フレンチやイタリアンと違って和食は作法が難しそう…。
そんなコメントを目にして、私も細かい作法は分からないけど、
気を付けていることがいくつかあるので紹介しようと思う。
指輪や時計は外していく
注意を払う人は少ないが、日本料理店では極めて重要なのがこれ。
カウンターを高価な一枚板で作っているお店がほとんどだし、
料理を提供する器もお店によっては文化財レベルの場合もある。
これらを傷つけてしまう恐れのある装飾品は外していくべき。
高価なものを身に付けていないと馬鹿にされると言う人もいる。
気にしたことがない私には、見栄っ張りの戯言だと思うけど、
もし気になるようなら服装に気を使えば良いんじゃないかな。
カウンターやテーブルに私物をおかない
これは和食に限らず、どんな料理店でも同じ。
写真を撮るためにスマホをおいてしまう人が多いけど、
雑菌まみれでトイレよりも汚いと言われているから、
お店の人の立場になれば、そんな汚いものは置いてほしくない。
どこの床に置いたか分からないバッグを置くのも論外。
料理が運ばれてきたら話を止め、すぐ食べる
これも和食に限らない話。
料理の説明にきちんと聞く。
そして和食は温度が大事な料理が多いから、できたてを食べる。
とくに天ぷら屋では、すばやく口に運ぶことがこの上なく大事。
自分の前に出された瞬間が美味しさのピークだから、
できあがりを見計らって、箸を持って待つぐらいでもいい。
そしてカウンターでは他のお客さんとの距離が近いから、
静かに食事を楽しむこと。(酔って声が大きくなる人は要注意)
久しぶりに会う人と会話を楽しみたければ、個室を予約するのが礼儀。
お店の立場になって考える
手を器のどこに添えるとか、八寸は何から食べるかとか、
細かい作法は分からなくても、日本人なら箸の使い方は分かるはず。
とりあえず箸が使えれば、日本料理店を怖がらなくても大丈夫。
お店の立場になって、上記のような「こんな客は嫌だ!」
と思われることをせずに、美味しく食べればそれでいいと思うよ。
他のお客さんに配慮することも忘れずに。
食べログの口コミを読んでいると、周囲の服装や振る舞いから、
お店に対してガッカリという書き込みが散見されるから。
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