日本の歴史と文化

「おくのほそ道」の芭蕉が西行のコスプレ?

私たちがよく目にする松尾芭蕉の絵。「おくのほそ道」を旅する姿を描いたものとされるが、お坊さんでもないのに僧形なのは、西行のコスプレだからだ。そんな主張をする能楽師、安田登さんの本に驚いた。 安田登「本...
世界を読み解く方法

梶谷真司「問うとはどういうことか」

タイトルに惹かれて読み終えた後に、同じ著者の「考えるとはどういうことか」という、似たタイトル本を読んでいたことに気が付いた。「考える」ことについて、目を引いたのはこんな記述だった。 分からないことを増...
世界を読み解く方法

東浩紀「訂正する力」から、文化・投資・人生を考える

先日の収録の際、rennyさんからご紹介いただいた、東浩紀「訂正する力」を読んでみた。気になったポイントをざっとまとめておくと、 「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を...
投資で創った人生哲学

松岡正剛さんに心より感謝

私の投資家人生で大きな影響を受けた方が二人いる。まずは将棋の羽生善治さんには、勝負との向き合い方や、心の持ちよう、物事の見方などを学ばせていただいた。このことはブログ等で、たびたび言及してきた。 私に...
世界を読み解く方法

不確実性を求めて旅へ

地元のレストランの料理が劇的に変わった。「シェフが変わったの?」と尋ねてしまうほど。前月に徳之島を訪問し、現地の食材に触れたことで、新たな料理が生み出されたようだ。眠っていたシェフの能力を旅が引き出し...
お薦めの本

考える足/池田譲「タコの知性」

タコの吸盤はセンサー。情報を伝える神経細胞は体全体で約5億個あるが、そのうち3億個は足の中心に走る神経節細胞。脳よりも足に情報伝達装置が配置されているのだ。ちなみに吸盤には触覚だけでなく味覚もあるらし...
めくるめく和歌の世界

納涼の和歌

暑い日々が続き、外に出るのもおっくうなので、後拾遺和歌集と新古今和歌集に、納涼の和歌を探してみた。11~13世紀頃は太陽活動が活発だったため、温暖な気候だったとされる時期。 源氏の復興と奥州藤原氏の繁...
世界を読み解く方法

人口動態のトリレンマ

トリレンマ。3つの選択肢のうち2つを選び、残り1つを捨てること。トリレンマで世界を読み解くと意外とわかりやすいことが多く、これまで金融政策など、いろいろな書物で出会ってきた。 「時間かせぎの資本主義」...
日記と雑談

投資1年目に暴落に出会えたら幸運!

8月5日の日経平均の下落幅が過去最大で目を覚まし、今日6日は一転して過去最大の上げ幅で再び眠りにつく。でも妙にドタバタで、何か起きる前兆かもしれないので、新NISAを機に今年から投資をはじめた方に助言...
日記と雑談

ほどほどに

わずか一週間前の7月28日に「そこそこ」と題して、今年はドル利息だけ狙って、欲を出さずに傍観と書いた。また同じ時期に、唐鎌大輔「弱い円の正体」を読んでいて、円安要因ばかりで1ドル160円も仕方ないのか...
投資哲学を求めて

そこそこ

毎朝配信される円覚寺・横田南嶺老師のお話し。すべてを拝聴しているわけではないけど、最近の話の中に、これって今年の私の投資姿勢と似ているな、これでいいんだ、と思わせてくれる話題があった。近年、修行僧が激...
日記と雑談

親知らず抜歯で珍体験

この先、虫歯や歯周病に影響があるかもとのことで、親知らずを抜いたらエラい目にあったので日記代わりに。抜歯後、数時間経って、痛み止めが切れかかってきた。これは早く晩ごはん食べて痛み止め飲まなきゃと、食べ...
日記と雑談

男なのに日傘歴19年。今のオススメは「サンバリア100」

傘売り場で「紳士用日傘」が置かれるようになってきた。私はいつ頃から日傘をさしているのか振り返ると、2005年夏からだということが、ブログの過去記事から判明した。当時はすれ違う人々に、なんだこの人は?!...
お薦めの本

臼井隆一郎「コーヒーが廻り 世界史が廻る」

rennyさんとのポッドキャスト収録で紹介した、臼井隆一郎「コーヒーが廻り 世界史が廻る」。情報をつなぐ場が新たな産業を生み出したり、ひとつの事業に集中することのリスクなど、経済を観察する上での様々な...
日本の歴史と文化

大権現として祀られた家康信仰の穴/末木文美士「日本宗教史」

徳川家康の死後、家康をどう「神君」化するか?金地院崇伝と天海が議論の末に選択した方法が、後に明治時代の国家神道がスムーズに受容される土台になった?そんな説を末木文美士「日本宗教史」の中に見つけてへぇー...
生成AIで遊ぶ

時を読み解く。十数年に渡る探求のまとめ。

「時」というテーマに関心を持ったのはリーマン・ショックの頃。株価が大きく変動する時は、普段より時間が早く進むように感じた。以来、時にまつわる気になる記述と出会うたびにメモを残してきた。それらすべてのブ...
お薦めの本

田崎健太「横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか」

3期連続の赤字または債務超過でクラブライセンス剥奪。Jリーグにこの財務基準の規定ができたのは、横浜フリューゲルス消滅の教訓があるとよく言われている。当時のフリューゲルスの経営を詳しく知る機会がなかった...
IR情報等から企業を見る

4期連続赤字のFC東京。松木を売って黒字化したい?

期待の若手、松木玖生がパリ五輪代表から落選。大会期間中に海外移籍による途中離脱の可能性があるから、との説明だっだが、なんだかモヤモヤが残った。そんな時に松木が所属するFC東京の決算推移を見ていて、今の...
世界を読み解く方法

羽生善治さんに学ぶ、世界を読み解く方法

いつの間にやらブログの記事数が3,000を超えていた。10年前に記事の整理をかねて、電子書籍化を試みたので、そろそろもう一度、振り返りながら編集し直そうかと。そう思いつつ、量がたくさんあって二の足を踏...
お薦めの本

浜田岳史「美食の教養」 食を知的に楽しむための必読書!

いつからか「教養としての〇〇」「○○の教養」と名の付く新刊書が増えた。「教養」という言葉につられて私も結構な冊数に目を通してしまったが、ほとんどが教養につながるのか理解不能な、タイトル負けした本ばかり...