投資や経済の話題

国際政治・外交と地政学

文化が似ていて政治が異なると戦争が起きやすい?

ちょうど2014年のクリミア危機を念頭に書かれたものなのかな。「経済学101」のサイトで出会って、なるほど!と思った論文。Akos Lada“The Dark Side of Attraction”(...
社会を意識した投資

新しいウェブサイトはじめました

昨年末に書いた「創業者や先駆者の考えをいかに残すか?」という話の具体化のひとつとして、新たなウェブサイトの立ち上げに関わったのでお知らせ。サステナブルな社会とESG投資のブループリント日本サステナブル...
ビジネスの勘所

多様性は組織力向上ではなく危機回避のため?

多様性(ダイバーシティ)が重要!と見聞きすることが多くなったが、それとは真逆な研究結果を示す論文が、池谷裕二「寝る脳は風邪はひかない」で紹介されていた。Stephanie de Oliveira an...
資本主義問題

人はなぜ自由から逃走するのか?

エーリヒ・フロム「自由からの逃走」は未読だが、その解説書、仲正昌樹「人はなぜ自由から逃走するのか」を読んだ。近寄りがたい名著の入門編として、仲正氏の著作に助けられることがしばしば。まずは「自由からの逃...
投資の賢人に学ぶ

日本の株式市場は選択肢が豊富 by ジョエル・ティリングハスト

ピーター・リンチの弟子にあたるジョエル・ティリングハストが、来年末に引退するそうで、こんなインタビュー動画が掲載されていた。 日本企業に対してコメントを求められ、アクティブ投信のファンドマネージャーら...
IR情報等から企業を見る

目をひくIR資料の条件

統合レポートの「統合」の真意をくみ取ったエーザイ最近おもしろかった統合レポートはありますか?と問われて、唯一、思い出すことができたのがエーザイの「価値創造レポート2021」。 この中のP53~60に掲...
投資や経済の話題

株式投資は儲けるためよりも、損をしないために役立つ。

株式投資との対比から住宅ローンの怖さを知る。というのが前回の話。「家を買う時はみんな住宅ローンを使っているから」というように「みんな」という言葉で思考停止にならずに、株式投資に置き換えることで、自分の...
投資や経済の話題

株式投資をはじめると住宅ローンが怖くなる

先日、住宅購入についての覚え書きをしたところ、読者の方からこのテーマを「もっと!」とご要望いただいた。めずらしいことなので、50代後半までは賃貸で暮らし、その時の経済状況で住宅購入を検討する、という考...
投資や経済の話題

住宅購入は究極的には何の備えになるのか?

「マンション価格の高騰はいつまで続くのか?」そんな問いかけは「いつ買うべきか?」という疑問の裏返し。しかし「住宅購入にいくらかけられるのか?」を深く考えていないのでは? 多くの場合「借りられる住宅ロー...
国際政治・外交と地政学

ロシアがNATOを警戒する歴史的背景

2014年のクリミア危機以来、ふたたびウクライナ周辺が怪しくなってきた。前回は19世紀のロシアの南下政策を振り返ったりしたが、もう少し広い範囲でロシア史を眺めてみると、ロシアは歴史上、何度も本土に攻め...
中国古典

不要不急と無用の用

不要不急。先ごろはじまったCOVID-19の第5波では、あまり見聞きしなくなった。ただ「何が自分にとって不要不急だったのか?」と振り返る機会は、今後も継続的にあった方がいいように思う。今の経済活動をひ...
社会を意識した投資

約12年前、なぜ私はESG投資に関心を持ったのだろう?

初心忘るべからず(世阿弥「花鏡」)。 私が初めて「ESG投資」という概念を知ったのは2009年の秋頃。日本ではその存在がほとんど知られていない頃、なぜ私が関心を持ったのか、振り返ることで頭の整理をして...
お薦めの本

数値化できないものを管理しようとする欲望が「ブルシット・ジョブ」を生んでいる

最近引用されている機会を目にすることが多くなった、デヴィッド・グレーバー「ブルシット・ジョブ」。過去数十年間で労働生産性は大きく上がったはず。それにも関わらず、ケインズが1930年に20世紀末の姿とし...
資本主義問題

投信のせいでESG投資への不信感がつのる。未来を変える力はあるのか?

昨年末に1年のまとめをした時に書き忘れていたこと。 ESG投資関連の投資信託の状況を見つめていると、年々怒りが増してきて、 「ESG」を冠する投資信託は長期投資に不向きだ。(18/07/15) さよな...
投資や経済の話題

個人投資家としての2021年

今年は去年と比べると気合いを入れて投資をする局面はなかった。投資額が一番大きかったのはソニーに200株を投資したぐらい。ソニーが帰ってきた!(21/02/07)これを書いてから株価が10,000円以下...
社会を意識した投資

脱炭素インフレ。ESGを進めることで起こる歪みをどう解決するか?

COVID19-オミクロン騒動前は、止まらない原油価格上昇が不安視されていた。その時、これは潮目が変わったなぁと感じて、内輪の掲示板に書いたこと。従来の物価上昇には金融政策で、物価を安定させてきたが、...
ビジネスの勘所

創業者や先駆者の考えをいかに残すか?

企業の創業者や何かの分野の先駆者といった、理想を持って自ら道を切り開いた世代が第一線を退き、次の世代へと引き継がれた後に、どうも歯車がかみ合わなくなる。 当初の理想や目的が忘れられるにつれて、暴走や形...
投資哲学を求めて

最悪の事態を予言すれば、偉大な予言者としてもてはやされる。

前回、一部を紹介した、スティーブン・ピンカー「21世紀の啓蒙」で、ぜひとも頭の片隅に置いておきたい話がもうひとつ。知識人とメディアが過度な悲観論に傾く理由は何か?昨年の春以降、特にワイドショー番組に出...
資本主義問題

所得格差の解消は世界大戦や国家崩壊がセット?!

最近一人歩きするキーワード「新しい資本主義」。格差や不平等を解消するために分配を重視することを強調しているのだろうか。社会主義的な資本主義という意味なのか、詳しいことはよく分からない。ただ丁寧に歴史や...
投資哲学を求めて

株式投資が身につくまで何年かかる?

表題のような質問を受けて考え込んだ。 私が投資家として一人前になれたかな?と感じたのは去年のこと。 個人投資家としての2020年(20/12/23)投資をはじめてからちょうど20年くらい。 COVID...