脳と遺伝子の探求

文字を読むことの脳科学/メアリアン・ウルフ「プルーストとイカ」

先週、読書好きのための遊園地?、角川武蔵野ミュージアムを訪問。 図書館や書店のような管理のしやすさを重視した本棚ではなく、 目に留まったテーマから芋ずる式に読みたい本があふれだす仕組み。 脳関連の棚で...
世界を読み解く方法

人間の認識に客観は存在しない。あるのは主観のみ。

宇宙物理学に触れると、直感的には理解し難い話が満載。 サイクリック宇宙論…現在の宇宙はビックバン(膨張)とビッククランチ(収縮)を30~50回繰り返してできあがったもの? 私たちは50回目の宇宙を生き...
お薦めの本

ジョン・フォン・ノイマンの多分野に広がる好奇心。その背景は…

ジョン・フォン・ノイマン(1903~57)に関する本を2冊読んだ。 アナニヨ・バッタチャリヤ「未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン」 高橋昌一郎「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」 「...
投資や経済の話題

期待を集めるインド株。でも温暖化でインドに人が住めなくなるかも。

遂に中国経済が変調をきたし、次はインドの時代だ! インドは中国と違って資本主義の国だからインド株が有望だ! こんら論調が目につくようになり、影響される方もいるようで、 来年からの新NISAの成長投資枠...
人生の哲学と科学

量子もつれに思考がもつれる

昨年2022年にノーベル物理学賞を受賞したアントン・ツァイリンガー博士。 その著作「量子テレポーテーションのゆくえ」を読んでみたが、 あまり理解できず、ある面での知能の衰えを感じさせられた。 量子もつ...
食文化と美食探訪

和食の無形文化遺産登録から10年。何が変わった?

和食のユネスコ無形文化遺産登録10周年を記念して開催された、 日本料理人によるパネルディスカッションをオンライン視聴。 パネリストが超豪華。 髙橋拓児さん(「木乃婦」三代目) 中東久人さん(「美山荘」...
日本の神様と昔話

仏教伝来。どう受け入れたか? 今も変わらぬ日本的方法。

仏教が伝来した当時の日本人の反応が興味深い。 海外からの新しい潮流に対して、どんな行動をとりがちなのか、 今でも変わらない日本の源流が、ここにあるように思える。 仏教伝来。天皇が仏の姿に戸惑う。 日本...
投資教育

株は怖い。でも新NISAに興味はある。そんな人はどうする?

表題のようなタイプの方から相談を受けることになり、 これはどう調理すべきか、頭の整理がてらメモメモ。 新NISAが世間でどれくらい話題になっているのかは分からない。 どれだけNISAがブームになろうと...
人工知能をめぐる議論

知力を拠り所とする時代の終わり/出口康夫「AI親友論」

京都大学で哲学を教える出口康夫教授の「AI親友論」を読んで、 私は「知」に対する執着が強すぎるのかもと感じされられた。 人間は「知的能力」に自らの尊厳やを見出してきた。 地球上の他の動物や自ら生み出し...
世界を読み解く方法

ベーコンのイドラ。帰納法で読み解くその前に。

フランシス・ベーコン(1561-1622)といえば帰納法。 恥ずかしながら、それだけしか頭に残っていなかった。 あらためて高校生用の倫理の参考書を読み直すと、 世の中を帰納法で読み解くにあたっての前提...
投資教育

新NISA。投資をはじめる中高年が注意すべきこと。

来年からはじまる新NISA。 証券会社のセミナーで立ち見が出るほど世間の関心が高いらしい。 (※先日のポッドキャスト収録でrennyさんに教えていただいた) そんなに関心が高いなら、私が知人から相談を...
資本主義問題

資本主義と民主主義はセットではない?

資本主義と民主主義はセットでひとつ、二人三脚で成り立つ。 これは20世紀に学校教育を受けた私の思い込みなのかもしれない。 20世紀の後半の数十年間に、 民主主義と資本主義を採用していた国が豊かになった...
お薦めの本

動物の言語研究から人間社会を俯瞰する

ゴリラ研究の山極寿一さんと野鳥研究の鈴木俊貴さんの対談本、 「動物たちは何をしゃべっているのか?」。 京都大学の総長を務めた山極さんをご存じの方はほとんどだと思う。 私が鈴木さんのシジュウカラ研究を知...
人工知能をめぐる議論

生成AIは水をがぶ飲みする?

生成AIブームで高性能な半導体が注目されている。少し気になるのは半導体の性能が上がれば上がるほど、エネルギー消費量も増大するはずだけど、それ大丈夫? 気になってGoogleとMicrosoftの環境報...
世界を読み解く方法

好奇心の源は「問い」

先日、大学生から質問攻めにあう機会に恵まれ、株式投資に限らず、幅広く話をさせてもらって楽しかった。と同時に20代の好奇心ってすごいな!と感心した。 私はちょうど10年前から2年かけて、今の中隠生活に落...
世界を読み解く方法

未来を他人事ではなく自分事にすることのむずかしさ

未来を憂い、現在の行動を考えることのむずかしさ。 シーフードレガシーの花岡和佳男さんに、漁業の現状と未来について伺って、そうだよなぁと感じたこと。 漁業は世界的には成長産業と見なされており、環境持続性...
COVID-19

COVID-19がもたらした世代交代?

名刺交換と飲み会。 COVID-19の襲来を機になくすべきだったのに、復活してしまった残念な事例について以前書いた。 一方で復活せずに消滅したと思われる事例の中に、これは!!と未来が明るくなりそうなも...
投資哲学を求めて

民主主義に反しない株式投資を考えはじめる

投資家には「ノブレス・オブリージュ」がつきものだと思っている。フランス語の“noblesse oblige”は、 直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持...
サッカー

サウジアラビアはサッカーで何を目指しているのか?

最近サッカー界の選手移籍でサウジアラビアの存在感がすごい。移籍金・年俸がの金額が大きすぎて、もう分からん。一時期の中国リーグで動いていた金額も凄かったが、サウジに移籍してくる選手の方がレベルが段違いに...
お薦めの本

カール・ローズ「意識高い系資本主義が民主主義を滅ぼす」

内容もさることながら、翻訳のタイトルが素晴らしい一冊。 カール・ローズ「意識高い系資本主義が民主主義を滅ぼす」。 原題の“WOKE CAPITALISM”の“woke”に、 「意識高い系」という日本語...