西明寺。鎌倉時代建立の本堂の柱に飛鳥時代の仏画?

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建造物の国宝指定第一号となった本堂が残る西明寺
土曜日のお昼すぎなのに、参拝者が他に誰もおらず、
御住職の解説付きで、ゆっくり国宝を堪能することができた。

京都や奈良であれば、人がワラワラいるような場所でも、
滋賀に入ると不思議なくらい静かで、文化財本来の姿を鑑賞できる。

5年前に訪れた時と変わらず、海外はもちろん国内の観光客にも
あまり注目されず、観光資源を活かしきれていない様子の滋賀
変わって欲しくないけど、このままでいいのか?と考えさせられる。

前々日に訪れた善水寺は、国宝本堂の屋根修復が困難なほど資金難で、
昨年クラウドファンディングに頼っていたようだし…。

さて西明寺に話を戻すと、境内に貼られた新聞記事にビックリ。
2020年に本堂の柱を赤外線撮影したところ、
飛鳥時代の画法を彷彿とさせる仏画が見つかったのだという。
鎌倉時代初期に建立されたとする本堂なのになぜ?
続報は出ていないようなので、詳しい検証が待ち遠しい。

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