めくるめく和歌の世界

藤原定家、明月記の超新星爆発と星の歌。

今冬の星空の話題として、オリオン座・ベテルギウスの異変がある。 その星の光が急速に暗くなり、超新星爆発がまもなくかも、とのこと。地球から650光年の星なのですでに爆発しているかもしれないが。 明月...
老舗企業の追っかけ

金剛組第三十二世・金剛喜定の遺言(1802年)

経済危機の時こそ、企業の本当の価値や魅力が見えてきたりするもの。より長い目で、社会にとって必要な企業とは?と考えたくなるのか、リーマン・ショックの頃も老舗企業の理念を拾い集めたりしていた。 今回も手...
COVID-19

VIX(恐怖指数)のおさらい。VIXとS&P500の推移(2000年~)

株安祭りが開演されたようなので、リーマン・ブラザーズが破綻した頃によく紹介した指数をもう一度。 VIX(Volatility Index) ※Wikipedia(意味) YahooFinance(チ...
お薦めの本

非多数派機関の憂鬱/森田長太郎「経済学はどのように世界を歪めたのか」

森田長太郎「経済学はどのように世界を歪めたのか」には、経済ポピュリズムの圧力を受ける中央銀行の金融政策が描かれている。そしてなぜ中央銀行の独立性が脅かされるのか、問題の根幹を説いた部分がとても分かりや...
投資哲学を求めて

世間が悲観に覆われた時こそ、投資を楽しむ♪

COVID-19の世界的な感染広がりにより、経済活動が停止する中、「リーマン・ショック以来の…」という文言を見聞きすることが増えた。 約10年に1度のペースでやってくる金融危機に弱気になって、ここ...
お薦めの本

太陽の黒点活動と景気や気象の関係

太陽の活動周期が底の時期に、なぜか決まってやってくる金融危機。 新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行で遂にはじまるかもしれない。 ふと思う。太陽活動が弱まると紫外線も弱まってウイ...
世界を読み解く方法

読書はネット社会への抵抗だ!/デヴィッド・L・ユーリン「それでも、読書をやめない理由」

2010年にアメリカで出版され、2012年に翻訳された、デヴィッド・L・ユーリン「それでも、読書をやめない理由」。 原題は“The Lost Art of Reading: Why Books Ma...
お薦めの本

三つ星シェフの自伝、マルコ・ピエール・ホワイト「キッチンの悪魔」

マルコ・ピエール・ホワイトの自伝「キッチンの悪魔」を読んだ。 イギリスの片田舎の貧しい父子家庭で育ち、高校中退後に料理の道へ進み、ミシュランの星付きの「ル・ガヴローシュ」「ル・マノワール」で働いた後...
世界を読み解く方法

知識分類のはじまり(16、17世紀)/ピーター・バーク「知識の社会史」

ピーター・バーク「知識の社会史」の第5章「知識を分類する」。ここに描かれたヨーロッパにおける知の整理が面白かったのでメモ。 知の分類に関する論争 1400年頃のミラノの大聖堂の建築における石工と建...
世界を読み解く方法

ロジェ・カイヨワ「循環的時間、直線的時間」

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による経済見通しを語る時、決まって2003年のSARSの時の株価や経済統計が持ち出される。 この手法で未来の何が分かるのだろう?とモヤモヤを感じながら、た...
ラッセル&アランの幸福論

自分を幸せにできない人に、他者の幸福を語ることはできない。/アラン「幸福論」

幸せな人生を送る人は、人の痛みが分からないと揶揄されることがある。単なる妬みというよりも、不幸や悲しみの上にしか美徳は存在しない、という奇妙な先入観に由縁するように思える。 三大幸福論と称されるうち...
万葉集

万葉集のかけ算九九遊び

かけ算の九九は、万葉集の時代にはすでに常識だったようだ。おもしろいのでいくつか用例をメモ。 まずはこの時代を代表する歌人、柿本人麻呂の一首から。狩りに出かけた長皇子を讃えた歌の中で、 十六社者...
投資や経済の話題

世界の貿易は金融危機以来の弱さ/World Trade Monitor に要注目

オランダ経済政策分析局が発表している"World Trade Monitor" なぜオランダがこの統計を発表しているのか経緯は知らないが、世界80カ国以上の貿易動向を集計し、毎月下旬に前々月分のデー...
お薦めの本

東京は親子どんぶり/ロジャー・パルバース「もし、日本という国がなかったら」

日本を単一の民族・文化・社会と見るのは間違っている。このことを身をもって実感したのは、福岡出身の妻と結婚してから。 普段は気が付きにくい「多様な日本」を理解するには、海外からやってきた日本好きの識者...
日本の美意識

美意識を土壌に生み出されるもの/久保友香「盛りの誕生」

女子高生を中心に形づくられた「盛り」には、日本の伝統的な美意識が根付いていると指摘した一冊が興味深い。 久保友香「盛りの誕生」 部外者には服装や化粧など見た目がまるで同じの量産型少女が、渋...
中国古典

理想は「やむをえず」の境地にある/荘子・刻意篇

「やむをえず」という言葉の源流は、荘子にあるようだ。 刻意篇では聖人を目指そうとする次の五つのタイプを示した上で、 世俗から離れ、高らかに理想を論じて世間を見下す者 人々に仁義忠信を語り、徳...
中国古典

孔子と荘子。未来に対する姿勢の違い。

将来の目標に突き進むことを美徳とする世間の考え方がなんか嫌い。そんな話を先日書いたのだけど、ふと気が付いたことがある。これは孔子と荘子のどちらを支持するのか?という違いかもしれない。 「論語」の一節...
お薦めの本

金融株に投資をするなら、若奈さとみ「巨大銀行のカルテ」

昨年2019年秋にこんなに凄い本が出版されていたのを見逃していた。 若奈さとみ「巨大銀行のカルテ リーマンショック後の欧米金融機関にみる銀行の未来」 リーマン・ショックから10年超にわたる金融...
お薦めの本

生きるとは、分からない世界から分かることを増やすこと/中屋敷均「科学と非科学」

サイエンスエッセイ、中屋敷均「科学と非科学」がおもしろい! 本書の第七話「科学と非科学のはざまで」は、2019年の東京大学の入学試験にも採用された名文だ。 まず「カオスの縁」という概念を出だしで説...
しあわせのかたち

夢は叶った後に気づきたい

正月休みが終わると「今年の抱負」を語らう習慣がある。 世間では将来の夢や目標を持つことが美徳されるが、明確な目的を持ってそれに突き進む人生はなんだか息苦しい。 今を生きることが不確実な未来のための...
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