好奇心の源は「問い」

この記事は約2分で読めます。

先日、大学生から質問攻めにあう機会に恵まれ、
株式投資に限らず、幅広く話をさせてもらって楽しかった。
と同時に20代の好奇心ってすごいな!と感心した。

私はちょうど10年前から2年かけて、今の中隠生活に落ち着いた。

これまで周囲の反応で一番多かったのが、
「毎日ある程度やることが決まっていないのは大変では?」。

でも大学生の時期は何をやっても自由で退屈しなかったはず。
それはきっと頭の中が好奇心でいっぱいだったからなのでは?

歳を重ねるとともに好奇心を持ち続けるのは難しいのかもしれない。

私は幸運にも株式投資をはじめて8年ほど経ったときに、
謎のビックバンが起こり、爆発的に関心分野が広がっていった。

根源にあるのは「世界を読み解く方法を求める」。
そのために追いかけている代表的な「問い」を書き出すと、

  • 目の前の事象は偶然にすぎないのか?(哲学、量子力学、遺伝、確率・統計)
  • 時間とは何か? 時は流れているのか?(宇宙物理学、哲学、禅)
  • 私たちの意識や記憶はどこにあるのか?(脳科学、進化心理学)
  • 善悪の間に線を引くことはできるのか?(哲学、社会学)
  • 資本主義はどこへ行くのか?(経済学、歴史、宗教、進化生物学)
  • 日本が世界に誇れるものは何か?(歴史、文化)
  • 美味はどのように生まれるのか?(食文化、脳科学)

こうした「問い」と日々戯れていると、退屈なんてしていられない。
そして「問い」こそが好奇心の源なんだよね。

コメント