日本の歴史と文化

食文化と美食探訪

伝統野菜の天ぷらを目指して雲仙へ。「種」から考える野菜の価値と天ぷらの未来。

長崎・雲仙の旅館「雲仙福田屋」の「香ふく」で天ぷらをいただいた。雲仙には1980年代から有機農業を営み、在来種野菜の種を採取してきた、農家の岩﨑正利さんのおかげで、伝統野菜が手に入りやすいのだとか。そ...
日本文化探究の旅

立花宗茂の末裔が守る文化遺産。今そこにある危機。

妻の里帰りについて行って九州へ。10年前の4月に結婚式でお世話になった柳川の御花に立ち寄った。ここは旧柳川藩主立花家(初代藩主は立花宗茂)のお屋敷で、現在はその末裔が旅館として経営している。全国の大名...
食文化と美食探訪

神戸北野ホテルの朝食。なぜ世界一?

「世界一の朝食」が食べられるホテルが神戸にある。どこかで見聞きしたのをぼんやり覚えていて、近くを訪れる機会があれば、行ってみたかった神戸北野ホテル。実際にいただいてみると、もちろん美味しかった。でも「...
日本文化探究の旅

五色塚古墳/できたての古墳はこんな見た目

明石海峡大橋から淡路島へ渡る前のお目当て「五色塚古墳」。ここは日本で初めて造られた当時の姿に復元された古墳だ。古墳と言えば緑色のイメージ(大きいものだと森)だけど、本来は葺石に覆われていて、晴れていれ...
日本の神様と昔話

淡路島・伊弉諾神宮の不思議な位置関係

おのごろ島(淤能碁呂島)。古事記や日本書紀の出だしのイザナギとイザナミによる国産み神話。ここで最初に創られたとされるのが、おのごろ島。この島は淡路島周辺のことを指すと言われていて、古事記に掲載された仁...
日本文化探究の旅

大仙古墳(仁徳天皇陵)を初訪問。とにかくデカい!

堺市の大仙古墳(仁徳天皇陵)を初訪問。大仙古墳の周囲を取り囲む陪塚の隣に住まう方がガイドさん!そばの土地を狙っていて家を建てたのだとか。古墳愛が凄い!事前の予習では得られなかった話を聞けて楽しかった。...
日本の歴史と文化

引きずられない人、空海/加藤精一「空海入門」

角川ソフィア文庫でから空海の著作の現代語訳を手掛ける、仏教学者、加藤精一さんの入門書を見つけたので読んでみた。※なんと親子3代に渡って仏教学者の一家の方のようだ引きずられない人著者の空海評がとても興味...
日本の歴史と文化

そろそろ空海を理解したい。登場の背景と密教とは?

東寺や善通寺をはじめ、空海ゆかりのお寺にたくさん巡ってきた。でもよく考えてみると、空海についてきちんと学んだことがない。平安時代の初期に最澄と空海という仏教の二大巨頭がいて…、空海は密教で、曼荼羅は密...
投資哲学を求めて

法人格と日本的経営、経世済民は繋がっていた?

先日、法人格の仕組みがAIと相性がいいと言う話を聞いて、今まで頭の中でくっついていた「会社=法人」が剥がれた。そもそも会社(とくに株式会社)とは何か改めて考えると、 株主が法人である会社をモノとして所...
日本文化探究の旅

方広寺の鐘。マジか…

方広寺の鐘と言えば、その銘文をめぐるいざこざが、大坂冬の陣(1614)のきっかけになった事件の一つ。鐘銘文のうちの二つの句「国家安康」「君臣豊楽」が問題となり、家康の名をちぎって呪いをかけてるのか?み...
お薦めの本

ショートケーキ発祥に新説?/森岡督行「ショートケーキを許す」

一番記憶に古いショートケーキは自由が丘「モンブラン」。ケーキ屋自体が電車に乗って何駅か行かないと出会えず、家に持って帰るまでに崩れないかドキドキするお菓子だった。ちなみに今でこそ自由が丘周辺はケーキ屋...
食文化と美食探訪

天ぷらの神様、早乙女哲哉さんは今年80歳!

久しぶりに「みかわ是山居」へ。初めて早乙女さんの天ぷらをいただいたのがちょうど10年前。 天ぷら「みかわ」早乙女哲哉 古稀記念講演会(2016/06/02)あの時70歳だったから、今年80歳のはず。あ...
食文化と美食探訪

特製ラーメンは麺線の美が分からない

完全予約制の「Ramen Break Beats」(祐天寺)に初訪問。予約料500円だけど、並ばずに美味しいラーメンをいただけるのだ。BS-TBSの番組「ラーメンを食べる」を観て予習したところ、麺を美...
食文化と美食探訪

フレンチ界の重鎮も人手不足に悩む時代

銀座のフレンチ「ラフィナージュ」へ初訪問。きっかけは去年、フレンチシェフの団体「クラブアトラス」が開催した、能登半島地震復興のためのチェリティーイベントに参加したこと。そしてこの団体の会長がラフィナー...
日本の神様と昔話

新宿山ノ手七福神めぐり。神はなぜ船に乗っている?

3年連続で年始めの七福神めぐり。今年は新宿御苑~牛込柳町~神楽坂のあたりを歩く、新宿山ノ手七福神をお参りしてみた。御朱印ではなくミニ神様を集める珍しい七福神めぐり。家に帰ってきて船に神様を並べていてふ...
食文化と美食探訪

2025年の美食探訪・印象的な一皿

今年は外食費と旅費で年間支出の6割超という狂気の家計簿。食が縁で結婚したような面もあり、その10周年記念だからと、ちょっとやり過ぎちゃったかなと反省する一方で…ビル・パーキンス「DIE WITH ZE...
食文化と美食探訪

インド料理と言えばビリヤニの時代がやってくる?

世相を掴むためにテレビの歌番組をたまに見ている。一昨日放送のFNS歌謡祭で乃木坂46の新曲が「ビリヤニ」と知った。歌詞の中のビリヤニは、食べたことはないけど、デートに誘うために印象に残る言葉を、という...
古今和歌集

紅葉狩り。赤を愛でる転換点の和歌。

平安・鎌倉時代には「桜狩り」と表現されていたものが、「桜」から「紅葉」に入れ替わったのが「紅葉狩り」の由来?というような話をまとめたことがある。桜の花見は江戸時代には近所で楽しめるものになったが、紅葉...
お薦めの本

箸墓古墳・邪馬台国・卑弥呼の現在地/松木武彦「古墳時代の歴史」

古代史の専門家として様々なメディアでお見かけした松木武彦さん。昨年63歳という若さで亡くなってしまい、この本が遺作となった。 松木武彦「古墳時代の歴史」古墳はなぜ造られたのか?古墳を王や王権と結びつけ...
日本文化探究の旅

一期一会、湖東焼/文化人としての井伊直弼

歴史の授業で習う「井伊直弼」で思い浮かぶキーワードといえば、日米修好通商条約、安政の大獄、桜田門外の変の3つだろう。彦根城博物館ではあまり知られていない、直弼の文化人としての一面が紹介されていて興味深...