人生の哲学と科学

お薦めの本

一期一会の夜空に目を向けられる人生でありたい

「月刊星ナビ 2024年7月号」の特集、星空人生100年計画が興味深い。これまでとこれからの激レア天文現象がまとめられている。自分が物心ついた頃からの記録を抜き出してみると、日付現象1986年4月ハレ...
投資で創った人生哲学

投資は運が半分。じゃあ残りの半分は?

投資の成否は、半分は運次第と書いた。 投資は運が半分。だからお薦めの投資先なんて語れない。(24/05/07)では残りの半分は何か?まだ私の中で答えが明確にはなっていない。でも偶然の幸運をつかむための...
古今和歌集

生命の存在意義はエントロピー増大を加速すること/池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」

引き続き、池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」に収録された、3日間の講義録のうち3日目を読み終えてメモ。私たちにはなぜ脳があるのか? 私たちの存在価値は何なのか?池谷氏の解説が衝撃的な内容だった。 私...
世界を読み解く方法

脳の限界が悪を生む?/池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」

引き続き、池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」に収録された、3日間の講義録のうち2日目を読み終えてメモ。人工知能との比較から考える脳の特徴がテーマ。 四色定理はコンピューターを使った力技で証明された。...
お薦めの本

現実と仮想の混同はすでに脳内で…/池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」

脳科学者、池谷裕二さんの新刊「夢を叶えるために脳はある」。高校生向け講義シリーズ3部作の完結編。前作はブルーバックス創刊50周年記念イベントでもらって読んだ。あれから10年以上も経ったのか。 記憶が「...
世阿弥「風姿花伝」

世阿弥「風姿花伝」の人生論 35歳→45歳

今からだいたい10年前の30代半ばの頃、古典に記された年代別の人生論を収集していた。なんとなく振り返っていて、もう一度読んでみようと思ったのが、世阿弥「風姿花伝」の35歳と45歳についての記述。「風姿...
世界を読み解く方法

鷲田清一「『待つ』ということ」

「タイパ」について考えるための読書の続編。 稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」(2022年出版) 辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」(2023年出版)最初の二冊はタイパという言葉が現れて以後に...
世界を読み解く方法

愛とは時間をムダにすること/辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」

「タイパ」について学ぶための読書。一冊目は、 稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」続いて読んだのは、文化人類学者が「ムダ」をテーマに書いた、 辻信一「ナマケモノ教授のムダのてつがく」「タイパを重視する...
世界を読み解く方法

未来を考察する方法/ウィリアム・マッカスキル「見えない未来をかえる『いま』」

著者の名前に見覚えがあったので読んでみた一冊。 ウィリアム・マッカスキル「見えない未来をかえる『いま』 長期主義倫理学のフレームワーク」著者の本を読むのは2冊目。 エシカル消費よりも寄付の選別に頭を使...
古典に学ぶ人生論

しょせん自分のお尻の上に座るしかない/モンテーニュ「エセー」

引き続き、モンテーニュ「エセー」より。私たちは理解不明な出来事に遭遇すると、原因と結果を強引に結びつけて、納得しようとしがち。「わたしの見るところ、人間というのは、なにかの事実が示されると、えてして真...
古典に学ぶ人生論

基準は自分の内側に/モンテーニュ「エセー」

年始から株高・円安で資産の増加ペースが不気味だ。おそらく2024年1月の1ヶ月間は、24年間投資を続けてきて、月次ベースでの増加割合・増加額ともに過去最高だと思う。こんな時は投資と距離を置いて、古典と...
古典に学ぶ人生論

読書が心を整える/モンテーニュ「エセー」

モンテーニュは「三つの交際について」の章で、人生を振り返り、3種類の良き交際を比較した。 美しく礼儀正しい女性たちとの交際 まれで心地よい友愛 書物との交際まずは読書以外の2つ(恋愛・友愛)について、...
脳と遺伝子の探求

体内時計を司る遺伝子とその司令塔/岡村均「時計遺伝子」

タイトルに惹かれて手に取った、岡村均「時計遺伝子」。すべては理解できなかったので簡単に読書メモ。私たちを形作るすべての細胞に「時計遺伝子」が含まれている。そしてこれらの時計遺伝子の司令塔が、眼の奥にあ...
世界を読み解く方法

考えるとはどういうことか?

これだけをやっておけば大丈夫!人生の様々な場面でこのような誘惑に出会う。タイパやコスパに重視される今、私たちは易きに流れがち。生物の究極がホヤであるなら、正しいのかもしれないが、、、 世界はシンプルな...
世界を読み解く方法

善悪二元論を倫理学から考えてみる/佐藤岳詩「倫理の問題とは何か」

自分の信じているものを強く信じるために、敵を作って批判してしまいがちなのはなぜなのか?それはデカルトの「方法序説」以来、私たちが築いてきた思考法の基本が二元論だから?今月のrennyさんとのポッドキャ...
世界を読み解く方法

年末年始の読書が不作

例年通り、年末年始用に図書館でたくさん本を借りて、読みあさったけど、思うような成果が得られなかった。「江之浦奇譚」は江之浦測候所の鑑賞後だったので面白かったけど。もやっとしながらも、気になった書籍につ...
兼好法師「徒然草」

資産を殖やす話ばかりの今こそ、徒然草。

昨年来、新NISAの話題があふれており、将来の資産を殖やすことばかりに焦点がいきがちだ。だが、お金を「稼ぐ・貯める・殖やす」方法は限られており、本当に難しいのは、多数の選択肢があるお金の「使い方」。人...
お薦めの本

行動遺伝学の3原則(エリック・タークハイマー)

行動遺伝学者の安藤寿康氏と、作家の橘玲氏の対談本、「運は遺伝する」がわかりやすく、遺伝学に関心がある方にオススメ。(キャスリン・ペイジ・ハーデン「遺伝と平等」は難しくて途中で挫折)その中でこれは頭に入...
世界を読み解く方法

因果関係と相関関係を混同しないための反事実?

よくある考え方の間違えに因果関係と相関関係の混同がある。でも因果関係ってどうやったら証明できるのだろう?その解を求めて「因果推論の科学」なる分厚い本を手に取ったが難しい。理解度が怪しい状況だが「反事実...
脳と遺伝子の探求

行動遺伝学は日進月歩。一つの遺伝子だけで人生は語れない。

遺伝と環境が私たちの人生に与える影響を研究する行動遺伝学。これから「文系」と呼ばれる分野の諸学問は、脳科学や遺伝学等、私たちの内側の最先端を追求する学問によって様変わりしていく。そんな予感がするので、...