お薦めの本

読んだ本と振り返る2022年

元旦にこれから学ぶべきは、真理に迫る学問は、人間の内と外の先端を探求する分野では? 人間の内側を突き詰める…脳科学 人間の外側を突き詰める…宇宙物理学 なんてことを書いたのだが、宇宙物理学の壁は厚い。...
食文化と美食探訪

2022年の美食探訪

2020年春のCOVID-19襲来以降、外食の回数は減った。 おそらくこのまま2019年以前には戻ることはないかな。 というのも、 週2で野菜の宅配をとるようになり、食材を無駄にしないよう家で料理をす...
サッカー

ワールドカップ1994~2022 ユニフォーム供給メーカー

クライフ監督以来のバルセロナ贔屓ということもあり、幸運にもデビュー当初から追いかけてきたメッシが遂に!! 前半2点差で「これは行けるぞ!」と歓喜したものの、後半に追いつかれ、90分で決着が付かず、ねむ...
日記と雑談

男は40歳、女は35歳で生涯未婚がほぼ確定。

約8年前の記事に最新データで読み解いて欲しいとの依頼があった。たしかに2020年の国勢調査の結果が出ているので更新してみた。 ちなみに当時の私は36歳。統計上も私が結婚することはありえない!という宣言...
人生の哲学と科学

好奇心はどのように生まれるのか?

知的な好奇心や探究心はどのように生まれるのか? 「考える葦」を文脈から読む/パスカル「パンセ」(12/06/29) パスカルに言わせれば、人間には生来、考える欲望があるから、好奇心は内から自然と湧き上...
投資や経済の話題

個人投資家としての2022年(保有株の入れ替え等)

今年の株式投資は保有株をちょこちょこ買い増す程度で、変化はひとつだけ。同じタイミングで売買した訳ではないが、島津製作所(売却)とリクルート(再投資)を入れ替えた形になった。 島津製作所を売却 島津製作...
投資や経済の話題

個人投資家としての2022年(戦争・為替・金利)

ワールドカップのベスト8が出揃ってこれからが本番。生活が不規則になって、投資判断がヘンテコになりそうだし、もう年末なので、投資活動は店じまいして、今年の総括。 ロシアによるウクライナ侵略戦争 今年2月...
国際政治・外交と地政学

TSMCの成長で台湾が電力・水不足に!

Newsweek日本版の特集「台湾半導体 王国に迫るリスク」。中国の台湾侵攻以外にもTSMCのアキレス腱があることに気付かされた。 まずはTSMCの現状をざっと箇条書きすると、 半導体生産市場で世界シ...
サッカー

ドイツ代表にまさかの逆転勝利。システムを超える意志の力?

2022年カタールW杯のグループリーグ初戦で、日本代表がドイツ代表にまさかの逆転勝ち。 まずは懺悔。 私はドイツ1点リードの前半40分ぐらいまで観て、こりゃダメだ!と寝てしまい、翌朝起きて、え!?そこ...
世界を読み解く方法

数学の魔術的な有効性/須藤靖「宇宙は数式でできている」

学生時代に数学が苦手になり、敬遠してしまう人は数多い。でも、須藤靖「宇宙は数式でできている」が指摘するように、 「この宇宙は信じがたい精度で数学的な法則に従っている。」 同内容の名言を残した偉人は数多...
お薦めの本

多神教は新興宗教にだまされやすい?

長沼伸一郎「世界史の構造的理解」を読んでいて、ふと思ったこと。 著者はユダヤ教、イスラム教、キリスト教が、なぜ同じエルサレムで生まれたのか?を経済と結びつけて説く。 エルサレムはメソポタミアとエジプト...
日記と雑談

リヒテンシュタインを知るための参考資料集

今月上旬はリヒテンシュタインに興味を持ち、自分なりにいろいろ調べて整理してみたが、 リヒテンシュタインの国家成立が不思議 リヒテンシュタイン家の財産はどう築かれたのか? リヒテンシュタイン。小国はなぜ...
日記と雑談

リヒテンシュタイン。小国はなぜ生き残れたのか?

リヒテンシュタイン探究の三回目。 リヒテンシュタインの国家成立が不思議 リヒテンシュタイン家の財産はどう築かれたのか? リヒテンシュタインの歴史を辿ると、何度か消滅の危機に遭遇している。幸運に恵まれた...
人工知能をめぐる議論

人が寄せる信頼は意外と不合理

対談集「私たちはAIを信頼できるか」を読んでいて、そもそも私たちの「信頼」がどのように成り立っているか分からない、という話が興味深かった。 人間は何の意味も根拠もなくても、自分にとって有用で信頼性の高...
日記と雑談

リヒテンシュタイン家の財産はどう築かれたのか?

前回はリヒテンシュタイン家のヨハン・アダム・アンドレアスが、他の貴族から買い取った土地が(買収金額1兆円超!)、リヒテンシュタインの国家成立に繋がるところまで調べた。 このような巨額な資金はどこから生...
日記と雑談

リヒテンシュタインの国家成立が不思議

リヒテンシュタイン侯爵家の方の講演を聞く機会があり、国の歴史や伝統をインパクト投資と絡めるような内容だった。 ふとヨーロッパの小国がどう生き残ってきたのかを探究すれば、何かしら投資のヒントが得られるの...
食文化と美食探訪

国宝を超える感動! ぽん多本家のキスフライ

東京国立博物館 創立150周年記念の国宝展。 昨年、企画が発表されて以来、ワクワクして待っていた展示を、鑑賞することができたのだが、なぜだか心を動かされず、あれれ…。 もしも料理屋のコースがメインの一...
投資や経済の話題

「経済」“economy”の語源に学ぶ

経済の本質ってなんだろう?と疑問が生じたとき、語源に戻ってみると、おもしろいかもしれない。 「経済」という言葉は「経世済民」の省略語で、「経世」は荘子、「済民」は書経からとられたものだった。 春秋の経...
投資や経済の話題

上場企業の後継者問題が目に付くのは気のせい?

少し前までは後継者問題と言えば、とくに中小企業の町工場で、跡継ぎがおらず創業社長が高齢化し、廃業間近というイメージ。 でも最近、上場企業でも後継者問題が目に付くようになってきて、有名どころでは、日本電...
日本の歴史と文化

お風呂に入れず、湯治と玉造温泉の凄さを知る。

工事中のトラブルで一晩、給湯器が使えない事態に遭遇し、たった一日お風呂に入れなかっただけで、体調がすぐれなかった。 しかしおかげで今までピンと来ていなかった「湯治」に納得した。 日本人はいつ頃からお風...