将来のリスクを少し違う視点で/別冊日経サイエンス「リスクの未来学」

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先月、中央公論のおもしろさに驚いて以来、
書店の雑誌コーナーにも目を向けるようになった。

今月購入したのは、

月刊誌「日経サイエンス」に掲載された記事の中から、
将来のリスクをテーマに17個を集めた別冊誌。

何が目をひいたかというと、一般的に将来のリスクというと、
温暖化の話が一番に来て、関連する記事がたくさんという印象。
でもこの雑誌で一番最初に登場する記事は、

暗躍する砂マフィア

世界の建築需要を満たすため、コンクリートに混ぜる川砂が足りない。
2050年までに世界中の砂を使い尽くしてしまう恐れがあるという話。

数年前に石弘之「砂戦争」を読んで大方理解はしていたが、

将来のリスクとしてこのテーマがトップ記事というのは面白い!

このほかにも森林資源の問題に言及する記事は「ロックの危機」。
エレキギターに使われるスワンプアッシュ材の危機的状況を伝える。

そして高齢化社会に伴う「認知症の刑事被告人をどう裁くか」、
宇宙移住に係る心身問題を検討した「スペースコロニーはできるのか」。

こんな調子で将来のリスクをテーマにした同種のまとめでは、
なかなか触れることのできない記事が並んでいてオススメだ。

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