お薦めの本 心の善悪は縁しだい/正法眼蔵随聞記 曹洞宗の開祖、道元の弟子が師の教えを書きとめた名著。道元自身が遺した「正法眼蔵」より読みやすいのが特徴。「はづべくんば明眼の人をはづべし。」(1-1)つまらぬ人の目を気にする必要はない。賢者の目(=明... 2013.08.24 お薦めの本道元「正法眼蔵」
宮本武蔵「五輪書」 縁のあたりを打て/宮本武蔵「五輪書」水の巻 やってくる「瀬戸」の「景気(=気配)」を見切る智力を磨き、適切な「場」を見極めることで、「渡を越し」ていく。それが「火の巻」のポイントと読んだ。二天一流の太刀すじを説いた「水の巻」にも面白い章がある。... 2013.08.09 宮本武蔵「五輪書」
兼好法師「徒然草」 この世の噂は嘘ばかり/徒然草73段 鬼女の噂(50段)や猫の化け物「猫また」の噂(89段)に翻弄される人々を横目に兼好法師は、「世に語り伝ふること、真あいなきにや、多くは皆、空言なり。」世間の噂の多くはみな嘘だ、と73段で分析をはじめる... 2013.08.03 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 徒然草より「つれづれ」な和泉式部日記 4番目の勅撰和歌集「後拾遺和歌集」(1087年成立)において、もっとも多くの和歌が収録された歌人、和泉式部。このうち百人一首に採られた和歌を目にした人が多いかも。あらざらむ この世のほかの 思ひ出に ... 2013.07.27 古典に学ぶ人生論
宮本武蔵「五輪書」 瀬戸をいかに渡るか/宮本武蔵「五輪書」火の巻 宮本武蔵の「五輪書」を初めて読んだ。火の巻で語られる、絶妙の「間合い」とは何か?武芸だけにとどまらない教訓をざっくり編集すると、「渡を越すといふは、たとえば、海を渡るに瀬戸という所もあり、または四十里... 2013.07.19 宮本武蔵「五輪書」
道元「正法眼蔵」 私はどこに存在するのか?/正法眼蔵・相対性理論 私たち人間は約60兆個の細胞からできている。 そしてそのうち数千億個の細胞は1日の間に生まれ変わる。 細胞レベルでは絶えず更新されていく私たちのカラダ。 流れゆく細胞の中で「私」は「私」をどこで認識し... 2013.07.06 生物と生命の不思議道元「正法眼蔵」
兼好法師「徒然草」 兼好法師の名人讃歌/徒然草92、109、110段など 一度きりの人生だから、やりたいことに思いっきり打ち込んで、名人や達人、師匠などと呼ばれるところまで行きたいもの。「徒然草」は理想の生き方を追い求めた記録でもあり、そこには兼好法師が憧れた名人が描かれて... 2013.07.02 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論投資哲学を求めて
兼好法師「徒然草」 まずは環境を整える/徒然草58、85、157段 生きてある日は今日ばかり、との死生観から、「いつやるか? 今でしょ!」と徒然草で説いた兼好法師。では私たちは何から手をつければいいのか?「「道心あらば、住む所にしもよらじ。家にあり、人に交はるとも、後... 2013.06.26 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 世間に流されないための禅語 日本の株式市場についてコメントを、なんて言われても…大きな利益と損失が短期間に集中するのが証券市場ってもの。だから市場は普段通り。つられる人の心に問題があるのだ。今、なんとなく収集している「禅語」から... 2013.06.14 古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 いつやるか? 今でしょ!/徒然草59、155、188段 人生で大切なことのほとんどは「徒然草」に書いてある。中身カラッポの自己啓発本ではなく古典を読むべし!最近はやりの予備校講師のことばが胸を打つ。「いつやるか? 今でしょ!」これは兼好法師が「徒然草」でく... 2013.05.15 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論名言・名文
古典に学ぶ人生論 年齢別の人生論を収集中 古典に描かれた年齢別の人生論。日本人ならやはり世阿弥「風姿花伝」は外せない。世阿弥の年齢別人生論/風姿花伝・年来稽古条々 でも一般的に有名なのは孔子「論語」。「子の曰く、吾れ十有五にして学に志す。三十... 2013.05.10 古典に学ぶ人生論
私の人生観 世を捨てても世に捨てられずに生きる ちょうど5年前。 運転免許の更新で10年前と写真を比べて衝撃を受け、 35歳での隠居を宣言した。→その時の記事 今日から1年以内に何らかの決断を!ってことになるけど…この5年間、いろいろ試しながら、真... 2013.05.07 古典に学ぶ人生論私の人生観
古典に学ぶ人生論 しなやかな水のように/老子(8、67、78章) 「弱さ」にこそ「強さ」の源がある。こんな不思議な反転を初めて指摘したのは、老子だと思う。私の考える老子の根幹は「水のようにしなやかに国を治めよ!」。「しなやかに生きろ!」と人生訓に読みかえることもでき... 2013.04.28 中国古典古典に学ぶ人生論名言・名文
日本の美意識 兼好法師の月見/徒然草137段など 便利な時代になった。 徒然草に描かれた兼好法師の「月」観を知りたい!と思えば、 どこの段に書かれているかあっという間に収集できる。兼好の月への愛は21段の「よろずの事は、月見るにこそ慰むものなれ。」世... 2013.04.18 兼好法師「徒然草」日本の美意識
古典に学ぶ人生論 「君主論」の根幹は、運命・力量・時代性 たまに読み返す塩野七生「マキアヴェッリ語録」 。「君主論」で権謀術数を駆使してでも国家を統治べきだ!と主張した怖い人、というのが一般的なイメージかな。でもマキアヴェッリの言葉に触れてみると意外と人生論... 2013.04.14 古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 世阿弥の年齢別人生論/風姿花伝・年来稽古条々 2年前に紹介した内容だけど、最近になって心から反省し、世阿弥を例に「やはり人生50年だ!」と周囲に力説してるので再編集。能の大成者、世阿弥の書いた能楽論「風姿花伝」。その第1章に掲げられる「年来稽古条... 2013.03.27 世阿弥「風姿花伝」古典に学ぶ人生論名言・名文
兼好法師「徒然草」 徒然草の「あらまほし」生き方 徒然草には「あらまほし」がよく出てくる気がしたので編集。「あらまほし」は今の言葉で「こうありたい」って感じだから、集めてみれば兼好法師の人生観が見えてきそうじゃない。やっぱり目につくのは隠遁生活への賞... 2013.02.17 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 人に必要な広さ もっと広い家を買いたいから住宅ローンを多めに借りようかと…その段階で相談されても、困るんだけどね。。。私の同世代(30代半ば)は35年ローンを組みたがるものなのか?まぁローンの話はいったんおいといて(... 2013.01.22 古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 数寄者は名利を求めるべからず 自分が好きで続けていることに理解者など必要ない! 「好き」と同じ読みのことばに「数寄」と書くことばがある。「数寄というは、人の交はりを好まず、身のしづめるをも愁へず、花の咲き散るをあはれみ、月の出入り... 2013.01.02 古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 料理も人生も「淡い味」がいい/菜根譚・前集7、後集25 明朝末期の随筆集、洪自誠「菜根譚」。中国では注目されず、日本の儒者が編集・刊行し今に残る。料理に絡めた人生訓を読むと、なるほど中華より和に近い。まずは前集7項より。醲肥辛甘非真味。真味只是淡。神奇卓異... 2012.11.25 中国古典古典に学ぶ人生論食文化と美食探訪