お薦めの本 読んだ本と振り返る2015年 2008年から続けている読書の1年のまとめ。 でも今年は本を「読む」より「手放す」が記憶に残る1年だった。 結婚準備で一番大変だったのは蔵書の整理だったから(苦笑) そのおかげで本当に必要な本だけが手... 2015.12.26 お薦めの本
お薦めの本 食の詩集。長田弘「食卓一期一会」。 今年の春に亡くなった詩人、長田弘。 食にまつわる詩集があるというので手にとった。 あとがきで詩の題材に食を選んだ理由が語られている。「食卓は、ひとが一期一会を共にする場。そういうおもいが、いつもずっと... 2015.11.19 お薦めの本
お薦めの本 阿部豊「生命の星の条件を探る」 スティーブン・ホーキング博士と同様の難病、 全身の筋肉が次第に衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、 自分の研究内容を次世代に受け継ごうと3年書けて書いた一冊。 NHKニュースの特集がきっかけで... 2015.10.26 お薦めの本生物と生命の不思議
お薦めの本 10年後も読み返したい投資の本 2月頃から本棚の整理を続けている。 今春、家と駅のちょうど間に図書館ができたから、 図書館も自分の本棚と捉えて家を片づけることにしたのだ。数えてみれば先月末までに227冊ブックオフへ。 今月が総仕上げ... 2015.07.04 お薦めの本投資の賢人に学ぶ
お薦めの本 河口真理子「ソーシャルファイナンスの教科書」 お金儲けに執着していた投資家としての私は、 坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」 と出会ってから考え方が少し変わりはじめた。 キレイごとではなく、こんな素敵な会社があるのだから、 株主として誇れ... 2015.06.28 お薦めの本投資哲学を求めて
お薦めの本 投資家必読の一冊! 奥村宏「資本主義という病」 株式投資の未来になんとなく不安を感じている。 21世紀は上場維持のコストがうなぎ昇りの時代だから。 最近では金融庁が主導となり、スチュワードシップ・コード(機関投資家の行動規範)コーポレートガバナンス... 2015.06.17 お薦めの本資本主義問題
お薦めの本 江戸から見る自意識の変遷「日本人は日本をどうみてきたか」 「日本」を意識するのはどんな時? 私は和食の「だし」を味わったときかな。 だしの味わいを通じて洋食や中華との比較から、 心の中で日本が立ち上がってくるのだろう。海外との比較から自国を意識する。 江戸時... 2015.04.11 お薦めの本
お薦めの本 石川九楊「九楊先生の文字学入門」 書道をはじめたなら、その文化史も追求する! 先生に嫌がられるぐらいがちょうど良い(笑) 書家の講義録を本にしたものを読んでみた。 読中に書いた記事もすでにあるけど、 王羲之の草書の手紙が東アジアの「書... 2015.01.06 お薦めの本日本の歴史と文化
お薦めの本 日本人は言語面で優位/平川祐弘「日本語で生きる幸福」 日本語で生きる幸福。 タイトルに惹かれて手にとった。 著者は平川祐弘。ダンテ「神曲」の翻訳者だ。 今の時代、好き嫌いは関係なく英語を学ぶべき。 でも母語が日本語の日本人には有利な面もある。 というのが... 2015.01.04 お薦めの本
お薦めの本 読んだ本と振り返る2014年/日本料理を楽しむ♪ 世の中のことをもっと知りたい! 株式投資と出会ったことで開いた知的冒険への扉。 「投資」を過激に追求したら(なぜか大学院にまで突入)、 もうひとつの中心テーマ「日本」が現れてくる。 関心事の広がりを図... 2014.12.23 お薦めの本食文化と美食探訪
お薦めの本 ラ・ロシュフコーの幸福論。「箴言集」を読み解く。 ラ・ロシュフコー(1613-80)は17世紀フランスの名門貴族。 彼が遺した散文集「箴言集」は手元に置いておきたい逸品。 散文集は自分なりに編集・解釈できるからおもしろいよ。 この時期のフランスにはお... 2014.12.14 お薦めの本しあわせのかたち
お薦めの本 幸せになりたければ嫌われろ!/アドラー心理学に学ぶ 岸見一郎、古賀史健 共著「嫌われる勇気-自己啓発の源流アドラーの教え」 フロイト、ユングとともに心理学の三大巨頭とされる アルフレッド・アドラーの思想をまとめた一冊。 なんだこんな人がいたのか!という... 2014.10.17 お薦めの本しあわせのかたち
世界を読み解く方法 偶然の幸運をつかむために旅へ!/東浩紀「弱いつながり」 本屋で著者の名前をよく見かけるようになり、 手に取るたびに難しすぎて断念。が続いていた。 でも今回は出だしに惹かれて一気に読んだ。「ネットは階級を固定する道具です。階級という言葉が強すぎるなら、あなた... 2014.08.27 世界を読み解く方法お薦めの本
お薦めの本 ジョブズの師匠が語る、才能が集まる会社をつくる方法 邦題が残念な一冊「ぼくがジョブズに教えたこと」。 よくあるジョブズ便乗本ではないのに…。 原題は、 Finding the Next Steve Jobs How to Find, Keep and ... 2014.08.13 お薦めの本ビジネスの勘所
お薦めの本 仏教に学ぶお金との正しい付き合い方/生田一舟「禅とマネー」 著者は2013年に20年超勤めた三菱UFJ信託を退職、 臨済宗の禅僧になってしまった興味深い経歴の持ち主。 お金とはいったい何なのか?どう付き合うべきか? それを仏教の観点から解説したのが今日の一冊。... 2014.08.12 お薦めの本
お薦めの本 間違えだらけの日本代表「サッカー データ革命」 サッカー界にもデータ分析の時代がやってきた。 指摘されれば、思い込みだったことが多い。 本書で示された分析結果をいくつか紹介すると、 得点直後は失点しにくい コーナーキックとゴールに相関関係はない 試... 2014.08.09 お薦めの本サッカー
お薦めの本 バフェットさん関係の推薦図書 今日、本屋でたまたま見つけて思わず買ってしまった ローレンス・カニンガム「バフェットからの手紙」 バフェット自身によるバークシャー・ハサウェイ社の株主への手紙。 これをテーマごとに編集した、投資家なら... 2014.07.30 お薦めの本投資の賢人に学ぶ
お薦めの本 ローマ人の生と死/ハンナ・アレント「人間の条件」 2年前にも読んだ20世紀を代表する思想家の名著。 思考欠如の系譜を読み解く/ハンナ・アレント「人間の条件」 でもすべてを理解できたかというと微妙。 昨年秋にアレントを主人公にした映画が公開されたことで... 2014.06.23 お薦めの本
お薦めの本 社会を意識した投資をするための読書案内 今日のセミナーで配った資料。 社会を意識した投資をするための読書案内(PDFファイル) 出席者の多くが投資未経験の方という話だったので、 今日をきっかけに投資に興味を持ったら、こんな本読んでね。 って... 2014.06.21 お薦めの本
お薦めの本 ダニ・ロドリック「グローバリゼーション・パラドクス」 グローバル化は意外とやっかいだ。 支配的な言語のもとに経済的な利益が集まりがちだから、 21世紀中に8割以上の言語が失われるとの指摘もある。 言語の多様性は文化の多様性の裏返しで、創造性の源でもある。... 2014.06.11 お薦めの本