投信のせいでESG投資への不信感がつのる。未来を変える力はあるのか?

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昨年末に1年のまとめをした時に書き忘れていたこと。

ESG投資関連の投資信託の状況を見つめていると、年々怒りが増してきて、

昨年2021年からはnoteでESG投信に関する注意喚起ページを用意した。

約10年前に出会った時は、これからの未来を創るための投資哲学か?と期待した。
しかし今、投信の部分だけを切り取れば、旧態依然の金儲けの手段に堕ちている。

ESG投資は結局こういう位置づけなのでは?と
昨年とある場で、下記のような図で説明もした。

ベストセラー、斎藤幸平「人新世の「資本論」」でSDGsが批判されているが、

「SDGsはアリバイ作りのようなものであり、目下の危機から目を背けさせる効果しかない。  かつて、マルクスは、資本主義の辛い現実が引き起こす苦悩を和らげる「宗教」を「大衆のアヘン」だと批判した。SDGsはまさに現代版「大衆のアヘン」である。」

SDGsと同じ村のESG投資についても同じことが言え、
金融業界の、ひいては資本主義の時間かせぎにすぎないのでは?
そんな疑問を拭い去ることができなくなってきた。

ただ自分で言うのもなんだけど、日本の個人投資家の中で、
誰よりも長く、そして深く、この分野に関わってきたうちの1人だと思うので、
ダメだこりゃ、と投げ出す前にやっておきたいことがある。

誰もが見向きもしなかった時代に、先陣を切って取り組んだ人たちは、
どういう理想で、どういう問題意識を持って臨んでいたのか。
そのあたりの情報を編集し、原点から見つめ直してみたい。

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