日本の美意識

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日本美術と西洋美術の比較/秋元雄史「日本美術鑑賞」

東京芸大・美術館館長の秋元雄史教授の講演を聞いてきた。「一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞」の出版記念だ。 これまでは和歌や古典を中心に日本の美意識を追ってきたが、この本との出会いを機に、美術品の勉...
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日本美術の二つの系譜

講師・山下裕二、聞き手・橋本麻里の「驚くべき日本美術」。 山下氏が日本美術の二つの系譜を示し、 「二つのライン、その間の幅が非常に広いことが、実は日本美術の豊かさだと思うんです。おそらく、...
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日本文化を考える/神田邦彦「現代文 標準問題精講」

大学受験用の現代文問題集の学習メモ。 一人称を使い分ける日本語の心理 鈴木孝夫「閉ざされた言語・日本語の世界」を題材に学ぶ 日本人は目の前の相手次第で、一人称代名詞をコロコロ使い分ける。それはつ...
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曜変の輝きと千利休の美学

雑誌BRUTUSの最新号の特集が「曜変天目」。 「窯変(ようへん)」の美。窯の中で釉薬が化学反応を起こし、美しい色彩や結晶が生まれる。とりわけ美しい茶碗には「窯」に変わって「曜」の字が当てられた...
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令和が梅なら、次は桜にまつわる元号を!

桜と月に関する日本の古典を編集して本にした時、万葉集の梅から古今集の桜に関心が移る過程を簡単に紹介した。 「古代の日本で「春の花」と言えば「梅」だった。いつごろ日本の関心が梅から桜へ移っていった...
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中秋の名月をめぐる日本の歴史・文化

中秋の名月についてこれまで調べたことをいったんまとめてみた。 「中秋」の由来 旧暦での季節の分け方は、 春…1月、2月、3月 夏…4月、5月、6月 秋…7月、8月、9月 ...
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日本文化の礎を築いた偉人。紀貫之、西行、足利義政。

タイトルに惹かれて 藤田正勝「日本文化をよむ」を読んだ。 5つのキーワードを通じて日本文化の根底に迫る内容だが、 親鸞の部分がなんとなくズレてしまっている印象だった。 西行の「心」...
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日本人のコミュニケーション能力不足の文化的背景

日本人はコミュニケーション能力が低いとされるが、その原因を日本の文化や歴史に求めることはできるのか? という問いに対して、思いつくままに書き綴ってみる。 言挙げせぬ国 無文字社会が長かった古代日...
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春の雪が豊作を約束? 勅撰和歌集も春の雪で景気づけ。

「さくら」の語源は、 「さ」…稲の精霊を表す「くら」…神が座する場所 であり、 春の訪れとともに穀物の精霊が舞い降りる場所が「桜」という説がある。 ゆえに古代人は桜の花の散りぐあいで、秋の豊凶...
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古今和歌集から笈の小文へ受け継がれる美意識

日本の思想・哲学の源流を求めると、 紀貫之が書いたとされる「古今和歌集」の仮名序にたどり着く。 「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざしげきものな...
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夢窓国師が枯山水の祖とされるのはなぜか?/夢中問答集57話

西芳寺の庭園を作庭したのは夢窓国師ではない、とする重森三玲の説があることを先日紹介した。 ではなぜ作風を異にするも関わらず夢窓国師作とされるのか? またなぜ夢窓国師は「枯山水」の祖とされているのか...
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禅芸術の引き算の美学。その精神性の背景は?

禅は不思議だ。 腰を下ろして動かず(座禅)、布教活動に動き回ったりしない。 それにもかかわらず鎌倉・室町期以降の日本文化に多大な影響を与えている。 禅の山水思想は、枯山水や水墨画へと芸術に進化し、...
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田中仙堂「岡倉天心『茶の本』を読む」で名著の魅力を再認識。

読者家を自負する日本人の誰もが読んでいる、 内村鑑三「代表的日本人」(1894年) 新渡戸稲造「武士道」(1900年) 岡倉天心「茶の本」(1906年) この3冊が英文で世界に発信され...
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中秋の名月よりも九月十三夜の月を愛でる

以前、古今和歌集に中秋の名月の和歌がないことに気がつき、竹取物語に絡めて、当時の月のイメージが原因では?と考えた。 中秋の名月を詠わない古今集。月が不吉な竹取物語。 付け加えるなら、そもそもこ...
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十六夜の月はためらいながら夜空へ

中秋の名月を前に月の古典をいろいろ調べていたら、満月の翌日の十六夜にまつわる認識がおもしろかった。 十六夜は「いざよい」と読む。これにまつわる目に止まった古典を2つ引用すると。 まずは源氏物語の夕...
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生きるまで生きたらば…/前田慶次「無苦庵記」

隆慶一郎「一夢庵風流記」の描写よって評価が一変した前田慶次。 「天下御免の傾奇者」として戦国時代に欠かせないスターとなった。 「無常→数寄→幽玄→わび・さび」という、日本の美意識の系譜。 思えば...
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【.ami】バブルの東山ルネサンス

現代に通ずる日本文化の原型のほとんどは室町時代に生まれた。 水墨画、和室、庭園、能、茶道、華道などなど…。 でもこれら文化を創造したのは貴族でも武士でもなく、 「阿弥」号を称した足利将軍のアミー...
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イサム・ノグチに見る日本的方法

四国旅でイサム・ノグチ庭園美術館(高松市牟礼)へ訪問後、イサム・ノグチ(1904~1998)についていろいろ調べている。 「二つの国をもち、二重の育てられ方をした私にとって、安住の場所はどこだっ...
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菅原道真の梅は飛び、桜は飛ばず?

和歌に詠われる春の花が梅から桜へ移る頃に、 梅を愛した菅原道真が政争に敗れ、都落ちをする。 菅原道真/梅が桜に変わる頃に 屋敷内の梅の木との別れを惜しんで詠んだ歌は、 後に主人を慕って梅の木が太宰...
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「桜狩り」から「紅葉狩り」へ

紅葉狩り。 この表現の由来は「桜狩り」のようだ。 いつの時代からかは分からないが、紅葉と桜が入れ替わった。 世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 散ればこそ いとど桜は めでた...
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