人生で大切なことのほとんどは「徒然草」に書いてある。
中身カラッポの自己啓発本ではなく古典を読むべし!
最近はやりの予備校講師のことばが胸を打つ。
「いつやるか? 今でしょ!」
これは兼好法師が「徒然草」でくり返し説いていたことでもある。
「大事を思ひ立たん人は、去り難く、心にかからん事の本意を遂げずして、さながら捨つるべきなり。」(59)
「必ず果たし遂げむと思はむことは、機嫌を言ふべからず。」(155)
「一生のうち、むねとあらまほしからん事の中に、いづれか勝るとよく思ひ比べて、第一の事を案じ定めて、その外は思ひすてて、一事を励むべし。」(188)
胸のうちに「これ!」と決めたものがあるのなら、
タイミングを選んだりせず、今すぐやりなさい!
あれこれ抱え込まずに1つの道を突き進みなさい!
約700年前から送られた大切なメッセージ。
好きなことを我慢して、妥協しながら人生を終えるよりも、
好きなことを追求して、敗れた人生の方が後悔しないと思うよ。
人生は一度しかないのだから。
「天才ってのは自分を信じることなんだ。」
ロシアの作家、マキシム・ゴーリキーの戯曲「どん底」のことば。
いくつになっても、自分の才能に見切りをつけず、挑戦しよう!!
コメント
「天才ってのは自分を信じることなんだ。」
素敵な言葉ですね。
まず本人が自身を信じられなきゃ、いったい誰が信じてくれる? だったら信じてみるしかないじゃない。
でもこんな名言(ポール・ヴァレリー)もありますよ。
「もっとも偉大な人とは、自分自身の判断を思いっきり信じられる人たちのこと。もっともバカな人も同じだが…」
バカにならないよう気をつけないとね。
ところで、お名前に心当たりが…来週、私と会うでしょ?(笑)