未来を憂い、現在の行動を考えることのむずかしさ。
シーフードレガシーの花岡和佳男さんに、
漁業の現状と未来について伺って、そうだよなぁと感じたこと。
漁業は世界的には成長産業と見なされており、
環境持続性や社会的責任を追及すべき分野として注目されている。
その一方、日本は漁獲量・漁業者人口はピークの約3分の1まで減少。
自分の代で終わりという漁師さんも多く、未来に目が向きづらい。
そもそも古典で訴えられてきた人生論は、
未来や過去に振り回されず、今この時に目を向けよ!
説いたものが非常に多い。
- 荘子と徒然草の人生論。人が未来を憂い、現在の欲望を抑えることは難しい?(18/08/03)
また私自身、身をもって感じることだが、
将来の社会のことを考えて投資したいと思っていても、
自分の寿命を超えた先の未来まで考えられるかというと…。
もし子供がいれば、命が繋がっていく実感が持ちやすく、
より長い時間軸で思考を巡らせることができたのだろうか?
人が真に未来と向き合うには不老不死が必要?
でも命の永続性と脳の複雑性は相反するものらしい。
- 脳が複雑だから永遠には生きられない?/更科功「ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか」(22/08/03)
だから脳をクラウドにアップロードすることが重要?
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