世界を読み解く方法 探究人がAI時代に生き残る?/今井むつみ「学びとは何か」 副題の「探究人になるために」に目を引かれて手に取ると、なんと尊敬する羽生善治さんが前文を寄せている本だった。 今井むつみ「学びとは何か」岩波新書から2016年に出版された本に今ごろ気が付いた。赤ん坊の... 2025.02.12 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 アブダクション、連続性、学びの作法/パース「連続性の哲学」 書店で「仮説○○」というタイトルの本が並んでいるのを見て、十数年前に挫折した岩波文庫をもう一度、手にとってみた。 パース「連続性の哲学」チャールズ・サンダース・パース(1839-1914)は、推論や探... 2025.02.06 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 学習過程を探究の過程とするための方法 物事を俯瞰して捉え、自己の在り方を問い続けるために、学習過程を探究の過程にすることが重要、というような話が、文部科学省の学習指導要領に載っていた。 総合的な学習(探究)の時間(文部科学省ウェブサイト)... 2025.02.02 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 何気ない日常にいかに驚くか?/九鬼周造「驚きの情と偶然性」 「好奇心はどのように生まれるのか?」最近ちょこちょこ書き留めている気になるテーマのひとつ。 好奇心はどのように生まれるのか?(22/12/13) 好奇心を持ち続ける(23/01/01) 好奇心の源は「... 2025.01.15 世界を読み解く方法
情報と知性 文字、索引、Google、AIに対する懸念はすべて同じ/デニス・ダンカン「索引の歴史」 この世のすべての情報に索引を付ける。それがGoogleが目指していることだと捉え、書物における索引の歴史を読み解けば、何かが見えそうだ。 デニス・ダンカン「索引 ~の歴史 書物史を変えた大発明」索引は... 2025.01.05 情報と知性お薦めの本
情報と知性 ピーター・バーク「博学者 知の巨人たちの歴史」 株式投資を本業とし、余裕ができる時間を読書に充てれば、「博学者」や「知の巨人」への道が拓けるかも?なんてことを密かに思ってから10年以上が経過しているが、橋にも棒にも引っかからず、単なる趣味人どまりの... 2024.12.13 情報と知性お薦めの本
世界を読み解く方法 世界を読み解く方法を求めて 株式投資をはじめた当初は、お金を殖やすことが最大の目的。就職活動の時期が就職氷河期と呼ばれた時代にあたり撃沈。株式投資で世間を見返してやる!という意気込みだった。それから約5年経って、このブログをはじ... 2024.11.22 世界を読み解く方法投資で創った人生哲学
世界を読み解く方法 微分・積分とたわむれる 今年9月に発売された、小林俊行「地力をつける微分と積分」。東京大学の文科1、2年生向けの数学の講義で、壁際に立ったり、床に座ったりする学生がいるほど超人気。 立ち見・床座りでも聴きたい、数学の講義(R... 2024.11.08 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 「数字まみれ」の現代が私たちに与える影響 ミカエル・ダレーン、ヘルゲ・トルビョルンセンの共著「数字まみれ」。邦訳の副題には、「なんでも数値化がもたらす残念な人生」とあり、原題は「MORE. NUMBERS. EVERY. DAY.」。かつては... 2024.10.09 世界を読み解く方法
情報と知性 インターネットの世界化についての8つの懸念(by 松岡正剛) 私たち人間は外からのショックを受けてはじめて、好奇心が立ち上がり、考えを巡らすようになる生き物。そんな捉え方もできるので、 好奇心はどのように生まれるのか?(22/12/13)先月、松岡正剛さんが亡く... 2024.09.22 情報と知性
世界を読み解く方法 梶谷真司「問うとはどういうことか」 タイトルに惹かれて読み終えた後に、同じ著者の「考えるとはどういうことか」という、似たタイトル本を読んでいたことに気が付いた。「考える」ことについて、目を引いたのはこんな記述だった。 分からないことを増... 2024.08.29 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 東浩紀「訂正する力」から、文化・投資・人生を考える 先日の収録の際、rennyさんからご紹介いただいた、東浩紀「訂正する力」を読んでみた。気になったポイントをざっとまとめておくと、 「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を... 2024.08.25 世界を読み解く方法日本の歴史と文化
世界を読み解く方法 不確実性を求めて旅へ 地元のレストランの料理が劇的に変わった。「シェフが変わったの?」と尋ねてしまうほど。前月に徳之島を訪問し、現地の食材に触れたことで、新たな料理が生み出されたようだ。眠っていたシェフの能力を旅が引き出し... 2024.08.18 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 人口動態のトリレンマ トリレンマ。3つの選択肢のうち2つを選び、残り1つを捨てること。トリレンマで世界を読み解くと意外とわかりやすいことが多く、これまで金融政策など、いろいろな書物で出会ってきた。 「時間かせぎの資本主義」... 2024.08.08 世界を読み解く方法
生成AIで遊ぶ 羽生善治さんに学ぶ、世界を読み解く方法 いつの間にやらブログの記事数が3,000を超えていた。10年前に記事の整理をかねて、電子書籍化を試みたので、そろそろもう一度、振り返りながら編集し直そうかと。そう思いつつ、量がたくさんあって二の足を踏... 2024.07.05 生成AIで遊ぶ世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 脳の限界が悪を生む?/池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」 引き続き、池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」に収録された、3日間の講義録のうち2日目を読み終えてメモ。人工知能との比較から考える脳の特徴がテーマ。 四色定理はコンピューターを使った力技で証明された。... 2024.04.09 世界を読み解く方法お薦めの本脳と遺伝子の探求
世界を読み解く方法 鷲田清一「『待つ』ということ」 「タイパ」について考えるための読書の続編。 稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」(2022年出版) 辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」(2023年出版)最初の二冊はタイパという言葉が現れて以後に... 2024.03.22 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 愛とは時間をムダにすること/辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」 「タイパ」について学ぶための読書。一冊目は、 稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」続いて読んだのは、文化人類学者が「ムダ」をテーマに書いた、 辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」「タイパを重視する... 2024.03.17 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 未来を考察する方法/ウィリアム・マッカスキル「見えない未来をかえる『いま』」 著者の名前に見覚えがあったので読んでみた一冊。 ウィリアム・マッカスキル「見えない未来をかえる『いま』 長期主義倫理学のフレームワーク」著者の本を読むのは2冊目。 エシカル消費よりも寄付の選別に頭を使... 2024.03.16 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 考えるとはどういうことか? これだけをやっておけば大丈夫!人生の様々な場面でこのような誘惑に出会う。タイパやコスパに重視される今、私たちは易きに流れがち。生物の究極がホヤであるなら、正しいのかもしれないが、、、 世界はシンプルな... 2024.02.04 世界を読み解く方法