お薦めの本

都市拡大のための「砂」争奪戦/石弘之「砂戦争」

昨年は石弘之さんの「感染症の世界史」がとても勉強になったが、またまた興味深い一冊を出版されていた。 石弘之「砂戦争 知られざる資源争奪戦」 砂なんて砂漠に行けばいくらでもあるじゃないか、と...
お薦めの本

人は自分の見たい現実しか見ない/大治朋子「歪んだ正義」

ごく普通の人がなぜ過激化するのか? 大治朋子「歪んだ正義」は、このプロセスを分析した一冊だが、投資でうまくいかない人の思考例にも似ていて興味深い。 「人は自分の見たい現実しか見ない」とはカエサルが...
兼好法師「徒然草」

偽ブランドは嘘つきのはじまり/池谷裕二「脳はすごふる快楽主義」

脳科学者の池谷裕二さんが最新の論文を紹介するエッセイ集。第3巻の「脳はすごふる快楽主義」を読んだ。 このシリーズは実に面白く、前2巻で印象的だった論文もメモを残している。 心が通じ合うとは...
投資や経済の話題

世界経済の政治的トリレンマの現在地

世界経済の政治的トリレンマを描いた、ダニ・ロドリック「グローバリゼーション・パラドクス」。原書は2012年に、日本語訳は2013年に出版された。 著者は民主主義とグローバル市場の間の緊張を解決する方...
偶然とリスクの諸相

高度化するリスク「原発×新型ウイルス=人工知能?」

リーマンショックや3.11後の原発事故を目の当たりにして、ウルリヒ・ベック「危険社会」をはじめ、偶然とリスクの諸相に関する本を読みあさった時期がある。 リスク管理は破局に無力/ジャン=ピエー...
COVID-19

緊急事態宣言ふたたび。政治は…これが限界か。

12月頃から雲行きが怪しくなっていたにもかかわらず、何か手を打つでもなく、悪化の一途をたどり…、緊急事態宣言へ。といった印象で、なんだかなぁ。 そういえば去年の春、出版された本にこんな一節があった。...
COVID-19

インフルエンザが帰ってきた時のために

ふと思いついて、厚労省の「人口動態統計」から、インフルエンザによる死者数の推移を抜き出してみた。 インフルエンザはワクチンも治療薬もあって、主に冬の間だけ流行する。(2019年1月は1日あた...
お薦めの本

レベッカ・ヘンダーソン「資本主義の再構築」

株主価値最大化こそが正義!という旗振り役だったハーバード大学。今ではだいぶ様子が変わっていることを認識できる一冊。 レベッカ・ヘンダーソン「資本主義の再構築」 「企業の目的・存在意義、...
しあわせのかたち

生命の仕組みに逆らわない生き方

昨年書いた記事の中で最も多くの方の目に留まったのは、 孔子と荘子。未来に対する姿勢の違い。(20/01/20) 1月に書いたものだったが、それからまもなく、未来が極めて不透明な世界がやって...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2020年

今年はなんといってもCOVID-19をきっかけに手にした本が多い。こんなことでもなければ、目が向かない分野だと思うので、この機会に感染症やウイルス関連の書籍を徹底的に読み倒した。 たしか一番最初は3...
しあわせのかたち

贅沢に余暇を楽しむために/國分功一郎「暇と退屈の倫理学」

テレワークにより浮いた通勤時間分の余暇をどう使うか?ラッセルの「怠惰への讃歌」で読み解いたりしてみたが、 テレワークによる余暇を知的に遊べ!/ラッセル「怠惰への讃歌」(20/06/23) そう...
お薦めの本

思いやりだけが魂の抗毒素/エリック・ホッファー「魂の錬金術」

エリック・ホッファー(1902~83)を在野の哲学者とでも称するべきか。その生涯をWikipediaでも読むことができるが、かなり独特だ。 7歳の時に原因不明の失明をするが、15歳の時に突然視力が回...
投資や経済の話題

個人投資家としての2020年

私が株式投資をはじめて20年の節目に襲来したCOVID-19。ITバブル崩壊、リーマン・ショックと2度の暴落の経験を経て、今年3月の暴落時では積極的に投資することができた。 というか本気で投資と向き...
食文化と美食探訪

2020年の美食探訪

今日のお昼で今年の外食の予定が完結したので一年のまとめ。 外食に出かけるには少し覚悟が必要になったこともあり、数えてみれば、今年の外食回数は前年比で4割減になっていた。 とはいえ「食べて応援したい...
投資教育

世の中を変えるお金の使い方はいいけれど。

最近、若い世代の関心が高いこともあり、雑誌等で表題のような特集を見かけることが増えたように思う。 でもなんだか違和感を覚えることがある。 私の中では大前提として、 個人の資産形成という土台が...
投資の賢人に学ぶ

値上がりした保有株をいつ売るべきか?

今年夏頃に株の売り時について質問された時の回答を抜粋。 ちょうど質問を受けた時期に手放した次の2社を例に説明した。 3月の暴落時に医療部門に着目して投資したキヤノン(株価-27%で損切り)...
世界を読み解く方法

デビッド・ロブソン「なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか」

知識を得て、経験を積むとともに人は賢くなるもの。そう願いたいところだが… "The Intelligence Trap(知性の罠)" に陥りがちで、 「名声ある者ほど実は愚かであり、劣ってい...
COVID-19

テレワークは家族の健康促進にも有益かも

毎年ゴールデンウィーク明けに受診していた人間ドックが、COVID-19の襲来で11月初めにずれ込み、先ごろ結果が届いた。 ここ数年、年々悪化していた血液検査のコレステロール値が改善。去年は「C」判...
投資で創った人生哲学

株式市場と向き合うために古典が必要だった。

鎌倉投信の運用報告会で鎌田さんが今年の相場を振り返り、「株式市場は人間を試すものだなぁ」としみじみ語られているのを伺い、ふと気がついた。 鎌田さんのTwitterを調べると最近、似たようなTweet...
食文化と美食探訪

サステナブルなレストランとは?(レフェルヴェソンス・生江シェフ)

味の素食の文化センターが開催する食文化にまつわるシンポジウムが、今年はオンライン配信に変更されて便利になった。 今回のテーマは「食のサステナビリティ」。 ちなみに去年の参加メモは、 髙橋拓児...
タイトルとURLをコピーしました