日記と雑談なんでも温暖化のせいにしない 6月中に梅雨が明けてしまうという謎の事態に遭遇し、地球温暖化だから仕方ないよね…と考えがち。 でも、そこで考えるのを止めたら終わりなんだよね、というのを10年前に書き残した記事とともに反省した。美味... 2022.06.30日記と雑談
日記と雑談言葉も文章も操る鳥、シジュウカラ。 鳥も単語や文章を操り、会話をしている。そんな鈴木俊貴さんの研究に密着したNHKの番組を見て、なんだこりゃ!と心から驚いた。 私が見たのはNHKBS「ワイルドライフ」だったが、Eテレ「サイエンスZER... 2022.06.29日記と雑談
講演・取材メモ資源パラドックス! 電気自動車は環境にやさしいのか? 最近、立命館大学のオンラインセミナーがおもしろくて、結構な頻度で視聴している(アーカイブ配信もあるし)。 脱炭素を目指す一方で、予期せぬ資源消費が起きていないか?と指摘する山末英嗣教授の回が興味深か... 2022.06.26講演・取材メモ
IR情報等から企業を見る参加できなくても株主総会を楽しむ方法 rennyさんと株主総会をテーマにお話しして、株主総会への出席をきっかけにした売買事例を紹介したけど、平日昼間にそんな時間あるか!と思う方がほとんどだろう。 でも当日参加できなくても、株主総会を... 2022.06.22IR情報等から企業を見る
お薦めの本産業革命とは何だったのか?/長谷川貴彦「産業革命」 「産業革命以来の○○」「第○次産業革命」…等々、イギリスの産業革命を起点にした記述を多く見かけるが、そもそも世界史・経済史における産業革命の位置付けを知らない。 小川幸司&成田龍一「世界史の考え方... 2022.06.20お薦めの本世界と日本の経済史
社会や政治の問題などコミュ力重視の社会が発達障害を病気にした 近年、精神疾患と診断される人が増加したのは一体なぜか?(64歳未満の外来患者…2002年162万人→2017年244万人) 精神科医、熊代亨が記した「健康で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さにつ... 2022.06.18社会や政治の問題など
道元「正法眼蔵」道元の遺言? 八つの大切なこと/正法眼蔵・八大人覚 道元の大著「正法眼蔵」の最終巻「八大人覚」は、釈迦入滅直前の説法「仏遺教経」からの引用が主だが道元絶筆の教えとして、遺言ととらえることもできるという。 「八大人覚」とは「八・大人・覚」であり、ここで... 2022.06.14道元「正法眼蔵」
日記と雑談演奏家なしに不朽の名曲は生まれない/チャールズ・ローゼン「演奏する喜び、考える喜び」 ピアニストで音楽研究家のチャールズ・ローゼン(1927~2010)が、1993年のインタビューで語った内容をまとめた一冊、 チャールズ・ローゼン&キャサリン・テマーソン「演奏する喜び、考える... 2022.06.12日記と雑談
投資や経済の話題為替相場への雑感。通貨分散とJリーグ。 2022年は急速に円安が進み、見解を問われることもあるけど、株価以上に情報が複雑に絡み合う為替はまるで分からない。 その証に資産形成には通貨分散が大事という教えに従って、本格的に取り組んだ頃の換算レ... 2022.06.09投資や経済の話題サッカー
お薦めの本小川幸司&成田龍一「世界史の考え方」は、視野が広がる良書! 今春より18世紀以降の近現代史は日本史と世界史に分けず、「歴史総合」という新しい科目で、高校の授業がされているらしい。 それに合わせた岩波新書のシリーズ本「歴史総合を学ぶ」の第一巻、「世界史の考え方... 2022.06.07お薦めの本
日本の歴史と文化ケヴィン・ケリーから見た日本の独自性 テクノロジーの分野の「予言者」とも称される、ケヴィン・ケリーへのインタビューをまとめた一冊、 ケヴィン・ケリー「5000日後の世界」 インタビュアーが日本人ということで日本にも言及している... 2022.06.03日本の歴史と文化
日本の美意識日本文化に日本株の投資テーマを探して rennyさんとのお話のなかで、日本文化と株式投資の関連について、扇子や仏壇を例にあげて、日本の強みを探れるのでは?と話した。このあたりをもう少し広げて紹介しておこう。 日本文化を読み解くと「ち... 2022.06.01日本の美意識投資哲学を求めて
兼好法師「徒然草」徒然草に学ぶ、金銭感覚と投資の心得。 rennyさんとのお話の中で「徒然草」に触れたので、お金や投資に関連する部分についてまとめておこう。 理想的な金銭感覚 兼好法師の生きた14世紀前半は、貨幣経済が本格的にはじまった頃。徒然草の... 2022.05.30兼好法師「徒然草」
世界を読み解く方法好奇心の羽を広げて直感を磨く/羽生善治「直感力」 羽生善治さんの書籍を再読・編集するのが止まらなくなってしまい。今回は2012年に出版された「直感力」より。 羽生さんが「直感」をテーマに執筆することになったのは、 おそらく2005年出版の「決断力... 2022.05.28世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法選択に迫られた時に読み返す、羽生善治「大局観」。 私が投資に前のめりになるのは、株式市場が暗いムードの時なので、欲しかった企業の株価がどれもお買い得に見えて絞るのが難しい。選ばなかった方の企業の株価が上昇してしまったり…(苦笑) 星の数ほど多くの手... 2022.05.26世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法羽生善治「決断力」に学ぶ、情報との向き合い方。 羽生善治さんの「決断力」が出版された2005年当時は、家庭向けのインターネットの人口普及率が70%を超えた頃。(2001年は44%だったが、その後ADSLや光回線の普及で急上昇。) それまで一般市民... 2022.05.23世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法私にとって最高の投資指南書、羽生善治「決断力」 私が投資家人生で一番参考にしている方は、ウォーレン・バフェットさんよりも、将棋の羽生善治さん。rennyさんとのお話の中でそんなことを語った。 2005年に出版された「決断力」との出会いにはじま... 2022.05.19世界を読み解く方法お薦めの本
中国古典柳緑花紅真面目。「しんめんもく」と「まじめ」。 柳緑花紅真面目(柳は緑花は紅、真面目) 宋代の詩人、蘇東坡(1037~1101)の詩の一節とされる。(レファレンス共同データベースによると、出典不明で作者は謎) 蘇東坡の詩は仏教の経典や語録を... 2022.05.18中国古典
投資や経済の話題投資をはじめた頃、固定電話回線でネットに接続していた。 昔のことを振り返っていて、そういえば!と思い出したことが表題。 たしか2000年に株式投資をはじめて1年間ぐらいは、固定電話回線でインターネット接続していたと思う。 だからネット接続するにも、○分... 2022.05.14投資や経済の話題
投資や経済の話題2000年頃、日本企業が描く未来にワクワクがあった より多くの方が株式投資で資産形成という気付きに出会うために、ポッドキャストもあったらおもしろいかも、ということで、今春からrennyさんとの対話を収録・発信を試みている。 これからしばらくは私のプロ... 2022.05.12投資や経済の話題