日本の歴史と文化

お薦めの本

トマトの履歴書/橘みのり「トマトが野菜になった日」

世界のトマト摂取量 私はトマトが大好きで、毎日の晩ご飯の締めはトマトが定番。概算してみると年間45kg程度食べているようだ。 カゴメのウェブサイトによると日本人の平均摂取量は年間10kg。私はス...
万葉集

日本人の季節感は京都で生まれた?/森朝男「読みなおす日本の原風景」

日本人の季節感の形成について、おもしろい仮説に出会った。 万葉集の巻十四は「東歌」という表題になっており、現在の東海・中部・関東地方で詠まれた歌を230首収録している。 森朝男「読みなおす日本の原...
日本文化探究の旅

琵琶湖の名称の由来。形? 弁財天?

さらに近江旅の予習中。 「覇王 信長の海 琵琶湖」を読んでいて気になった琵琶湖の名称の由来。 琵琶の形に似ているから? Wikipediaにはこんな風に書かれていた。 古代には、都から近い...
日本の歴史と文化

国宝「孔雀明王像」を観る/原三渓の美術 伝説の大コレクション(横浜美術館)

関東大震災後の復興に尽力した横浜の名士、原三渓(1868~1939)。 その生誕150年、没後80年に合わせて横浜美術館で開催されている「原三渓の美術 伝説の大コレクション」を鑑賞してきた。 ...
日本文化探究の旅

石垣職人・穴太衆の原点は古墳?/白洲正子「近江山河抄」

近江旅の予習に白洲正子「近江山河抄」を読んだ。 歴史を巡る旅をしたい私にとって素晴らしいガイドブックだが、1972年の連載をまとめた本なので、風景の記述には期待薄だろうか。それでも近江八幡の長命寺に...
日本の歴史と文化

明治・大正の美術品バブル/高橋箒庵「東都茶会記」

高橋箒庵の「東都茶会記」を読む中で、懐石料理以外に気になったのは美術品売買の話。 1916年12月31日に「道具の当たり年」として記された一節。 「明治初年に売却されたる品々が四十余年後の今日...
食文化と美食探訪

益田鈍翁の茶懐石/高橋箒庵「東都茶会記」

北大路魯山人(1883~1959)は高級料亭「星岡茶寮」のイメージから、たいそう豪華な食生活を送っていたように思われるが、 「手のこみ入ったものほどいい料理だと思ってはいないか。高価なものほど...
日本の美意識

日本美術と西洋美術の比較/秋元雄史「日本美術鑑賞」

東京芸大・美術館館長の秋元雄史教授の講演を聞いてきた。「一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞」の出版記念だ。 これまでは和歌や古典を中心に日本の美意識を追ってきたが、この本との出会いを機に、美術品の勉...
日本の歴史と文化

前方後円墳の名称の由来

前方後円墳は「鍵穴型」という捉え方をすると、円墳部分が前で、方墳部分が後の「前円後方墳」に見える。※ちなみに英訳は鍵穴”Keyhole-shaped tomb” なぜこの名称になったのが? 江...
日本の美意識

日本美術の二つの系譜

講師・山下裕二、聞き手・橋本麻里の「驚くべき日本美術」。 山下氏が日本美術の二つの系譜を示し、 「二つのライン、その間の幅が非常に広いことが、実は日本美術の豊かさだと思うんです。おそらく、...
日本の美意識

日本文化を考える/神田邦彦「現代文 標準問題精講」

大学受験用の現代文問題集の学習メモ。 一人称を使い分ける日本語の心理 鈴木孝夫「閉ざされた言語・日本語の世界」を題材に学ぶ 日本人は目の前の相手次第で、一人称代名詞をコロコロ使い分ける。それはつ...
日本の神様と昔話

伊吹山の神様とその息吹がもたらす薬草。

次なる日本文化探求の旅は滋賀に決めた。予習を進めるうちに気になったのが伊吹山。 伊吹山を結ぶ神社と史跡 ヤマトタケルが草薙剣を持たずに伊吹山の神を討伐に出かけ返り討ち。尾張国の妻ミヤズヒメの元に...
日本文化探究の旅

出雲大社・伊勢神宮・女狭穂塚古墳の二等辺三角形

1988年に出版された渋谷茂一「巨大古墳の聖定」。 「聖地の位置の選定=聖定」には何かしらの意味があるに違いない!と古墳・神社・山頂などを直線で結ぶと様々な図形が現れることを紹介する。 世界遺...
お薦めの本

美人とはブランド戦略である/野宮真貴「赤い口紅があればいい」

人の外見が大切なのは目を背けることのできない事実。「見た目より中身が…」なんて現実逃避をしてはならない。 ナンシー・エトコフ「なぜ美人ばかりが得をするのか」 見た目で生涯所得に3400万円も差...
日本の歴史と文化

なぜ日本の古墳は巨大化したのか?/世界の眼で見る古墳文化

宮崎で古墳を巡り、ふたたび関心が古墳への高まったので、国立歴史民俗博物館が過去に企画展示したときの図録、「世界の眼で見る古墳文化」を取り寄せた。 王の墓の大きさを世界と比較しても、古墳はかなり巨大で...
お薦めの本

加藤典洋「人類が永遠に続くのではないとしたら」

先日、文芸評論家の加藤典洋氏が亡くなった。訃報を聞いて本棚から引っ張り出してきた、2014年に出版された一冊。 人類が永遠に続くのではないとしたら 技術の進歩により無限に続くと思われた産業...
日本文化探究の旅

西都原古墳群をめぐって、旧名称の「斉殿原」が気になった。

宮崎で西都原古墳群を鑑賞してきたので復習にと、 北郷泰道「西都原古墳群―南九州屈指の大古墳群」 東憲章「古墳時代の南九州の雄 西都原古墳群」 といった本を読んでいるのだけど、なんとなくモ...
日本文化探究の旅

霧島の巨石信仰の地を結ぶと北斗七星に

昔々のベストセラー、グラハム・ハンコック「神々の指紋」では、ギザのピラミッド群は紀元前1万450年の天体図になっている、なんて説が示された。※三大ピラミッドはオリオン座の3つの星に対応 日本で似た...
日本文化探究の旅

厄年に阿波岐原のみそぎ池

厄年は役年? ゴールデンウィークの旅の最中、神社の立て看板を見て、今年、本厄の数え年42歳にあたることを知った。 前回の本厄は数え年で25歳の時(2002年)になるらしい。 この前年秋頃から...
お薦めの本

美食の礎、辻静雄/海老沢泰久「美味礼讃」

2007年にミシュランガイドの日本版が出版され、星の数を世界と比較してみると、日本が美食大国であることが明らかになった。 ミシュランガイドの星の推移や国際比較(2011) それは一体なぜ...
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