2022年カタールW杯のグループリーグ初戦で、
日本代表がドイツ代表にまさかの逆転勝ち。
まずは懺悔。
私はドイツ1点リードの前半40分ぐらいまで観て、
こりゃダメだ!と寝てしまい、翌朝起きて、え!?
そこから録画を見直すという大失態だった。
私が前半であきらめた理由は、森保監督の日本代表は、
- 試合内容に応じて戦い方を変えることはめったにない。
- 大胆な選手交代は皆無で、交代策は常に後手後手。
というこれまでの傾向から、後半も一方的にやられるだろうなと。
ところが森保監督が過去4年間の采配が嘘のように変身。
これにドイツ代表のベンチスタッフも大慌てだったのでは?
私のイメージではドイツ代表はサッカーのデータ分析で最先端。
2014年のW杯期間中にドイツサッカー連盟とSAPの共同研究の成果、
サッカー分析システム「SAP Match Insights」を発表。
そしてドイツ代表はこの大会で優勝を飾る。
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Jの先を行くドイツ代表の「科学力」。W杯優勝を支えたシステムが進化中。(Number Web)
私がSAPに投資をするきっかけとなった話だが、それは置いといて。
日本代表がこれまでまったく例のない動きを見せたため、
ドイツ代表のシステム分析は機能不全に陥ったのではないか。
日本の勝利になんとなく頭に浮かんだ台詞が、
「システムを超える意志の力」だった。
そういえばAI将棋の浸透で、すっかり影を潜めていた羽生善治さんが、
王将戦のタイトル挑戦権を獲得。年明けから藤井聡太さんとの対局がはじまる。
こちらも展開次第で似たような構図になるのかもしれない。
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