日本の歴史と文化

食文化と美食探訪

「きす」以上に深刻な「めごち」。江戸前の天ぷらが消滅の危機。

「てんぷら前平」で美味を堪能し、前平智一さんのお話を伺っていると、東京湾の異変を実感させられ、いろいろと調べたくなる。 千葉県竹岡港で揚がる「鱚(きす)」について伺ったのがきっかけで、その後も情報を追...
食文化と美食探訪

地元食材にこだわるレストランの源流? 志摩観光ホテルの高橋忠之料理長。

COVID-19の襲来以降、旅は箱根と伊豆ばかりだったが、そろそろ遠出して、日本文化探求の旅を再開したいなぁと。実はまだ伊勢神宮を訪れたことがないので、伊勢参りとセットで志摩観光ホテルに泊まってみたい...
食文化と美食探訪

きすの天ぷら。いつまで食べられるか分からない江戸の美食。

天ぷらの神様、早乙女哲哉さんが、きすの天ぷらを語る動画が、美食家、山本益博さんのYouTubeに掲載されている。約3年前に統計データとともに、きすの危機的状況を紹介したが、 江戸前の「きす」が稀少品に...
日本の美意識

日本が得意とする創造法。まねる、くずす、みたてる、かさねる。

日本は少子高齢化やデフレ等々、課題先進国家だから、世界のモデルになれるはず!なんて話を昔はよく見聞きした。でも、世界に先駆けて何かを示すことができただろうか?明治維新以降、欧米の背中を追いかけるばかり...
古今和歌集

なぜ古今和歌集は四季の歌からはじまるのか?

「古今和歌集」の編集方法には不思議な部分が多々あり、以前、恋歌の巻についてはまとめたことがある。古今和歌集の見事な編集術。その裏にはよみ人しらずの陰謀?(17/02/12)なにより不思議なことといえば...
日本の歴史と文化

ケヴィン・ケリーから見た日本の独自性

テクノロジーの分野の「予言者」とも称される、ケヴィン・ケリーへのインタビューをまとめた一冊、ケヴィン・ケリー「5000日後の世界」インタビュアーが日本人ということで日本にも言及している。「一番重要な点...
日本の美意識

日本文化に日本株の投資テーマを探して

rennyさんとのお話のなかで、日本文化と株式投資の関連について、扇子や仏壇を例にあげて、日本の強みを探れるのでは?と話した。このあたりをもう少し広げて紹介しておこう。日本文化を読み解くと「ちいささ」...
食文化と美食探訪

一般的なバラより3,840倍も香る「YOKOTA ROSE」

レストランで彩りに使われる食用花(エディブルフラワー)。このうち農薬不使用のものを販売しているのは、日本で唯一「エディブルガーデン」のものだけらしいと知った。花びらを洗ってしまったら、ふやけちゃうし、...
めくるめく和歌の世界

藤の和歌。長寿の松に絡ませて藤原氏の繁栄を願う?

藤の花が咲き始めて、見慣れた形は藤棚で花が風に揺れる光景。でも近くの公園で壁の手すりに絡みついて咲いているのを見て、藤棚って昔からあった訳じゃないよね?と和歌を調べてみた。「松」「藤波」がセットで詠わ...
食文化と美食探訪

おかずのクッキング最終号が哲学的

料理が日々の習慣になって7年ほどになる。レシピ情報はネット上に星の数ほど存在するが、料理人や料理研究家のレシピは味付けにブレが少なく、結局、料理番組のレシピを頼りにすることが多い。しかし毎週録画してい...
食文化と美食探訪

日本料理屋の情報発信。予習・実食・復習の「乃木坂しん」

2018年春に出会った日本料理屋「乃木坂しん」。 初めてお邪魔した時は、オープンして1年ぐらいの頃だったからか、お試し価格でコース料理が提供されており、それをいただいてビックリ。使っているのはどれもあ...
食文化と美食探訪

森林が再生すると松茸は高嶺の花になる/田中淳夫「虚構の森」

田中淳夫「虚構の森」。帯書きに惹かれて手に取った。「砂漠に植林、非科学的なカーボンニュートラル、緑のダムで水害対策・・・・それって本当にSDGs?」本書は世間の常識に対する異論や異説を紹介することで、...
食文化と美食探訪

2021年の美食探訪

ますます外食の機会が減った2021年。過去5年の推移を調べるとこんな感じ。 このうち3分の1は、徒歩圏のレストランでの食事。 そして徒歩圏に含まれない3分の1は馴染みの料理屋の個室で、 という引きこも...
めくるめく和歌の世界

失われた言葉がもつ音楽性。神名、梁塵秘抄。

文字や文章を声に出して読むことはほとんどない。小学校の国語の授業か、カラオケが好きな人が歌う時ぐらいだろうか。歌詞は忘れてしまったが、音楽は覚えているようなこともたびたびで、私たちの脳内では、文字と音...
お薦めの本

日本のクリスマス騒ぎは国を守るための祭り?

今がシーズンということでクリスマス関連の本を手に取った。 堀井憲一郎「愛と狂瀾のメリークリスマス」序章のこの一節が気になり、一気に読んだ。「キリスト教を背景にした西洋文明は、自分たちと同じルールで動く...
食文化と美食探訪

らぁ麺 飯田商店の損得勘定が気になった

湯河原のラーメン屋「飯田商店」を初訪問。本当に久しぶりにラーメン屋で美味を堪能した。お店の収益構造が気になったので思い出してみた。週5日営業営業時間11~15時(1時間ごと入れ替えで4回転)カウンター...
食文化と美食探訪

京都の料理人が定めた飲食店の安全基準

今月初めに視聴した和食文化学会のセミナーで、菊乃井や瓢亭、木乃婦などの京都の名だたる料亭が共同で、独自の安全基準“Chef's Criteria of New Normal”を策定したことを知った。現...
日本の歴史と文化

縦書きと横書きの脳の働き方の違い

本を読むときは縦書きの方が読みやすいように感じるが、文章を書く、というかキーボードで打つときは基本的に横書き。電子書籍のときは一太郎でわざわざ縦書きにして文章を作るが、手書きの縦書きとはかなり性質を異...
西行「山家集」

中世の月食は不吉。でも西行は月が好きだから見たい!

先日の皆既月食は空が雲に覆われていてまるで見えなかった。外に出れば見えるかな?と図書館へ本を返却するついでに出かけてみると、多摩川の堤防の上に人があふれていた。昔の人があの光景を目にしたら、さぞかし驚...
お薦めの本

コース料理の価格をどうするか?/専門料理2021年6月号

料理人向けの月刊誌「専門料理」。料理をいただく立場の私にとっても、目を引く特集の月は買っている。 最新号の特集では、コース料理の価格設定の裏側が明かされている。 開業以来の価格の変遷が分かるコーナーも...