COVID-19インフルエンザが帰ってきた時のために ふと思いついて、厚労省の「人口動態統計」から、インフルエンザによる死者数の推移を抜き出してみた。 インフルエンザはワクチンも治療薬もあって、主に冬の間だけ流行する。(2019年1月は1日あた... 2021.01.06COVID-19
お薦めの本レベッカ・ヘンダーソン「資本主義の再構築」 株主価値最大化こそが正義!という旗振り役だったハーバード大学。今ではだいぶ様子が変わっていることを認識できる一冊。 レベッカ・ヘンダーソン「資本主義の再構築」 「企業の目的・存在意義、... 2021.01.03お薦めの本社会的投資
しあわせのかたち生命の仕組みに逆らわない生き方 昨年書いた記事の中で最も多くの方の目に留まったのは、 孔子と荘子。未来に対する姿勢の違い。(20/01/20) 1月に書いたものだったが、それからまもなく、未来が極めて不透明な世界がやって... 2021.01.01しあわせのかたち
お薦めの本読んだ本と振り返る2020年 今年はなんといってもCOVID-19をきっかけに手にした本が多い。こんなことでもなければ、目が向かない分野だと思うので、この機会に感染症やウイルス関連の書籍を徹底的に読み倒した。 たしか一番最初は3... 2020.12.29お薦めの本COVID-19
しあわせのかたち贅沢に余暇を楽しむために/國分功一郎「暇と退屈の倫理学」 テレワークにより浮いた通勤時間分の余暇をどう使うか?ラッセルの「怠惰への讃歌」で読み解いたりしてみたが、 テレワークによる余暇を知的に遊べ!/ラッセル「怠惰への讃歌」(20/06/23) そう... 2020.12.27しあわせのかたち
お薦めの本思いやりだけが魂の抗毒素/エリック・ホッファー「魂の錬金術」 エリック・ホッファー(1902~83)を在野の哲学者とでも称するべきか。その生涯をWikipediaでも読むことができるが、かなり独特だ。 7歳の時に原因不明の失明をするが、15歳の時に突然視力が回... 2020.12.25お薦めの本名言・名文
投資や経済の話題個人投資家としての2020年 私が株式投資をはじめて20年の節目に襲来したCOVID-19。ITバブル崩壊、リーマン・ショックと2度の暴落の経験を経て、今年3月の暴落時では積極的に投資することができた。 というか本気で投資と向き... 2020.12.23投資や経済の話題
食文化と美食探訪2020年の美食探訪 今日のお昼で今年の外食の予定が完結したので一年のまとめ。 外食に出かけるには少し覚悟が必要になったこともあり、数えてみれば、今年の外食回数は前年比で4割減になっていた。 とはいえ「食べて応援したい... 2020.12.17食文化と美食探訪
投資教育世の中を変えるお金の使い方はいいけれど。 最近、若い世代の関心が高いこともあり、雑誌等で表題のような特集を見かけることが増えたように思う。 でもなんだか違和感を覚えることがある。 私の中では大前提として、 個人の資産形成という土台が... 2020.12.16投資教育
投資の賢人に学ぶ値上がりした保有株をいつ売るべきか? 今年夏頃に株の売り時について質問された時の回答を抜粋。 ちょうど質問を受けた時期に手放した次の2社を例に説明した。 3月の暴落時に医療部門に着目して投資したキヤノン(株価-27%で損切り)... 2020.12.07投資の賢人に学ぶ
世界を読み解く方法デビッド・ロブソン「なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか」 知識を得て、経験を積むとともに人は賢くなるもの。そう願いたいところだが… "The Intelligence Trap(知性の罠)" に陥りがちで、 「名声ある者ほど実は愚かであり、劣ってい... 2020.12.03世界を読み解く方法お薦めの本
COVID-19テレワークは家族の健康促進にも有益かも 毎年ゴールデンウィーク明けに受診していた人間ドックが、COVID-19の襲来で11月初めにずれ込み、先ごろ結果が届いた。 ここ数年、年々悪化していた血液検査のコレステロール値が改善。去年は「C」判... 2020.12.02COVID-19
投資で創った人生哲学株式市場と向き合うために古典が必要だった。 鎌倉投信の運用報告会で鎌田さんが今年の相場を振り返り、「株式市場は人間を試すものだなぁ」としみじみ語られているのを伺い、ふと気がついた。 鎌田さんのTwitterを調べると最近、似たようなTweet... 2020.11.28投資で創った人生哲学
食文化と美食探訪サステナブルなレストランとは?(レフェルヴェソンス・生江シェフ) 味の素食の文化センターが開催する食文化にまつわるシンポジウムが、今年はオンライン配信に変更されて便利になった。 今回のテーマは「食のサステナビリティ」。 ちなみに去年の参加メモは、 髙橋拓児... 2020.11.25食文化と美食探訪講演・取材メモ
古典に学ぶ人生論他者に迎合せず、その個性を尊重して己を磨け!/夏目漱石「私の個人主義」 晩年の夏目漱石(1867~1916)の講演録「私の個人主義」。1914年に学習院で行われた講演だ。青空文庫で初めて読んだのだが、これはおもしろい。 漱石はロンドンに留学した頃の自分を次のように揶揄す... 2020.11.24古典に学ぶ人生論
講演・取材メモ書店がダメになったのは、日本で最もサービスが悪い業態だから。 今日インターネット配信された朝日教育会議「これからの大学 for ダイバーシティ~多読・会読・連読の場~」で松岡正剛さんが書店がジリ貧になった原因を指摘。なるほどたしかにそうだな、と感じたのでメモ。 ... 2020.11.22講演・取材メモ
日本の歴史と文化連歌に対する感覚の不思議。海外の文芸人には恥ずかしい行為? 村井康彦「武家文化と同朋衆」を読んでいて、なんだか不思議に思った「連歌」に対する感覚の国際比較。 以下の4人がホテルに閉じこもり、連歌を試みたところ、 オクタヴィオ・パス(メキシコ人) エド... 2020.11.21日本の歴史と文化
お薦めの本ペロポネソス戦争下のアテネを襲った疫病/トゥキュディデス「歴史」 ペロポネソス戦争(前431年~404年)を描いたトゥキュディデス「歴史」。 この戦史において、今だからこそ注目したい部分が、アテネとスパルタとの戦いの転換点となった、アテネでのパンデミック。 アテ... 2020.11.18お薦めの本COVID-19
食文化と美食探訪家庭との同化を目指したホテル/森裕治「山の上ホテルの流儀」 「Go to トラベル」の都民割が追加されると聞いた時に、真っ先に思い浮かべたのが「山の上ホテル」。 客室数が35室に対して7つのレストランとバー。 客室に対して飲食店の数が妙に多く、「てんぷら山... 2020.11.16食文化と美食探訪COVID-19
お薦めの本磯田道史「感染症の日本史」 今、歴史学が世の中にできることは何か? パンデミックの日本史を振り返り、最近の動向と照らし合わせると、同じ過ちを繰り返していたり、過去に結論が出ていることを議論していたり…歴史に学ぶことの大切さがよ... 2020.11.13お薦めの本COVID-19