読んだ本と振り返る2018年

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区の図書カウンター(ネット予約で貸出のみの施設)とKindleのおかげで、
本棚のスペースを気にせず本を読めるようになり、読書環境は抜群!
それに伴い1年で何冊の本を読んでいるのかサッパリ分からなくなったが、
読書メモを残していた(=読んだ価値のあった)本は47冊あった。

今年読んだ中で一番オススメの本は

その中でも特に印象的だったのは、ブログにもメモを残した次の2冊。

前者は私たちが味覚だけで食事を味わっているのではないことを科学的に説いた一冊。
また昨今、書籍のタイトルに「教養」と銘打った歴史本の駄作が増える中で、
後者はそのタイトルに偽りのない名著だった。

どちらも甲乙つけがたいが、今年最もオススメの一冊を選ぶなら前者だろうか。
以前TEDの講演をまとめたように、私たちが読書を楽しむことができるのは、
料理とは切っても切れない関係にあると言ってもいいから。

このほか今年読んだ食に関する本の中では、

食べ歩きのグルメ自慢が美食とイコールと思われがちだが、
家庭料理を大切にしないものに美食を名乗る資格がないことがよく分かる。

また環境問題など社会的な活動に関わる人に必読と言えるのは、

活動熱心な人ほど感情に訴えすぎて合理性を欠きやすいので、
広い視野で社会に本当に善いことは何か?と問い直すのに適した一冊だ。

本の紹介記事で最もアクセス数が多かったのは

読書メモの記事の中で最もアクセス数が多かったのが、

こういうタイトルの記事に関心を示す方が多いということは、
ブログの読者にファミコン世代の方が多いのだろうか。

インターネットの黎明期にはネット上の文字情報が重宝されたが、
今はインスタグラムのような視覚に訴えるメディアが好まれる。
ネットデビューの時期によって選考するものが違うという現象が、
自分のブログ上でも現れているようで興味深い。

古典の編集

未読本を読み漁る一方で、変わらず古典の再読も続けており、
今年編集した内容を読み返してみて、うまくまとめられたかなと思うのは、

このあたりの古典編集系の記事はたまってきたら電子書籍にしようかな。

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