今年は米中貿易紛争で株価が下落した春から夏にかけて、
- 村田製作所の買い増し
- ウエスタンデジタル(WDC)への新規投資
が主立った投資活動で、配当の再投資程度に終わった。
昨年末に積極的に投資して以降は開店休業状態といったところ。
また身近な投資の初心者向けの情報提供用に使っていた「Slack」が、
今年上場したので10万円ほど投資してみたが株価は散々な状況に。
グループ内の情報交換用に超便利だからこの会社はおもしろそう!
と決算書も見ずに投資すると、こういう目に遭うわけですな…。
今年の米国株のIPOは全般的におかしかったので、
ベンジャミン・グレアム「賢明なる投資家」の一節が頭をよぎる。
「上昇相場の終焉を示す確かな兆候の1つとして、得体の知れない小企業の株式が、株式市場において長い歴史を持つ中堅企業の株価よりも高値で売り出されることがあげられる。」
失敗した投資と言えば「ひらまつ」。
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ひらまつへの投資が大失敗。経営陣も迷走中。(19/06/23)
でも同社の系列レストランでほぼ毎月食事をするし(株主優待で2割引)、
株主ならサービス満載で宿泊できる熱海のホテルもお気に入り。
来年には優待利用で株価の下落分を取り返せそう。
このように顧客の立場で良いと思った企業に投資しても株価は不調。
私が気に入るものはお得すぎて、企業側の儲けが少なかったりして(笑)
今年は年初に寄稿させてもらって以来、
「週刊エコノミスト」にずいぶん関わらせていただいた気がする。
- 週刊エコノミスト1月29日号の記事への補足(19/01/21)
- ノブレス・オブリージュとしてのアクティブ投資(19/04/15)
- 個人投資家を育てることの社会的意義(19/06/24)
編集部の方が証券アナリストの資格をお持ちで、
投資とちゃんと向き合っていたのが、なんだか嬉しかった。
そういえば昨年、セミナーで一緒に出演させていただいた、
朝日新聞の石井徹さんも環境問題の取材に熱い想いがあって好き。
20代半ばから取材を受けるようになったものの、
出会う記者の仕事にあきれかえって、新聞・雑誌を軽視していたけど、
これまでは私が大したことないから、同じレベルの記者が来たのかな。
プロ意識を持ったマスコミ関係者の方と出会えるようになったのは、
私自身もそのレベルに近づけている証だったら嬉しいね。
来春で投資をはじめて20年になる。
なんとなくだけど来年の今ごろは、こんなに株を売却したのは初めて!
と言っているか、売却を終えて買い戻しに移っていそうな気がする。
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