まろ(吉田喜貴)

お薦めの本

金融株に投資をするなら、若奈さとみ「巨大銀行のカルテ」

昨年2019年秋にこんなに凄い本が出版されていたのを見逃していた。 若奈さとみ「巨大銀行のカルテ リーマンショック後の欧米金融機関にみる銀行の未来」 リーマン・ショックから10年超にわたる金融...
お薦めの本

生きるとは、分からない世界から分かることを増やすこと/中屋敷均「科学と非化学」

サイエンスエッセイ、中屋敷均「科学と非化学」がおもしろい! 本書の第七話「科学と非化学のはざまで」は、2019年の東京大学の入学試験にも採用された名文だ。 まず「カオスの縁」という概念を出だしで説...
しあわせのかたち

夢は叶った後に気づきたい

正月休みが終わると「今年の抱負」を語らう習慣がある。 世間では将来の夢や目標を持つことが美徳されるが、明確な目的を持ってそれに突き進む人生はなんだか息苦しい。 今を生きることが不確実な未来のための...
日本の歴史と文化

縁起を担ぐ不思議

年末年始の縁起担ぎ 日本の年末年始は「縁起担ぎ」が盛りだくさん。 大晦日に年越し蕎麦で「細く長く」「厄落とし」の縁起を担ぐ。 おせち料理は、数の子が子孫繁栄、田作りは五穀豊穣というように、一品一...
投資や経済の話題

企業の「やさしさ」ってなんだろう?

企業に求める「やさしさ」は? 正月休み明けにそんな取材を受けるので頭の整理をいくつか。 人と企業を分けて考える必要はない やさしく、つよく、おもしろく。 企業経営を「やさしさ」と結びつけた言葉...
日記と雑談

何のために本を読むのか?

本が読まれなくなった、と言われるようになって久しい。でもそれは出版社側が下記のような統計を用いて嘆いているだけだ。 日本の出版統計(全国出版協会) 出版関連業者の経営実態調査(帝国データバン...
食文化と美食探訪

2019年 美食の旅

今年の訪問店のデータを振り返ってみると、全59回の外食のうち約3割は地元で食べていた。 代官山ASO チェレステ 二子玉川店 イルンガ ナチュラム 日本料理 荏原 「代官山ASO ...
投資や経済の話題

個人投資家としての2019年

今年は米中貿易紛争で株価が下落した春から夏にかけて、 村田製作所の買い増し ウエスタンデジタル(WDC)への新規投資 が主立った投資活動で、配当の再投資程度に終わった。昨年末に積極的に投...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2019年

神田邦彦「現代文 標準問題精講」 今年は突出しておもしろかった!という本には出会わなかったが、最も勉強になったという観点での今年No.1オススメは、 神田邦彦「現代文 標準問題精講」 大...
日記と雑談

投資家がドラクエウォークをやるとこうなる?

9月のリリース初日以来「ドラクエウォーク」で遊んでいる。 私の遊び方に妻は「変態的な我慢強さ」と笑うのだけど、投資家としてごく当たり前の行動をしているような気もする。 その変な行動とは、無償でもら...
日記と雑談

宝くじとtotoの販売実績と資金使途(6年前との比較)

宝くじがインターネットで買えるようになっていることを知り、久しぶりに年末ジャンボ宝くじを買ってみた。 でもどうせこの手のくじを買うなら「toto」の方がいいと思ってる。宝くじよりtotoの方が当選金...
お薦めの本

細野透「謎解き庭 龍安寺石庭」

龍安寺の石庭に思わせぶりに配置された大小15の石。古来より多くの識者が以下の3つの謎を中心に推考を重ね、 何をテーマに設計された石庭なのか? 5つの石組みと15の石は何を意味しているのか? ...
社会的投資

ダイベストメント。融資の取りやめは重要だが株式の売却は…

ダイベストメント(Divestment)とは、投資(Investment)の反対語で、社会にとって良くない事業や企業から投資や融資を引きあげることを指し、とくに温暖化に悪影響を与える化石燃料関連の企業...
しあわせのかたち

変な人になれなければ、変な人を心に棲まわせる。

このブログは記憶のバックアップ装置として続けており、その目指す編集方針は「英知を求める変人の森」だろうか。 私にとっての「英知を求める人」とは、 明確な夢や目標などは持たず、 たとえ経...
古典に学ぶ人生論

文字・印刷術により低下した記憶力。そしてGoogle…

自ら生み出した技術によって、人間が本来持っていた能力が失われていく。 とくに記憶力はこれまでの人類史において、何度か危機にさらされており、思いつくまま並べていくと主に以下の3つだろうか。 文...
お薦めの本

ネットで調べものをすると馬鹿になる?/トム・ニコルズ「専門知は、もういらないのか」

トム・ニコルズ「専門知は、もういらないのか」を読んでいて、 「実際、インターネットヘのアクセスによって、人々はまったく何も調べなかったときよりも愚かになっているのかもしれない。」 に続いて紹介...
美術鑑賞

正倉院宝物研究の最前線(猪熊兼樹・三田覚之)

17日開催の東京国立博物館での講演会メモ。 「最前線」というだけあって、私が学生の頃(二十数年前)に学んだのと変わったなと感じたのは、 遣隋使で煬帝を怒ったのは「日出ずる処の天子、書を日没する...
中国古典

温故知新。その解釈の歩み。

温故知新。 子曰、温故而知新、可以為師矣。(子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。) この論語の一節から派生して、今では誰もが大意を知る四字熟語として定着している。 しかし過...
食文化と美食探訪

千利休の茶懐石(茶道長問織答抄・松風雑話)

日本の古典には美食に関する言説が見当たらない謎。フランスとの比較でそんな話を耳にして、たしかにそうだなと。 日本の美食批評は明治以降か? パッと思いつく「食」について言及した日本の古典と言えば、兼...
食文化と美食探訪

フランス人の料理への誇りはいかに形成されたのか?(橋本周子)

前回に引き続き「食の文化シンポジウム」から、フランスの古典から食の思想史を研究する橋本周子さんの話をメモ。 2008年に当時のフランス大統領サルコジ氏は、農業の見本市で次のようなスピーチをした。 ...
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