日本の歴史と文化

美術鑑賞

数学の展示会かと思いきや…

表参道のスパイラルガーデンで開催中の展示会が面白かった。以下は展示物の解説だが、一見すると数学関係の展示会かと思いきや…なんとウェディングドレスの展示会なのである。今まで考えもしなかったが、ドレスづく...
食文化と美食探訪

竹の開花と大量枯死現象

薩摩半島から南南西~南西へ約40~50Kmの三島村竹島。島全体が琉球竹におおわれ、その筍「大名筍」が島の名産。今の時期、麻布十番の「てんぷら前平」で毎年いただける逸品だ。その竹島の竹林で花が咲いている...
食文化と美食探訪

インパクトレポートを発行する三つ星レストラン「レフェルヴェソンス」

6年ぶりに「レフェルヴェソンス」で食事ができた。料理の美味しさについては専門家の発信に任せるとして、ミシュランガイドの★推移のみを紹介すると、 2010年 オープン 2012年版 ★が付く 2015年...
日本文化探究の旅

木喰上人の微笑む仏像(小千谷市「木喰観音堂」)

新潟県小千谷市の山あいに佇む「小栗山木喰観音堂」を訪問。ここには江戸時代後期の遊行僧・木喰上人(当時86歳)が、彫り上げた仏像が35体安置されている。木喰上人の名前は「木食戒」に由来していて、 日本独...
日本の美意識

加藤周一「日本文化における時間と空間」

NHK「あの人の本棚」で鈴木敏夫さんが紹介されていて、愛読書の一つとして加藤周一の著作をあげていた。この機会に読んでみたのが、 加藤周一「日本文化における時間と空間」2008年に亡くなった著者が200...
食文化と美食探訪

美食宿に名物芋料理あり?

ゆめやとあさばの芋料理新潟の岩室温泉「著莪の里 ゆめや」に宿泊。客室、温泉、料理、接客のすべてが素晴らしかった。料理の一品で、びっくりするほど美味しかったのが、季節を問わず献立に載るという「ゆめや饅頭...
日本文化探究の旅

新潟・火焔型土器めぐり

新潟県に縄文土器を見に行った。事前にちゃんと調べていなくて現地で驚いたのは、上部がメラメラの「火焔型土器」は新潟特有の土器だったこと。火焔型土器が最も多く出土しているのは新潟県内の信濃川流域。特に信濃...
食文化と美食探訪

2024年の美食探訪

今年は44回外食に出かけていて、昨年の52回より減ったけど、支出額がほぼ同じなので、ここからも物価上昇を感じさせられる。ずっと行きたかった「カンテサンス」の予約が取れて今年4月に訪問。でも個室以外は写...
日本の美意識

ドラクエの引き算の美学。リメイクが成り立つ条件。

14日にドラゴンクエストⅢのリメイク版が発売され、小学生の頃のファミコン版以来、36年ぶりに楽しんでいる。ドラクエ制作に潜む、引き算の美学この機会にファミコン版当時の話も見聞きするようになった。特に印...
日本の歴史と文化

装飾古墳は九州独自の文化/河野一隆「装飾古墳の謎」

先日、妻が帰省ついでに熊本の装飾古墳館に立ち寄り、そこでもらったガイドブックを持って帰ってきた。パラパラめくっていて、なんだこりゃ?と首をかしげた。ガイドブックを制作した2012年から2024年までの...
食文化と美食探訪

和食の根幹、ニホンコウジカビ/中島春紫「発酵の科学」

滋賀の湖里庵を訪問したことで発酵に興味がわき、ブルーバックスの中島春紫「発酵の科学」を読んでみた。そこで初めて知った日本特有の麹菌が興味深い。ニホンコウジカビ(アスペルギルス・オリゼー)。日本酒、味噌...
食文化と美食探訪

滋賀の食事文化研究会「ふなずしの謎」

鮒ずし会席の宿「湖里庵」の本棚に並んでいた本。 滋賀の食事文化研究会「ふなずしの謎」宿にちなんだ本、その地域に関連する本は、そこを訪れないと目に留まることのない本だから、旅先で出会う本棚は、知的好奇心...
日本文化探究の旅

西明寺。鎌倉時代建立の本堂の柱に飛鳥時代の仏画?

建造物の国宝指定第一号となった本堂が残る西明寺。土曜日のお昼すぎなのに、参拝者が他に誰もおらず、御住職の解説付きで、ゆっくり国宝を堪能することができた。京都や奈良であれば、人がワラワラいるような場所で...
日本文化探究の旅

金剛輪寺、百済寺。これは信長が燃やすよなぁ…

今日9月30日は織田信長が比叡山延暦寺の焼き討ちした日。信長はこの他にも近江内の寺院を燃やしまくっている。先週訪れた金剛輪寺、百済寺も信長に焼かれており、信長への恨みのこもった解説文が掲示されていた。...
食文化と美食探訪

湖里庵。知的好奇心が暴走する美食・絶景宿!

湖里庵(こりあん)。琵琶湖の北。かつて敦賀からの物資を京都へ輸送する要衝の地だった海津港。そのすぐそばで江戸時代から続く鮒寿し屋「魚治」が営む宿。2018年の台風被害で全壊するが、2021年に復活。2...
日本の歴史と文化

「おくのほそ道」の芭蕉が西行のコスプレ?

私たちがよく目にする松尾芭蕉の絵。「おくのほそ道」を旅する姿を描いたものとされるが、お坊さんでもないのに僧形なのは、西行のコスプレだからだ。そんな主張をする能楽師、安田登さんの本に驚いた。 安田登「本...
世界を読み解く方法

東浩紀「訂正する力」から、文化・投資・人生を考える

先日の収録の際、rennyさんからご紹介いただいた、東浩紀「訂正する力」を読んでみた。気になったポイントをざっとまとめておくと、 「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を...
めくるめく和歌の世界

納涼の和歌

暑い日々が続き、外に出るのもおっくうなので、後拾遺和歌集と新古今和歌集に、納涼の和歌を探してみた。11~13世紀頃は太陽活動が活発だったため、温暖な気候だったとされる時期。 源氏の復興と奥州藤原氏の繁...
日本の歴史と文化

大権現として祀られた家康信仰の穴/末木文美士「日本宗教史」

徳川家康の死後、家康をどう「神君」化するか?金地院崇伝と天海が議論の末に選択した方法が、後に明治時代の国家神道がスムーズに受容される土台になった?そんな説を末木文美士「日本宗教史」の中に見つけてへぇー...
お薦めの本

浜田岳史「美食の教養」 食を知的に楽しむための必読書!

いつからか「教養としての〇〇」「○○の教養」と名の付く新刊書が増えた。「教養」という言葉につられて私も結構な冊数に目を通してしまったが、ほとんどが教養につながるのか理解不能な、タイトル負けした本ばかり...