日記と雑談

宇宙人ムームーと現代技術を学ぶ

4月から配信されているアニメ「宇宙人ムームー」がおもしろい!高度な文明を持つ星から地球へやってきた宇宙人ムームー。彼らの星で起きた戦争では、手っ取り早く戦争を終結するため、互いの陣営の技術者や知識人を...
日本文化探究の旅

木喰上人の微笑む仏像(小千谷市「木喰観音堂」)

新潟県小千谷市の山あいに佇む小栗山「木喰観音堂」を訪問。ここには江戸時代後期の遊行僧・木喰上人(当時86歳)が、彫り上げた仏像が35体安置されている。木喰上人の名前は「木食戒」に由来していて、 日本独...
日本の美意識

加藤周一「日本文化における時間と空間」

NHK「あの人の本棚」で鈴木敏夫さんが紹介されていて、愛読書の一つとして加藤周一の著作をあげていた。この機会に読んでみたのが、 加藤周一「日本文化における時間と空間」2008年に亡くなった著者が200...
投資や経済の話題

口座乗っ取り対策に悩む

あのテスタさんが証券口座(楽天証券)を乗っ取られたそうで、 二段階認証やデバイス認証に対応済み フィッシング詐欺にパスワードを打つようなことはしていないという話にこれは他人事ではない一大事!すでに情報...
お薦めの本

スーザン・ストレンジの予言的警鐘。カジノ資本主義、マッド・マネー。

先月収録したrennyさんとのポッドキャストの中で、スーザン・ストレンジ(1923~98)の本について触れた。でも私自身も内容を忘れかかっていたので、この機会に再読した。2冊の本の内容を簡単に紹介する...
食文化と美食探訪

美食宿に名物芋料理あり?

ゆめやとあさばの芋料理新潟の岩室温泉「著莪の里 ゆめや」に宿泊。客室、温泉、料理、接客のすべてが素晴らしかった。料理の一品で、びっくりするほど美味しかったのが、季節を問わず献立に載るという「ゆめや饅頭...
日本文化探究の旅

新潟・火焔型土器めぐり

新潟県に縄文土器を見に行った。事前にちゃんと調べていなくて現地で驚いたのは、上部がメラメラの「火焔型土器」は新潟特有の土器だったこと。火焔型土器が最も多く出土しているのは新潟県内の信濃川流域。特に信濃...
お薦めの本

オスマン帝国滅亡から約100年。荒れに荒れる旧支配地。

1922年にオスマン帝国が滅亡してから約100年。ふと気がつくと近年の目に付く紛争のほとんどは、旧オスマン帝国の支配していた地域で起きているような…調べてみたら想像以上に多くて驚きだった。バルカン半島...
投資や経済の話題

基軸通貨ドルや米国株投資の転換点?

トランプ関税は世界経済のあり方を変える大実験かも?というのが現時点での私の認識。それって簡単に言うとどういうこと?という質問に答えるための整理。 ドルが基軸通貨であるには、アメリカがドルを使って海外か...
お薦めの本

ニクソン・ショックからの数年を学ぶ/西野智彦「ドキュメント 通貨失政」

2025年4月のトランプ関税は経済秩序の改変を狙ったもの?1971年8月のニクソン・ショック以来の経済史における大事件?そんな仮説をもとに1970年代を振り返ることのできる本を探し、西野智彦「ドキュメ...
世界と日本の経済史

トランプはカエサル?グラックス兄弟?

ローマ帝国の歴史と今のアメリカの類似点を見る。そんな記述にちょくちょく出会う。 「パックス・ロマーナ」に倣って、冷戦終了後の約20年間を「パックス・アメリカーナ」と称する。 ローマ帝国初代皇帝アウグス...
国際政治・外交と地政学

トランプ関税について雑感

4月2日トランプ大統領の相互関税発表から、株価がお祭り状態。先週は旅に出ていたから、遠目にしか見ていなかったけど、今週から「ついに出番が来たー!」と投資家として目を覚ました。4月8日時点で投資家にとっ...
お薦めの本

作家の執筆環境(ハード・ソフト)/本の雑誌2025年3月号

たまたま見つけた「本の雑誌(2025年3月号)」。特集記事「私はこれで書きました。」が読んでみたかったのだ。作家のみなさんが現在、どんなツールで原稿を書いているのか?以下のような構成になっている。 北...
中国古典

できない理由から考えるのはダメ

最近の出来事から、ふと思い出したこと。20代半ばの頃、お世話になった税理士の先生に、「できない理由から考えるのはダメ」と教えられた。※昔紹介した3つの教えのうちの1つ相談を受ける立場になって考えてみれ...
日記と雑談

箱根本箱は料理も読書家仕様

図書館や本屋さんに宿泊する感覚のホテル「箱根本箱」。以前から泊まってみたいなと思っていて、このたびついに実現!限られた時間でとにかく手当たり次第の本を手にとってみて、以下の本を今後、精読しようかなと選...
IR情報等から企業を見る

四季報ガチャ。カプセルトイの勢いが凄い!

十何年ぶりかに紙の四季報を手にした。といってもこんなサイズである。バンダイナムコのガシャポン「豆四季報」で引いてきた。投資家としてはこんなの見つけたら回したくなっちゃうよ。カプセルトイの販売機が大量に...
脳と遺伝子の探求

脳の進化にまつわる誤解。人類が進化の最終形ではない。

鳥が私たちと同じように言語や文法を操っている。鈴木俊貴さんの研究に驚いてしまうのは、脳の進化にまつわる誤解が頭から離れないせいだと思う。現在でも引用されることの多い誤った捉え方の代表例が、ポール・マク...
お薦めの本

音声メディアの可能性/冨山雄一「今、ラジオ全盛期。」

ラジオとは無縁の人生を送ってきたので、 冨山雄一「今、ラジオ全盛期。」というタイトルに、なんだ?と興味を持って読んでみた。2024年2月に開催のオールナイトニッポンの特別イベントに、 東京ドームに、5...
お薦めの本

鈴木俊貴「僕には鳥の言葉がわかる」

鈴木俊貴さんはシジュウカラの研究を通じて、「動物言語学」という新たな分野を立ち上げた人物。私も3年前に初めてこの研究を知って、とんでもなく驚いた。つい最近まで、言語学者と動物学者の共通認識は、 動物の...
お薦めの本

21世紀の本をめぐる環境の激変/ジョン・B・トンプソン「ブック・ウォーズ」

デジタル革命が書籍関連ビジネスに与えた衝撃を描いた、 ジョン・B・トンプソン「ブック・ウォーズ」2025年1月に日本語訳が出版されたが、原書は2021年出版で事例やデータは2018~19年。以下のよう...