問いや仮説の記録を残すためにブログを綴る

この記事は約2分で読めます。

スティーブ・ジョブズが講演(2005年・スタンフォード)の中で語った、
Connecting the Dots“についての一節。

“Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”

約10年前に、この講演を受けて、こんな図解をしたことがある。

何かとふいに出逢うことで、心の中で過去が整理・再評価され、
過去から現在へ必然的に進んできたかのような錯覚とともに、
明るい未来が広がっているかのような高揚感を引き起こす。

こうした”Connecting the Dots”を感じられる瞬間に、
一生で何度、出逢うことができるか、
それが人生の幸福度や充実度を決めるのではないか?

またこのことは、人生だけにあてはまる話ではない。
経済や社会をはじめ、この世のほとんどのこれまでの評価は、
これから起きることによって、常に編集し直されている。

というような、これまで書いてきた世界認識において、
これは重要だなと感じるようになったことがもうひとつ。

どのような問いや仮説を立てたのか記録を残しておくこと。

現在や過去に対する認識や解釈の出発点を忘れてしまっては、
紡ぐことも、ほどくことも、紡ぎ直すことも、ままならない。
人の記憶は曖昧なものだから、記録を残しておくことが大切。
そのためにもブログを書き続けていこうと思う。

コメント