食文化と美食探訪 2024年の美食探訪 今年は44回外食に出かけていて、昨年の52回より減ったけど、支出額がほぼ同じなので、ここからも物価上昇を感じさせられる。ずっと行きたかった「カンテサンス」の予約が取れて今年4月に訪問。でも個室以外は写... 2024.12.27 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 和食の根幹、ニホンコウジカビ/中島春紫「発酵の科学」 滋賀の湖里庵を訪問したことで発酵に興味がわき、ブルーバックスの中島春紫「発酵の科学」を読んでみた。そこで初めて知った日本特有の麹菌が興味深い。ニホンコウジカビ(アスペルギルス・オリゼー)。日本酒、味噌... 2024.10.16 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 滋賀の食事文化研究会「ふなずしの謎」 鮒ずし会席の宿「湖里庵」の本棚に並んでいた本。 滋賀の食事文化研究会「ふなずしの謎」宿にちなんだ本、その地域に関連する本は、そこを訪れないと目に留まることのない本だから、旅先で出会う本棚は、知的好奇心... 2024.10.03 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 湖里庵。知的好奇心が暴走する美食・絶景宿! 湖里庵(こりあん)。琵琶湖の北。かつて敦賀からの物資を京都へ輸送する要衝の地だった海津港。そのすぐそばで江戸時代から続く鮒寿し屋「魚治」が営む宿。2018年の台風被害で全壊するが、2021年に復活。2... 2024.09.30 食文化と美食探訪日本文化探究の旅
お薦めの本 浜田岳史「美食の教養」 食を知的に楽しむための必読書! いつからか「教養としての〇〇」「○○の教養」と名の付く新刊書が増えた。「教養」という言葉につられて私も結構な冊数に目を通してしまったが、ほとんどが教養につながるのか理解不能な、タイトル負けした本ばかり... 2024.07.02 お薦めの本食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 美味学の永遠の基礎/ブリア・サヴァラン「美味礼讃」 レベッカ・L・スパング「レストランの誕生」で、18~19世紀のレストラン事情に触れたら、ブリア・サヴァランの「美味礼讃」を読み返したくなった。現在、サヴァランといえばケーキ屋のショーケースに並ぶお菓子... 2024.06.03 食文化と美食探訪
お薦めの本 脇屋友詞「厨房の哲学者」 30代前半の頃、たまたま近くに用事があった帰り道、あの脇屋シェフの店がこんなところにあるんだ!と出会い、赤坂の「トゥーランドット 臥龍居」でランチをいただいた。当時の私は街中華ぐらいしか食べたことがな... 2024.05.09 お薦めの本食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 日本料理店での食事の際、気を付けていること。 フレンチやイタリアンと違って和食は作法が難しそう…。そんなコメントを目にして、私も細かい作法は分からないけど、気を付けていることがいくつかあるので紹介しようと思う。指輪や時計は外していく注意を払う人は... 2024.01.14 食文化と美食探訪日記と雑談
食文化と美食探訪 2023年の美食探訪 家計簿をまとめていて。ありゃりゃ!と思ったこと。外食に出かけた回数は2019年の頃に戻りつつあるが、物価上昇の影響もあり、今年の外食費は2019年比で6割増。年間の総支出は2019年比で約1割増だから... 2023.12.26 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 イチゴのショートケーキは日本文化の象徴?! クリスマスと言えば、イチゴのショートケーキ。そんなショートケーキの由来に驚いたことがふたつ。まずは日本生まれのケーキということにビックリ!考案者と伝えられるのは次の2人。 「不二家」創業者の藤井林右衛... 2023.12.24 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 国立科学博物館の特別展「和食」 国立科学博物館で開催中の特別展「和食」を鑑賞。とても良かったので、公式ガイドブックも買った。「科学」博物館だから最初の展示は「水質」。日本は基本的に軟水だが、水の硬度には地域差がある。熊本県(阿蘇山)... 2023.12.07 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 和食の無形文化遺産登録から10年。何が変わった? 和食のユネスコ無形文化遺産登録10周年を記念して開催された、日本料理人によるパネルディスカッションをオンライン視聴。 パネリストが超豪華。 髙橋拓児さん(「木乃婦」三代目) 中東久人さん(「美山荘」四... 2023.10.23 食文化と美食探訪講演・取材メモ
食文化と美食探訪 一汁三菜の源流は本当に宴会料理? 一汁三菜の来歴について調べると、以下のような和食の歴史に沿って説明されることがほとんど。神饌料理(神社の祭礼で神様に捧げる料理)大饗料理(平安貴族の宴会料理)本膳料理(室町武士の宴会料理)この流れの中... 2023.07.02 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 辻留・辻嘉一 語録 料理秘伝 そういえば最後に赤坂「辻留」に訪れてから8年以上経つ。その間に魯山人に師事した三代目の辻義一さんは引退し、今は代替わりをされて、四代目は辻家ではない方になっているようだ。初代・辻留次郎さんが京都で仕出... 2023.05.19 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 ペアリングとは違う、お茶と料理のマリアージュ。 ひらまつ。私にとって唯一の「塩漬け株(買値から6割下落を放置)」。でも株主優待のためだけに保有していたおかげで、いい経験ができた。 リストランテASOで「ひらまつ茶宴」という株主向けパーティーに参加。... 2023.04.26 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 経産牛を食べる。フランスでは当たり前。日本ではサステナブル? 最近、レストランの肉料理に「経産牛」が提供されることが増えてきた。経産牛とは出産を経験した雌牛のこと。たくさん子供を産んだ牛は、やせ細って肉量が獲れないため、加工品にしかできないからと、日本では価値が... 2023.03.09 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 世界一のレストラン「Noma」閉店の裏には労働問題? The World's 50 Best Restaurantsで幾度も世界一となり、ミシュランガイドでも三つ星を獲得している、デンマークの「Noma」が2024年に閉店するという。閉店後は「フードラボ... 2023.02.10 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 2022年の美食探訪 2020年春のCOVID-19襲来以降、外食の回数は減った。 おそらくこのまま2019年以前には戻ることはないかな。 というのも、 週2で野菜の宅配をとるようになり、食材を無駄にしないよう家で料理をす... 2022.12.26 食文化と美食探訪
食文化と美食探訪 国宝を超える感動! ぽん多本家のキスフライ 東京国立博物館 創立150周年記念の国宝展。 昨年、企画が発表されて以来、ワクワクして待っていた展示を、鑑賞することができたのだが、なぜだか心を動かされず、あれれ…。 もしも料理屋のコースがメインの一... 2022.11.02 食文化と美食探訪美術鑑賞
食文化と美食探訪 「きす」以上に深刻な「めごち」。江戸前の天ぷらが消滅の危機。 「てんぷら前平」で美味を堪能し、前平智一さんのお話を伺っていると、東京湾の異変を実感させられ、いろいろと調べたくなる。 千葉県竹岡港で揚がる「鱚(きす)」について伺ったのがきっかけで、その後も情報を追... 2022.10.23 食文化と美食探訪