世界を読み解く方法 微分・積分とたわむれる 今年9月に発売された、小林俊行「地力をつける微分と積分」。 東京大学の文科1、2年生向けの数学の講義で、 壁際に立ったり、床に座ったりする学生がいるほど超人気。 立ち見・床座りでも聴きたい、数学の講義... 2024.11.08 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 「数字まみれ」の現代が私たちに与える影響 ミカエル・ダレーン、ヘルゲ・トルビョルンセンの共著「数字まみれ」。 邦訳の副題には、「なんでも数値化がもたらす残念な人生」とあり、 原題は「MORE. NUMBERS. EVERY. DAY.」。 か... 2024.10.09 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 インターネットの世界化についての8つの懸念(by 松岡正剛) 私たち人間は外からのショックを受けてはじめて、 好奇心が立ち上がり、考えを巡らすようになる生き物。 そんな捉え方もできるので、 好奇心はどのように生まれるのか?(22/12/13) 先月、松岡正剛さん... 2024.09.22 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 梶谷真司「問うとはどういうことか」 タイトルに惹かれて読み終えた後に、 同じ著者の「考えるとはどういうことか」という、 似たタイトル本を読んでいたことに気が付いた。 「考える」ことについて、目を引いたのはこんな記述だった。 分からないこ... 2024.08.29 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 東浩紀「訂正する力」から、文化・投資・人生を考える 先日の収録の際、rennyさんからご紹介いただいた、 東浩紀「訂正する力」を読んでみた。 気になったポイントをざっとまとめておくと、 「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解... 2024.08.25 世界を読み解く方法日本の歴史と文化
世界を読み解く方法 不確実性を求めて旅へ 地元のレストランの料理が劇的に変わった。 「シェフが変わったの?」と尋ねてしまうほど。 前月に徳之島を訪問し、現地の食材に触れたことで、 新たな料理が生み出されたようだ。 眠っていたシェフの能力を旅が... 2024.08.18 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 人口動態のトリレンマ トリレンマ。 3つの選択肢のうち2つを選び、残り1つを捨てること。 トリレンマで世界を読み解くと意外とわかりやすいことが多く、 これまで金融政策など、いろいろな書物で出会ってきた。 「時間かせぎの資本... 2024.08.08 世界を読み解く方法
生成AIで遊ぶ 羽生善治さんに学ぶ、世界を読み解く方法 いつの間にやらブログの記事数が3,000を超えていた。 10年前に記事の整理をかねて、電子書籍化を試みたので、 そろそろもう一度、振り返りながら編集し直そうかと。 そう思いつつ、量がたくさんあって二の... 2024.07.05 生成AIで遊ぶ世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 脳の限界が悪を生む?/池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」 引き続き、池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」に収録された、3日間の講義録のうち2日目を読み終えてメモ。 人工知能との比較から考える脳の特徴がテーマ。 四色定理はコンピューターを使った力技で証明された... 2024.04.09 世界を読み解く方法お薦めの本脳と遺伝子の探求
世界を読み解く方法 鷲田清一「『待つ』ということ」 「タイパ」について考えるための読書の続編。 稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」(2022年出版) 辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」(2023年出版) 最初の二冊はタイパという言葉が現れて以後... 2024.03.22 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 愛とは時間をムダにすること/辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」 「タイパ」について学ぶための読書。一冊目は、 稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」 続いて読んだのは、文化人類学者が「ムダ」をテーマに書いた、 辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」 「タイパを重視... 2024.03.17 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 未来を考察する方法/ウィリアム・マッカスキル「見えない未来をかえる『いま』」 著者の名前に見覚えがあったので読んでみた一冊。 ウィリアム・マッカスキル「見えない未来をかえる『いま』 長期主義倫理学のフレームワーク」 著者の本を読むのは2冊目。 エシカル消費よりも寄付の選別に頭を... 2024.03.16 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 考えるとはどういうことか? これだけをやっておけば大丈夫! 人生の様々な場面でこのような誘惑に出会う。 タイパやコスパに重視される今、私たちは易きに流れがち。 生物の究極がホヤであるなら、正しいのかもしれないが、、、 世界はシン... 2024.02.04 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 善悪二元論を倫理学から考えてみる/佐藤岳詩「倫理の問題とは何か」 自分の信じているものを強く信じるために、 敵を作って批判してしまいがちなのはなぜなのか? それはデカルトの「方法序説」以来、 私たちが築いてきた思考法の基本が二元論だから? 今月のrennyさんとのポ... 2024.01.24 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 年末年始の読書が不作 例年通り、年末年始用に図書館でたくさん本を借りて、 読みあさったけど、思うような成果が得られなかった。 「江之浦奇譚」は江之浦測候所の鑑賞後だったので面白かったけど。 もやっとしながらも、気になった書... 2024.01.11 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 因果関係と相関関係を混同しないための反事実? よくある考え方の間違えに因果関係と相関関係の混同がある。 でも因果関係ってどうやったら証明できるのだろう? その解を求めて「因果推論の科学」なる分厚い本を手に取ったが難しい。 理解度が怪しい状況だが「... 2023.12.02 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 人間の認識に客観は存在しない。あるのは主観のみ。 宇宙物理学に触れると、直感的には理解し難い話が満載。 サイクリック宇宙論…現在の宇宙はビックバン(膨張)とビッククランチ(収縮)を30~50回繰り返してできあがったもの? 私たちは50回目の宇宙を生き... 2023.11.09 世界を読み解く方法宇宙を読み解く科学
世界を読み解く方法 ベーコンのイドラ。帰納法で読み解くその前に。 フランシス・ベーコン(1561-1622)といえば帰納法。 恥ずかしながら、それだけしか頭に残っていなかった。 あらためて高校生用の倫理の参考書を読み直すと、 世の中を帰納法で読み解くにあたっての前提... 2023.10.02 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 好奇心の源は「問い」 先日、大学生から質問攻めにあう機会に恵まれ、 株式投資に限らず、幅広く話をさせてもらって楽しかった。 と同時に20代の好奇心ってすごいな!と感心した。 私はちょうど10年前から2年かけて、今の中隠生活... 2023.09.15 世界を読み解く方法
世界を読み解く方法 未来を他人事ではなく自分事にすることのむずかしさ 未来を憂い、現在の行動を考えることのむずかしさ。 シーフードレガシーの花岡和佳男さんに、漁業の現状と未来について伺って、そうだよなぁと感じたこと。 漁業は世界的には成長産業と見なされており、環境持続性... 2023.09.10 世界を読み解く方法