万葉集

日本人の季節感は京都で生まれた?/森朝男「読みなおす日本の原風景」

日本人の季節感の形成について、おもしろい仮説に出会った。 万葉集の巻十四は「東歌」という表題になっており、現在の東海・中部・関東地方で詠まれた歌を230首収録している。 森朝男「読みなおす日本の原...
お薦めの本

投資に親しむための大学受験用参考書

日本人にとって株式投資が身近なものにならない理由として、もちろん金融機関が築き上げた負のイメージの影響も多大だが、そもそも経済活動に関する基礎教育が足りないことが考えられる。 大学受験の社会科では、...
投資や経済の話題

人工肉、代替肉、培養肉…。肉とは一体なにか?

今年5月にビヨンド・ミート(BYND)が株式を公開。IPO価格25ドルに対し、3ヶ月後の今の株価は約160ドル。その人気沸騰とともに人工肉の話題を目にする機会が増えた。 こんがらがってきたので頭の...
世界を読み解く方法

マックス・デルブリュック「限定的いい加減さの原理」

神田邦彦「現代文 標準問題精講」を解いていて、1969年度のノーベル生理学・医学賞受賞者のデルブリュックが、「限定的いい加減さの原理」が発見に必要だと述べたという話が出てきた。 "Principl...
日本文化探究の旅

琵琶湖の名称の由来。形? 弁財天?

さらに近江旅の予習中。 「覇王 信長の海 琵琶湖」を読んでいて気になった琵琶湖の名称の由来。 琵琶の形に似ているから? Wikipediaにはこんな風に書かれていた。 古代には、都から近い...
世阿弥「風姿花伝」

勢いに逆らわず時を待て/世阿弥「風姿花伝」

ビジネス書として世阿弥「風姿花伝」を読むという観点があるらしい。 ヘタな自己啓発本より世阿弥「風姿花伝」(12/07/21) 世阿弥の年齢別人生論/風姿花伝・年来稽古条々(13/03/27)...
名言・名文

現代に美しいものが生まれにくいのは…/白洲正子「近江山河抄」

白洲正子「近江山河抄」を読んでいて、旅とは関係なく印象的だった一節。 信楽焼に関する記述で、焼き物を形容する「景色」という言葉から、 「古くから言い慣らされた「景色」とは、実にいい言葉である。...
日記と雑談

推理小説と株式投資。似ていて非なるもの。

20歳前後の頃は推理小説ばかり読んでいた。特に好きだったのがエラリー・クイーンの国名シリーズ。 ローマ帽子の秘密 フランス白粉の秘密 オランダ靴の秘密 ギリシャ棺の秘密 エジプト十字架の...
日本の歴史と文化

国宝「孔雀明王像」を観る/原三渓の美術 伝説の大コレクション(横浜美術館)

関東大震災後の復興に尽力した横浜の名士、原三渓(1868~1939)。 その生誕150年、没後80年に合わせて横浜美術館で開催されている「原三渓の美術 伝説の大コレクション」を鑑賞してきた。 ...
日本文化探究の旅

石垣職人・穴太衆の原点は古墳?/白洲正子「近江山河抄」

近江旅の予習に白洲正子「近江山河抄」を読んだ。 歴史を巡る旅をしたい私にとって素晴らしいガイドブックだが、1972年の連載をまとめた本なので、風景の記述には期待薄だろうか。それでも近江八幡の長命寺に...
日本の歴史と文化

明治・大正の美術品バブル/高橋箒庵「東都茶会記」

高橋箒庵の「東都茶会記」を読む中で、懐石料理以外に気になったのは美術品売買の話。 1916年12月31日に「道具の当たり年」として記された一節。 「明治初年に売却されたる品々が四十余年後の今日...
食文化と美食探訪

益田鈍翁の茶懐石/高橋箒庵「東都茶会記」

北大路魯山人(1883~1959)は高級料亭「星岡茶寮」のイメージから、たいそう豪華な食生活を送っていたように思われるが、 「手のこみ入ったものほどいい料理だと思ってはいないか。高価なものほど...
日本の美意識

日本美術と西洋美術の比較/秋元雄史「日本美術鑑賞」

東京芸大・美術館館長の秋元雄史教授の講演を聞いてきた。「一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞」の出版記念だ。 これまでは和歌や古典を中心に日本の美意識を追ってきたが、この本との出会いを機に、美術品の勉...
日本の歴史と文化

前方後円墳の名称の由来

前方後円墳は「鍵穴型」という捉え方をすると、円墳部分が前で、方墳部分が後の「前円後方墳」に見える。※ちなみに英訳は鍵穴”Keyhole-shaped tomb” なぜこの名称になったのが? 江...
日本の美意識

日本美術の二つの系譜

講師・山下裕二、聞き手・橋本麻里の「驚くべき日本美術」。 山下氏が日本美術の二つの系譜を示し、 「二つのライン、その間の幅が非常に広いことが、実は日本美術の豊かさだと思うんです。おそらく、...
世界を読み解く方法

近代と現代を分かつもの/神田邦彦「現代文 標準問題精講」

「現代」の一つ前の時代を指す「近代」。しかしその区別はなんとなくモヤっとしている。 これについて論じている大学受験の現代文問題集の学習メモ 「近代」の特徴を表す、三つの「つ」 著者は近代の特徴と...
日記と雑談

消えゆく書店とべネディクト・アンダーソンの出版資本主義

消えゆく書店 約8年前にこんなことを書いていた。 本屋の残しかた(11/01/16) 本屋の残しかた・2 日米の書店環境の違い(11/06/14) 当時アメリカで生き残りが絶望視されていた...
お薦めの本

プラネタリー・バウンダリーとは?/ヨハン・ロックストローム「小さな地球の大きな世界」

先日、地球環境研究の国際プラットフォーム「Future Earth」の谷淳也さんにお目にかかり、ご紹介いただいた一冊。 ヨハン・ロックストローム「小さな地球の大きな世界」 日本のプライベートバ...
投資や経済の話題

資本主義ってそもそも何ぞ?

金融危機や環境問題に絡めて「資本主義の終焉」を謳う本が多いが、それを取って代わる未来像を示しているものは皆無と言えるし、それぞれの著者の資本主義のイメージがバラバラで混乱する。 資本主義って言葉を...
コラボ企画☆本日のスープ

長期投資に必要なのはファンドへの信用/本日のスープ104皿目

リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。 m@さんからのご寄稿コラムです。 102皿目でまろさんの、103皿目でrennyさんのアクティブファンドの評価軸を伺いました。 ま...
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