2014年のクリミア危機以来、ふたたびウクライナ周辺が怪しくなってきた。
前回は19世紀のロシアの南下政策を振り返ったりしたが、
もう少し広い範囲でロシア史を眺めてみると、
ロシアは歴史上、何度も本土に攻め込まれてきた。
- 1605~18年 ロシア・ポーランド戦争
- 1707~09年 スウェーデン王カール12世のロシア侵攻
- 1812年 ナポレオンのロシア侵攻
- 1914年、1941年 二度の世界大戦でドイツ軍のロシア侵攻
だから東欧諸国がEUやNATOに加盟し、
徐々に包囲網が狭まっていくように見える昨今の情勢は、
ロシアの立場になれば、耐えられないほどのストレスに違いない。
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