古典に学ぶ人生論

兼好法師「徒然草」

Essays in Idleness 徒然草の英訳版

もしや?と思って調べてみたらやっぱりあった英語版「徒然草」しかもあの日本文学研究者として有名なドナルド・キーン教授による英訳。簡単な英語で書かれているので、正直、日本語の原文よりも断然読みやすい(笑)...
日本の歴史と文化

浮世絵と菜根譚の共通点

昨日の菜根譚、なんでこんないいものが中国で読まれなかったのか。やはり中国は明の滅亡の前後に、何か大きな断絶があるのかな?と考える一方で、そういえば日本にも同じような例が…。浮世絵だ。日本では軽視され、...
名言・名文

菜根譚に出会う

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。 「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、中国では忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。1980年代後半にな...
兼好法師「徒然草」

タイミングは選ばない-徒然草155段

投資家やってると、投資と関係ない場面でも、タイミングとか意識しちゃうかも。でも、人生には「まだその時期ではない」「今はタイミングが悪い」とか言って、いろいろ先延ばししていられるほど、時間がないんだよね...
兼好法師「徒然草」

徒然草・勝手に選んだ名文集

「清貧の思想」の中野孝次氏の「すらすら読める徒然草」なんて本を発見し、またしても徒然草を楽しんだ。いいかげん、いったん区切りを付けなきゃダメだね。人の人生は水の流れと同じく、一点に止まれば濁ってしまう...
兼好法師「徒然草」

生と死-徒然草93段

「過去に直面した最も大きな試練は何か?」なんて課題レポート書くことになり、そういう切り口で攻められると訳分からない。あまり辛いとか感じないから。そんな私の考えと似ている、徒然草第九十三段と出会ってなん...
兼好法師「徒然草」

徒然草・第74段

バタバタ働いて、長生きと利益に執着したところで、待っているのは老いと死。この世が永久不変じゃなくて、万物は流転するってことに早く気づきなさいよ。ってなことが第七十四段に書いてある。吉田兼好「徒然草」第...
兼好法師「徒然草」

徒然草とスティーブ・ジョブズがリンクした

中野孝次「清貧の思想」をきっかけに「徒然草」を手に取った。第五十九段を読んだ時、スティーブ・ジョブズの名講演を思い出した。頭の中で古代と現代がリンクしたから、忘れないうちにメモしておこう。吉田兼好「徒...