日本の歴史と文化

食文化と美食探訪

サステナブルなレストランとは?(レフェルヴェソンス・生江シェフ)

味の素食の文化センターが開催する食文化にまつわるシンポジウムが、今年はオンライン配信に変更されて便利になった。 今回のテーマは「食のサステナビリティ」。 ちなみに去年の参加メモは、 髙橋拓児...
日本の歴史と文化

連歌に対する感覚の不思議。海外の文芸人には恥ずかしい行為?

村井康彦「武家文化と同朋衆」を読んでいて、なんだか不思議に思った「連歌」に対する感覚の国際比較。 以下の4人がホテルに閉じこもり、連歌を試みたところ、 オクタヴィオ・パス(メキシコ人) エド...
食文化と美食探訪

家庭との同化を目指したホテル/森裕治「山の上ホテルの流儀」

「Go to トラベル」の都民割が追加されると聞いた時に、真っ先に思い浮かべたのが「山の上ホテル」。 客室数が35室に対して7つのレストランとバー。 客室に対して飲食店の数が妙に多く、「てんぷら山...
日本の歴史と文化

もてなせば買収可能? 疫病神退散の日本文化

天然痘に襲われた平城京で行われた「道饗祭(みちあえのまつり)」。病気をもらたす疫病神をもてなして帰ってもらおうという祭祀。 先日その存在を初めて知って、おもしろいなぁと思ったけど、そういえば京都の祇...
食文化と美食探訪

天然痘が変えた奈良時代の食卓の形

奈良文化財研究所が公開した「奈良の都の暮らしぶり」がおもしろい。COVID-19に関連して特別興味深いのはP28からの「平城京の疫病対策」。 感染者が使用した食器は廃棄 737年に天然痘で藤原四兄...
日本の美意識

1979年出版の朝日選書「日本の色」の復刊を求む!

日本の色彩感覚の歴史を学びたいと思い、いろいろな本を集める中、1979年出版の朝日選書「日本の色」がとんでもない逸品だった。 冒頭数十ページの座談会「日本の伝統文化と色」の出演者が豪華!日本文化に関...
美術鑑賞

山水画と洛中洛外図の対比/花田清輝「金いろの雲」

美術館に「洛中洛外図屏風」が飾られると、当時の風俗が読み解けるとの観点から、この部分にこんな人々が描かれているよ、と案内が付けられていて、それはどこだ?とキョロキョロしながら鑑賞するのが定番。 しか...
日本の美意識

日本語の色名称の起源は光と影「明・暗・顕・漠」

日本の色に関する言語の変遷を知りたいと調べていたら、佐竹昭広(1927~2008)の「古代日本語における色名の性格」が、ぜひとも読むべき論文らしいのだが、手に入りづらい。(岩波現代新書「万葉集抜書」に...
日本の美意識

建礼門院右京大夫の見た空の色

前回に引き続き「建礼門院右京大夫集」の星夜の話。今日は「色」に着目して編集してみる。 「空を見上げたれば、ことに晴れて、浅葱色なるに、光ことごとしき星の大きなる、むらなく出たる、なのめならずおも...
めくるめく和歌の世界

建礼門院右京大夫の見た星空

古代日本は星に対する関心が薄かった? かつての「広辞苑」編者、新村出(1876〜1976)は、古代日本の星に対する関心の薄さを指摘した。 「支那の星学説、占星術及び星辰崇拝が輸入されないうち...
めくるめく和歌の世界

後拾遺和歌集の中秋の名月

今年は明日が中秋の名月(旧暦八月十五夜)ということで、去年、手に入れた岩波文庫の「後拾遺和歌集」から、中秋の名月を詠った和歌を抜き出してみた。 まずはおさらい。勅撰和歌集での月の和歌が増えはじめるの...
日本の歴史と文化

藤原定家「明月記」のオーロラ

藤原定家「明月記」に残る天文の話題と言えば、超新星爆発に関する記述だが、オーロラに関するものもあるらしい。 建仁四年正月十九日(西暦1204年2月21日)の記述 「秉燭以後、北ならび艮の方に赤...
お薦めの本

海水温上昇と海洋酸性化が日本の食生活に与える影響

二酸化炭素排出による地球温暖化については否定する説もあり、いろいろ読んでいると、どちらが正しいのかは正直よく分からない。 ただ大気から海に溶け込む二酸化炭素が増えることで、海洋酸性化が進み、海の食物...
お薦めの本

月刊専門料理8月号の特集「以後の料理人、以後のレストラン」がおもしろい!

一流の料理人の調理技術を紹介する月刊誌「専門料理」。その2020年8月号の特集「以後の料理人、以後のレストラン」がおもしろい! 「以後」というのはもちろんCOVID-19の感染拡大以後のこと。最も打...
食文化と美食探訪

菊乃井の村田吉弘さんが語る料理屋の経営学

COVID-19の襲来は飲食産業に大きな打撃となり、とくにカウンター中心の日本料理店の先行きに不安を覚える。 そこで考えたくなったのが、 老舗の料理屋はどのような理念を持って生き残ってきたのか...
食文化と美食探訪

料理人の長い修行期間に込められた先人の知恵

GDPの個人消費から外食費の増加が読みとれないにも関わらず、 料理の提供価格の上昇 若手料理人の独立開業の増加 既存店舗の移転・拡大 が起きているのは危険な兆候では?といった話を2年前に書...
食文化と美食探訪

ESG投資やSDGsよりも、良き食事を心がける。

今から10年以上前のこと。 坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」に出会い、株式投資と社会貢献がどうつなげられるか考えた結果、こんな図を描いて折り合いをつけた。 その後、ESG投資という概...
お薦めの本

料理をすることの意義

テレワークと外食自粛により自宅で料理をする人が増えたようだ。 コロナ禍で変化する食生活や、さらに高まる健康への意識(マクロミル) この調査によると、57%の人が自宅で料理をする機会が増え、増加...
食文化と美食探訪

食文化を測る指標/小野塚知二「産業革命がイギリス料理をまずくした」

文藝春秋編「世界の新常識」に収録されているコラム、小野塚知二「産業革命がイギリス料理をまずくした」が興味深い。 イギリス料理はなぜマズイのか? イギリスの経済史を研究する著者が、イギリス料理のま...
お薦めの本

ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑

ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑。 美術館で鑑賞できる国宝6椀、重要文化財20椀を含む100の名茶碗。それが原寸大の写真付きで紹介されている一冊。 本屋でたまたま見つけてすぐに購入した。なんた...
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