・。 アダム・トゥーズ「暴落」を読んだのをきっかけに、私は外交や地...
お薦めの本

2008年の金融危機は世界をどう変えたのか?/アダム・トゥーズ「暴落」

サブプライムローン問題の前史から、トランプ大統領誕生までの、およそ10年間の世界の政治・経済を描いた、アダム・トゥーズ「暴落」。 上下巻そろえると約1万円になるが、お値段以上の価値があり、当時の株価...
投資教育

投資に値するアクティブ投信をどう探すか?

まず資産形成の土台はiDeCoやNISAでインデックスの積立投資。そして個々の社会的立場や関心、将来の目標に応じて、アクティブ投信や個別株への投資に広げていくのがいいのでは?という考え方を以前、以下の...
お薦めの本

ジョルジョ・アガンベン、緊急事態への抵抗の記録「私たちはどこにいるのか?」

今回のパンデミックで初めて名前を知った、イタリアの哲学者、ジョルジョ・アガンベン(1942~)。 イタリアでのCOVID-19第一波は2020年2月下旬から始まり、3月に死者数が急上昇し、ピークは3...
投信ビジネスの闇と再生への道

ESG投信の化けの皮をはがせ!・その2/金融庁「サステナブルファイナンス有識者会議報告書」

前回はESG投信の情報開示問題についてのEUの対応を紹介。 ESG投信の化けの皮をはがせ!/EUのサステナブルファイナンス開示規則(21/05/27) これに関連して日本でも動きがあったの...
お薦めの本

ヨルゴス・カリス他「なぜ、脱成長なのか」

長期で投資すれば必ずリターンが得られる、という考え方への疑問を、進化論の曲解という回りくどい話で先日まとめた。 長期投資の前提にある進化論の曲解(21/05/10) でも、もっと直接的な前...
投資や経済の話題

財政・金融政策のためのレスキャッシュ社会/ケネス・ロゴフ「現金の呪い」

2018年に経産省から「キャッシュレス・ビジョン」が示された頃、他の先進国と比較してキャッシュレス決済比率が低いから、2020年の東京五輪までに改善しないと世界の恥、みたいな話があった。 そんな...
「時」を読み解く

時の流れを感じられるのはなぜか?/松浦壮「時間とはなんだろう」

リーマン・ショックの真っ只中で、私の中の時の流れが、株価の変動に合わせて速くなったり、遅くなったり…。 時の流れは誰にとっても同じ、唯一絶対のものなのだろうか? そんな疑問が生じたときにアイン...
社会や政治の問題など

そもそも東京五輪開催はなんのため?

今やCOVID-19だけが待ち望んでいるとも揶揄される東京五輪。そもそもどういう経緯で、なんのために開催することになったのか? そんな疑問からWikipediaを読んで頭を整理した。 2016...
日記と雑談

電子書籍による読書の悩み

電子書籍で本を読むようになって10年ぐらい経っただろうか。 当初は紙が電子に変わったからといって、読書は変わらず読書のままだし、あふれかえる蔵書に歯止めがかかるなら好都合では?ぐらいの感覚だった。...
西行「山家集」

中世の月食は不吉。でも西行は月が好きだから見たい!

先日の皆既月食は空が雲に覆われていてまるで見えなかった。 外に出れば見えるかな?と図書館へ本を返却するついでに出かけてみると、多摩川の堤防の上に人があふれていた。昔の人があの光景を目にしたら、さぞか...
世界を読み解く方法

歴史家はどのように歴史像を描くのか?

エドワード・ハレット・カー「歴史とは何か」に登場する、「歴史とは現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話」という文章を目にして、投資家の思考と似ているなと感じた。 歴史とは現在と過去との対話/エ...
投信ビジネスの闇と再生への道

ESG投信の化けの皮をはがせ!/EUのサステナブルファイナンス開示規則

「ESG投資」や「SDGs」というキーワードが話題になるにつれ、これに関連する投資信託が数多く設定されるようになった。この手の商品に対する私の見解は、 そもそも企業は何らかの社会課題を解決するため...
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