世界を読み解く方法問いや仮説の記録を残すためにブログを綴る スティーブ・ジョブズが講演(2005年・スタンフォード)の中で語った、"Connecting the Dots"についての一節。 “Again, you can’t connect the dot...2023.01.03世界を読み解く方法
世界を読み解く方法数学の魔術的な有効性/須藤靖「宇宙は数式でできている」 学生時代に数学が苦手になり、敬遠してしまう人は数多い。でも、須藤靖「宇宙は数式でできている」が指摘するように、 「この宇宙は信じがたい精度で数学的な法則に従っている。」 同内容の名言を残した偉人は数...2022.11.23世界を読み解く方法
世界を読み解く方法カルロ・ロヴェッリの量子論に、思考法や思考の癖を学ぶ。 カルロ・ロヴェッリ「世界は関係でできている」。 量子力学の解釈をめぐり、大きく分けて、「多世界解釈」「隠れた変数の理論」「QBリズム」の3つの派閥があるが、著者は「関係」を軸に解釈すべきと説く。 ...2022.08.26世界を読み解く方法脳と遺伝子の探求
世界を読み解く方法閃きを呼ぶ「玲瓏」は、神を招く作法と同じ。 羽生善治さんがサインに記す「玲瓏(れいろう)」。 この言葉についての本人の解説を引用すると、 「意味としては、富士山の頂上から眺めるような風光明媚な景色、またはそのような心境ということです。意味の近...2022.08.16世界を読み解く方法
世界を読み解く方法論理より直感を信じるようになった経緯 論理的思考、ロジカル・シンキング。 私のなかでは2000~2010年あたりに、世間でもてはやされた印象がある。当時20代だった私は、なるほど論理の積み上げが大切なのか!と真に受けたが、とくに証券市場と...2022.08.11世界を読み解く方法投資で創った人生哲学
世界を読み解く方法相対性理論は世界の理を教えてくれる アインシュタインの「相対性理論」に関する簡単そうな本を見つけたら、物理学の詳しい話は分からなくても、手に取るようにしている。今回はKindle版の「NHK「100分de名著」ブックス」のもの。 私にと...2022.07.22世界を読み解く方法
世界を読み解く方法好奇心の羽を広げて直感を磨く/羽生善治「直感力」 羽生善治さんの書籍を再読・編集するのが止まらなくなってしまい。今回は2012年に出版された「直感力」より。 羽生さんが「直感」をテーマに執筆することになったのは、 おそらく2005年出版の「決断力」...2022.05.28世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法選択に迫られた時に読み返す、羽生善治「大局観」。 私が投資に前のめりになるのは、株式市場が暗いムードの時なので、欲しかった企業の株価がどれもお買い得に見えて絞るのが難しい。選ばなかった方の企業の株価が上昇してしまったり…(苦笑) 星の数ほど多くの手か...2022.05.26世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法羽生善治「決断力」に学ぶ、情報との向き合い方。 羽生善治さんの「決断力」が出版された2005年当時は、家庭向けのインターネットの人口普及率が70%を超えた頃。(2001年は44%だったが、その後ADSLや光回線の普及で急上昇。) それまで一般市民の...2022.05.23世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法私にとって最高の投資指南書、羽生善治「決断力」 私が投資家人生で一番参考にしている方は、ウォーレン・バフェットさんよりも、将棋の羽生善治さん。rennyさんとのお話の中でそんなことを語った。 2005年に出版された「決断力」との出会いにはじまる。...2022.05.19世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法歴史に法則はない/カール・ポパー「歴史主義の貧困」 久しぶりにカール・ポパーの「歴史主義の貧困」を再読。 前回の読書メモは、序章をちぎっているだけなので、 おそらく中身はよく理解できないまま挫折したものと思われる。 歴史の行く末は予測不能/カール・ポ...2022.05.08世界を読み解く方法
世界を読み解く方法価値があるとはどのようなことか? ジョセフ・ラズ「価値があるとはどのようなことか」。 価値(企業価値)と価格(株価)の差異に探すのが投資家の営みだから、この本のタイトルにすごく惹かれたのだけど、理解不能な内容だった。 価値というからに...2022.05.02世界を読み解く方法
世界を読み解く方法ポール・ヴァレリー「精神の危機」「知性について」 ポール・ヴァレリー「精神の危機 他十五篇」より、「精神の危機」と「知性について」の読書メモ。 精神の危機 ポール・ヴァレリー(1871~1945)は、産業革命や資本主義などで世界をリードしたのが、なぜ...2022.02.02世界を読み解く方法
世界を読み解く方法人の目を曇らせる「思想」「嗜好」「習慣」(柳宗悦) 私たちが本質を見失いがちなのはなぜか? 柳宗悦がこんな言葉を残している。 「大方の人は何かを通して眺めてしまう。いつも眼と物との間に一物を入れる。ある者は思想を入れ、ある者は嗜好を交え、ある者は習慣...2022.01.14世界を読み解く方法脳と遺伝子の探求
世界を読み解く方法大局観は歳とともに身につくもの? 将棋やチェスの勝負師の思考法に触れて、投資家としてこれは身につけたい!と願った「大局観」。 大局観を身につけるには?/羽生善治&カスパロフ(07/12/18) この記事は20代だった14年前に書いた...2021.11.09世界を読み解く方法
世界を読み解く方法なぜ真実が軽視されるのか?/リー・マッキンタイア「ポストトゥルース」 ポストトゥルースとは? オックスフォード大学出版局辞典部門が、「ポストトゥルース“post-truth”」という言葉を、2016年の「今年の一語」にノミネートし、その意味を以下のように説明。 「公共...2021.10.05世界を読み解く方法
世界を読み解く方法ル・ボン「群集心理」は、人間の条件、大衆の反逆の源流。 今月のNHK「100分de名著」が、ギュスターヴ・ル・ボン「群集心理」。 まだ読んでいなかったので、この機会に手に取った。これまで読んだ本と歴史との関連をつなげると、こういう流れかなと。 ル・ボン「...2021.09.13世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法テクノロジーに関する未来予測が当たらないのはなぜ?/ミチオ・カク「穴居人の原理」 テクノロジーに関する未来予測が当たらないのはなぜか? 物理学者ミチオ・カクは「2100年の科学ライフ」(2011)のなかで、その原因を「穴居人の原理」と呼び、原始的な欲求に答えを求めた。 「現代のテ...2021.08.17世界を読み解く方法
世界を読み解く方法歴史家はどのように歴史像を描くのか? エドワード・ハレット・カー「歴史とは何か」に登場する、「歴史とは現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話」という文章を目にして、投資家の思考と似ているなと感じた。 歴史とは現在と過去との対話/エドワ...2021.05.28世界を読み解く方法お薦めの本投資哲学を求めて
世界を読み解く方法平易な言葉で本質を説く/酒井雄哉「一日一生」 投資家の職業病なのか、経済情勢と合わせて思い出すのだが、リーマン・ショック直後にベストセラーになった一冊、 酒井雄哉「一日一生」 ずいぶん久しぶり読み返した。著者は2013年に亡くなっている。 著者...2021.05.14世界を読み解く方法お薦めの本