食文化と美食探訪一般的なバラより3,840倍も香る「YOKOTA ROSE」 レストランで彩りに使われる食用花(エディブルフラワー)。 このうち農薬不使用のものを販売しているのは、日本で唯一「エディブルガーデン」のものだけらしいと知った。 花びらを洗ってしまったら、ふやけち... 2022.05.06食文化と美食探訪
めくるめく和歌の世界藤の和歌。長寿の松に絡ませて藤原氏の繁栄を願う? 藤の花が咲き始めて、見慣れた形は藤棚で花が風に揺れる光景。でも近くの公園で壁の手すりに絡みついて咲いているのを見て、 藤棚って昔からあった訳じゃないよね?と和歌を調べてみた。 「松」「藤波」が... 2022.04.23めくるめく和歌の世界
食文化と美食探訪おかずのクッキング最終号が哲学的 料理が日々の習慣になって7年ほどになる。 レシピ情報はネット上に星の数ほど存在するが、料理人や料理研究家のレシピは味付けにブレが少なく、結局、料理番組のレシピを頼りにすることが多い。 しかし毎週録... 2022.04.01食文化と美食探訪
食文化と美食探訪日本料理屋の情報発信。予習・実食・復習の「乃木坂しん」 2018年春に出会った日本料理屋「乃木坂しん」。 初めてお邪魔した時は、オープンして1年ちょっとの頃だったからか、7,000円でお昼小会席が提供されており、それをいただいてビックリ。使っているのは... 2022.02.01食文化と美食探訪
食文化と美食探訪森林が再生すると松茸は高嶺の花になる/田中淳夫「虚構の森」 田中淳夫「虚構の森」。帯書きに惹かれて手に取った。 「砂漠に植林、非科学的なカーボンニュートラル、緑のダムで水害対策・・・・それって本当にSDGs?」 本書は世間の常識に対する異論や異説を紹介... 2022.01.27食文化と美食探訪
食文化と美食探訪2021年の美食探訪 ますます外食の機会が減った2021年。過去5年の推移を調べるとこんな感じ。 このうち3分の1は、徒歩圏のレストランでの食事。 そして徒歩圏に含まれない3分の1は馴染みの料理屋の個室で、 とい... 2021.12.22食文化と美食探訪
めくるめく和歌の世界失われた言葉がもつ音楽性。神名、梁塵秘抄。 文字や文章を声に出して読むことはほとんどない。小学校の国語の授業か、カラオケが好きな人が歌う時ぐらいだろうか。歌詞は忘れてしまったが、音楽は覚えているようなこともたびたびで、私たちの脳内では、文字と音... 2021.12.14めくるめく和歌の世界日本の神様と昔話
お薦めの本日本のクリスマス騒ぎは国を守るための祭り? 今がシーズンということでクリスマス関連の本を手に取った。 堀井憲一郎「愛と狂瀾のメリークリスマス」 序章のこの一節が気になり、一気に読んだ。 「キリスト教を背景にした西洋文明は、自分... 2021.12.11お薦めの本日本の歴史と文化
食文化と美食探訪らぁ麺 飯田商店の損得勘定が気になった 湯河原のラーメン屋「飯田商店」を初訪問。 本当に久しぶりにラーメン屋で美味を堪能した。 お店の収益構造が気になったので思い出してみた。 週5日営業 営業時間11~15時(1時間ごと入れ... 2021.10.16食文化と美食探訪
食文化と美食探訪京都の料理人が定めた飲食店の安全基準 今月初めに視聴した和食文化学会のセミナーで、菊乃井や瓢亭、木乃婦などの京都の名だたる料亭が共同で、独自の安全基準“Chef's Criteria of New Normal”を策定したことを知った。 ... 2021.09.25食文化と美食探訪ビジネスの勘所
日本の歴史と文化縦書きと横書きの脳の働き方の違い 本を読むときは縦書きの方が読みやすいように感じるが、文章を書く、というかキーボードで打つときは基本的に横書き。電子書籍のときは一太郎でわざわざ縦書きにして文章を作るが、手書きの縦書きとはかなり性質を異... 2021.09.17日本の歴史と文化
西行「山家集」中世の月食は不吉。でも西行は月が好きだから見たい! 先日の皆既月食は空が雲に覆われていてまるで見えなかった。 外に出れば見えるかな?と図書館へ本を返却するついでに出かけてみると、多摩川の堤防の上に人があふれていた。昔の人があの光景を目にしたら、さぞか... 2021.06.01西行「山家集」
お薦めの本コース料理の価格をどうするか?/専門料理2021年6月号 料理人向けの月刊誌「専門料理」。料理をいただく立場の私にとっても、目を引く特集の月は買っている。 最新号の特集では、コース料理の価格設定の裏側が明かされている。 開業以来の価格の変遷が分かるコ... 2021.05.23お薦めの本食文化と美食探訪
食文化と美食探訪美味しさには「ひとてま」は洋食の幻想? 投資の世界は、努力と成果が正比例することはめったになく、論理の積み上げよりも直感勝負で、半分くらいは運次第と思ってる。 だから自分で料理を作るようになって間もない頃は、手間をかけた分だけ美味しくなる... 2021.04.27食文化と美食探訪
食文化と美食探訪地産地消の定義(日本サステイナブル・レストラン協会) 昨日、日本サステイナブル・レストラン協会(SRA)のセミナーを視聴していて、地産地消の定義って距離で表すとそうなるんだ、と思ったけど、よくよく地図を確認してみると、なんだかモヤッとしてしまった話。 ... 2021.04.14食文化と美食探訪
食文化と美食探訪高級食パンより売れて欲しい、ラ・テールの角食パン北海道「ゆめきらり」 昨日たまたま購入した食パン(1斤302円)の背景が素晴らしく、高級食パンで行列に並んでいる場合じゃないぞ!という話。 その食パンというのが、 ラ・テールの角食パン北海道「ゆめきらり」 ウ... 2021.04.02食文化と美食探訪
日本の歴史と文化古代の森林破壊の象徴。東大寺、松茸文化、田上の禿。 日本史上、最初の森林破壊は飛鳥・奈良時代にはじまったようだ。 法隆寺(607)から東大寺(758)までの間に、巨大寺院や大仏の建造が続いたことや、平安京(794)までの度重なる遷都で(一説には木材... 2021.03.31日本の歴史と文化
百人一首百人一首は記憶力ではなく教養を試されるもの 百人一首の本を見つけるとなんとなく買ってしまう。いったい何冊あるのか数えてみると、こんなにあった。 水原紫苑「百人一首 うたものがたり」(2021) 最果タヒ「百人一首という感情」(2018... 2021.03.21百人一首
食文化と美食探訪日本料理×SDGs。プラスチックゴミと養殖魚。 先ごろ視聴した日本料理に関するオンラインセミナーで、SDGs(Sustainable Development Goals)に言及していたのでメモ。 和食文化学会シンポジウム 柴田書店オンライン... 2021.03.03食文化と美食探訪講演・取材メモ
美術鑑賞静嘉堂文庫美術館の移転に思う 静嘉堂文庫美術館が今年閉館となり、展示ギャラリーが丸の内の明治生命館へと移される。 その沿革を追っていくと、もともと神田駿河台の岩崎家自邸内に創設したものを、1924年に世田谷区岡本へ移転して現在に... 2021.02.26美術鑑賞