体内時計を司る遺伝子とその司令塔/岡村均「時計遺伝子」

この記事は約1分で読めます。

タイトルに惹かれて手に取った、岡村均「時計遺伝子」
すべては理解できなかったので簡単に読書メモ。

私たちを形作るすべての細胞に「時計遺伝子」が含まれている。
そしてこれらの時計遺伝子の司令塔が、眼の奥にある、
直径わずか2ミリの「視交叉上核」という神経細胞なのだとか。

いわゆる「腹時計」のことか?と思ったが違うらしい。
腹時計は「視床下部背内側核」という部位にあり、
空腹感をもたらし、食事のリズムをつかさどるもの。

一方の時計遺伝子が作用する「体内時計」は、
睡眠、血圧、体温、ホルモン分泌など様々なリズムをつかさどる。

夜寝付けない人へのよくあるアドバイスとして、

  • 朝起きたら太陽光を浴びる
  • 夜は部屋の明かりを明るくしすぎない
  • 寝る前にスマホを見てはダメ

というのがある。 眼の奥に体内時計の司令塔がいるから、
変な時間に光を浴びると時計が狂ってしまうということなんだね。

コメント