日本の歴史と文化

日本の歴史と文化

日本の音読から黙読への転換は明治時代?

その昔、マクルーハン「グーテンベルクの銀河系」が、活版印刷術の登場が音読から黙読への転換点との指摘に出会い、日本のはいつ頃なのかな?と調べても、よくわからなかった。 音読社会から黙読社会への転換点(1...
文化で読む日本経済

信貴山縁起絵巻の「空飛ぶ倉」に思う

宇治拾遺物語をパラパラめくり「信濃国聖事」に目がとまる。この一節は「信貴山縁起絵巻」で漫画化されているんだよね。※詳細はwikipediaを参照信貴山の命蓮、山崎の長者、都の醍醐天皇の三角関係が、政治...
文化で読む日本経済

「国家」という不思議な言葉

国家。国の家、家の国…。なんだか不思議な言葉だ。国家を表す英語の語源を調べてみても、家の要素はない。 country … ラテン語の「contra(反対)」から派生した古フランス語の「cuntrée」...
食文化と美食探訪

美味学の永遠の基礎/ブリア・サヴァラン「美味礼讃」

レベッカ・L・スパング「レストランの誕生」で、18~19世紀のレストラン事情に触れたら、ブリア・サヴァランの「美味礼讃」を読み返したくなった。現在、サヴァランといえばケーキ屋のショーケースに並ぶお菓子...
お薦めの本

脇屋友詞「厨房の哲学者」

30代前半の頃、たまたま近くに用事があった帰り道、あの脇屋シェフの店がこんなところにあるんだ!と出会い、赤坂の「トゥーランドット 臥龍居」でランチをいただいた。当時の私は街中華ぐらいしか食べたことがな...
日本の歴史と文化

悪のイメージが払拭された北条氏。でも室町初期には高評価。

私だけが勝手に思い込んでいるのかもしれないけど、鎌倉幕府の北条氏に対するイメージが、ここ数年でだいぶ変わったような気がするんだよね。悪役のように扱われていたのが、承久の乱が再評価され、日本史上、最大の...
お薦めの本

生命の存在意義はエントロピー増大を加速すること/池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」

引き続き、池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」に収録された、3日間の講義録のうち3日目を読み終えてメモ。私たちにはなぜ脳があるのか? 私たちの存在価値は何なのか?池谷氏の解説が衝撃的な内容だった。 私...
古今和歌集

古今集・仮名序の末尾が美しい

古今和歌集の仮名序を読み返していて、末尾の美しさに気がついた。「歌のさまをも知り、ことの心を得たらむ人は、大空の月を見るがごとくに、いにしへを仰ぎて、今を恋ひざらめかも。」和歌と言の葉の本質を理解した...
百人一首

藤原定家は百人一首の編者ではない?/田渕句美子「百人一首」

百人一首は和歌の魅力が凝縮された不思議な歌集。鑑賞本が出版されるたびに買ってしまうのだけど、今回手にしたのは最新研究も紹介された一冊。 田渕句美子「百人一首 編纂がひらく小宇宙」日本人で知らない人がい...
食文化と美食探訪

日本料理店での食事の際、気を付けていること。

フレンチやイタリアンと違って和食は作法が難しそう…。そんなコメントを目にして、私も細かい作法は分からないけど、気を付けていることがいくつかあるので紹介しようと思う。指輪や時計は外していく注意を払う人は...
日本の神様と昔話

荏原七福神めぐり

久しぶりに新年の七福神めぐりをしてみた。2015年の港七福神以来なのでなんと9年ぶり。今回は品川区の7つの寺社をめぐる荏原七福神。駅でキャラクター七福神なるチラシを手にしたのがきっかけ。かわゆくデフォ...
食文化と美食探訪

2023年の美食探訪

家計簿をまとめていて。ありゃりゃ!と思ったこと。外食に出かけた回数は2019年の頃に戻りつつあるが、物価上昇の影響もあり、今年の外食費は2019年比で6割増。年間の総支出は2019年比で約1割増だから...
食文化と美食探訪

イチゴのショートケーキは日本文化の象徴?!

クリスマスと言えば、イチゴのショートケーキ。そんなショートケーキの由来に驚いたことがふたつ。まずは日本生まれのケーキということにビックリ!考案者と伝えられるのは次の2人。 「不二家」創業者の藤井林右衛...
食文化と美食探訪

国立科学博物館の特別展「和食」

国立科学博物館で開催中の特別展「和食」を鑑賞。とても良かったので、公式ガイドブックも買った。「科学」博物館だから最初の展示は「水質」。日本は基本的に軟水だが、水の硬度には地域差がある。熊本県(阿蘇山)...
食文化と美食探訪

和食の無形文化遺産登録から10年。何が変わった?

和食のユネスコ無形文化遺産登録10周年を記念して開催された、日本料理人によるパネルディスカッションをオンライン視聴。 パネリストが超豪華。 髙橋拓児さん(「木乃婦」三代目) 中東久人さん(「美山荘」四...
日本の神様と昔話

仏教伝来。どう受け入れたか? 今も変わらぬ日本的方法。

仏教が伝来した当時の日本人の反応が興味深い。海外からの新しい潮流に対して、どんな行動をとりがちなのか、今でも変わらない日本の源流が、ここにあるように思える。仏教伝来。天皇が仏の姿に戸惑う。日本書紀に残...
食文化と美食探訪

一汁三菜の源流は本当に宴会料理?

一汁三菜の来歴について調べると、以下のような和食の歴史に沿って説明されることがほとんど。神饌料理(神社の祭礼で神様に捧げる料理)大饗料理(平安貴族の宴会料理)本膳料理(室町武士の宴会料理)この流れの中...
食文化と美食探訪

辻留・辻嘉一 語録 料理秘伝

そういえば最後に赤坂「辻留」に訪れてから8年以上経つ。その間に魯山人に師事した三代目の辻義一さんは引退し、今は代替わりをされて、四代目は辻家ではない方になっているようだ。初代・辻留次郎さんが京都で仕出...
日本の美意識

語源に学ぶ「しあわせ」のかたち。為合わせ・仕合わせ・幸せ。

中島みゆき「糸」にこんな一節がある。縦の糸はあなた 横の糸は私逢うべき糸に 出逢えることを人は 仕合わせと呼びます「幸せ」ではなく、「仕合わせ」と表現し、さらに語源をきちんと意識した深いフレーズになっ...
食文化と美食探訪

ペアリングとは違う、お茶と料理のマリアージュ。

ひらまつ。私にとって唯一の「塩漬け株(買値から6割下落を放置)」。でも株主優待のためだけに保有していたおかげで、いい経験ができた。 リストランテASOで「ひらまつ茶宴」という株主向けパーティーに参加。...