兼好法師「徒然草」

徒然草・最終段に込められた意味

徒然草の最終段である243段は少し不思議。 幼少期の兼好法師が父親に「仏って何?」と問いかけ、数回の問答の後に、父は答えられなくなり、 「問ひ詰められて、え答へず成り侍りつ(息子に問い詰められ...
日記と雑談

「とーとつにエジプト神」をきっかけに、古代エジプトの信仰を学ぶ。

Amazon Prime でたまたま出会ったアニメ「とーとつにエジプト神」。 なんだこのモチッとした可愛いキャラはと笑って眺めていたが、あれ? このキャラデザインって本物に忠実なのでは? と気付き...
COVID-19

今は引きこもりが正義。世間の善悪はコロコロ変わる。

地元からほとんど動かない生活がすっかり定着した。 年初から何回電車に乗ったか数えてみたら10回。仕事絡みが2回、健康診断と歯医者が1回ずつ、残りは外食。自家用車はなく、1度レンタカーを借りて箱根を旅...
お薦めの本

平山賢一「日銀ETF問題」が提言する出口戦略

平山賢一「日銀ETF問題」を読んだのを機に、2年前に調べた日銀の統計データを更新してみた。 日銀のETF投資が東証一部時価総額に占める割合の推移。 議決権行使がどうなっているのか気になって...
古典に学ぶ人生論

鴨長明の方丈庵。台所がないのが気になる。

引越先を探す中で、必要な家の広さについて考えていて、なぜか、鴨長明「方丈記」を読み直しはじめた。 ちなみに「方丈記」の「方丈」とは、長明の住んだ家の広さを現す。 方丈=一丈四方 一丈=3.0...
投資や経済の話題

都内のマンション価格、高すぎない?

2019年10月の台風を機に、今後の温暖化による異常気象を考慮すると、多摩川近くの低地から離れた方がよかろうと、引越先を探している。 2021年に入ってから、マンション価格がおかしい気がする。城南...
世界を読み解く方法

テクノロジーに関する未来予測が当たらないのはなぜ?/ミチオ・カク「穴居人の原理」

テクノロジーに関する未来予測が当たらないのはなぜか? 物理学者ミチオ・カクは「2100年の科学ライフ」(2011)のなかで、その原因を「穴居人の原理」と呼び、原始的な欲求に答えを求めた。 「現...
資本主義問題

ゲオルク・ジンメル「近代文化における貨幣」(1898年)

投資家人生もだいたい半分を折り返し、残り20~30年だろうから、ここらで一度、資本主義の問題点を自分の中で整理し、これからを考えるヒントにしたい、というのが最近のテーマ。 ゲオルク・ジンメルの「貨幣...
資本主義問題

格差はエントロピー増大の帰結/矢野和男「予測不能の時代」

この宇宙で「エントロピー増大の法則」に逆らえる存在はない。 この法則を経済現象に当てはめて、富が生まれる源泉を説いた、長沼伸一郎「現代経済学の直観的方法」になるほど!だった。 今度は矢野和男「予測...
人工知能をめぐる議論

カンブリア大爆発における眼の誕生とAIを進化させるGPU

生物の進化に学び、創造性を育む。そんなコンセプトの太刀川英輔「進化思考」がとても興味深い。 約5億年前のカンブリア紀に、生物が爆発的に多様化。現生生物の祖先となる種類のほとんどがわずかな期間に出揃っ...
お薦めの本

温暖化対策の危険な最終手段/杉山昌弘「気候を操作する」

気候工学。 杉山昌弘「気候を操作する」では、 「人工的・直接的に気候システムに介入して、地球温暖化対策とすること」 と定義し、主に2つの方法を紹介している。 大気中からCO2を直...
人生の哲学と科学

流動性知能・結晶性知能(レイモンド・キャッテル)

太刀川英輔「進化思考」を読んでいて、そうだよね、と実感のある話。 心理学者レイモンド・キャッテル(1905~1998)の研究によると、人の知能には2つの異なった性質がある。 流動性知能…新し...
お薦めの本

ブランコ・ミラノヴィッチ「資本主義だけ残った」

ブランコ・ミラノヴィッチ「資本主義だけ残った」を読了。 この本の要点となる2つの資本主義のかたちについては、 リベラル能力資本主義(アメリカ) 政治的資本主義(中国) すでに著者の別...
国際政治・外交と地政学

正義のかたちと知性の限界/高坂正堯「国際政治」

頭の中の振り子が地政学や外交の方へ振れると、読み返さなきゃ!と思うのが、高坂正堯氏(1934~96)の著作。 といっても、手元には「文明が衰亡するとき」しかなかったので、先日Kindleでセールをし...
世界と日本の経済史

図解 ヴェネツィア 衰亡の要因/高坂正堯「文明が衰亡するとき」

繁栄を謳歌したヴェネツィアの衰亡が今の日本に似てる?と言われることもあるので、高坂正尭「文明が衰亡するとき」P116~157を再読して図解。 外部環境の変化 オスマン・トルコの攻勢…14...
資本主義問題

ジョージ・ソロスの“reflexivity”(再帰性・相互作用性)

“Foreign Affairs”別冊アンソロジーを読んだのを機に、グローバル資本主義の問題点をえぐった名著をということで、1998年に出版された一冊を取り寄せた(日本語版は1999年)。 ジョ...
お薦めの本

マジックマネー、資本主義の衝突、デジタル独裁国家/“Foreign Affairs”別冊アンソロジー

危機の時は“Foreign Affairs”の別冊アンソロジー 東アジアの地政学について学んでいて、あ!と思い出して購入したのが、“Foreign Affairs”の別冊アンソロジー「パンデミック後...
国際政治・外交と地政学

東アジアの地政学を学ぶ

岡本行夫「日本にとって最大の危機とは?」を読んだのを機に、東アジアの地政学を学んでおきたいなと思い、とりあえず以下の2冊を読んだ。 茂木誠「日本人が知るべき東アジアの地政学」 秋本利秋「逆さ...
私の人生観

30代前半でFIREも、2年で社会復帰。その後「中隠」へ。

FIRE。アメリカの20~30代の間で盛り上がっている “Financial Independence”(経済的自立) “Retire Early”(早期リタイア) を組み合わせた造語らしく...
国際政治・外交と地政学

隣国の建国100周年に要注意/岡本行夫「日本にとって最大の危機とは?」

岡本行夫さん。顔を見れば、外交関係のあの人か、と分かる方が多いだろう。COVID-19で2020年4月24日に亡くなっていたのか・・・。 アダム・トゥーズ「暴落」を読んだのをきっかけに、私は外交や地...
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