まろ(吉田喜貴)

古典に学ぶ人生論

いかに学ぶか?/「論語」為政第二・述而第七・泰伯第八

論語は読み始めると止まらなくなる。そしてテーマごとに編集したくなる。 孔子は「学び」についてどう説いていたのか? ごく簡潔にまとめるなら四字熟語にもなっている「温故知新」。語源となった一節は、 ...
日記と雑談

資生堂のスタイル展が伝える言葉の大切さ

昨日、日本橋に用事があったので、日本橋高島屋で開催中の「美と、美と、美。 資生堂のスタイル展」に立ち寄った。 10年来、資生堂の株主と言うだけで、化粧品や香水そのものに強い関心があるわけではないが...
投資や経済の話題

マイケル・ポーター「戦略の本質」要約(1979年の論文)

本棚を整理していたらマイケル・ポーターを特集した、昔のハーバード・ビジネスレビュー(2011年6月号)がでてきた。 ポーターが名声を得るきっかけとなった1979年の論文を読み返してみた。あの有名な「...
中国古典

孔子は富をどう説いたか?/「論語」里仁第四・述而第七・憲問第十四

渋澤栄一の「論語と算盤」を読み直していたら、なんとなく論語が「富」に言及した部分を抜き出したくなった。 孔子は「清貧」を推奨しているものと勝手な印象を持っていたが、 富は誰もが欲しいものだか...
古典に学ぶ人生論

「知る→好む→楽しむ」と心は躍る/「論語」雍也第六

ブログに良いタイトルつけたなぁと思わせてくれる論語の一節。 「子の曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」(論語・雍也第六の二十) ごく簡単に言うと「知...
お薦めの本

トマトの履歴書/橘みのり「トマトが野菜になった日」

世界のトマト摂取量 私はトマトが大好きで、毎日の晩ご飯の締めはトマトが定番。概算してみると年間45kg程度食べているようだ。 カゴメのウェブサイトによると日本人の平均摂取量は年間10kg。私はス...
お薦めの本

GDP算出方法の変遷と課題/ダイアン・コイル「GDP」

先月ピケティ「21世紀の資本」を再読したのをきっかけに、みすず書房の経済書から面白そうなタイトルを選んで読み続けている。 ヴォルフガング・シュトレーク「時間かせぎの資本主義」 マルク・レヴィ...
お薦めの本

神話はなんのため?/ジョゼフ・キャンベル「神話の力」

神話をモチーフにした「Fate/Grand Order」が人気という話題をまとめたら、読み返したくなるのが、神話学者ジョゼフ・キャンベルの対談本「神話の力」。 ジョゼフ・キャンベル(1904~198...
IR情報等から企業を見る

好調ソニーを後押しするFGOとギルガメシュ叙事詩

ゲームアプリで稼ぐソニー ソニーの決算をチェックしている投資家であれば、ゲームアプリ「Fate/Grand Order(FGO)」の大ヒットをご存じだろう。 ソニー・ミュージックエンタテインメ...
投資や経済の話題

ビジョナリー・カンパニー18社とS&P500の25年

先月GEが巨額の不正会計か?という告発が話題になっていたので、なんとなく株価を調べてみると、この3年で3分の1になってしまっていた。 かつては20世紀を代表する名経営者と賞賛されたジャック・ウェルチ...
お薦めの本

二度と訪れることはない高度成長という奇跡/マルク・レヴィンソン「例外時代」

みすず書房が翻訳出版する経済書がおもしろいことに気が付いた。 最近再読したピケティ「21世紀の資本」に続いて手に取った、シュトレーク「時間かせぎの資本主義」が共にみすず書房の出版だった。 ほかにも...
日記と雑談

遊び心をもって学ぶ

先日ある方の出版記念イベントを企画していてかなり驚いたこと。 参加するならその本の読後であることが当たり前と考えて進めていたが、「ハードルが高すぎる。イベントに出てから本を買う人の方が多いのでは?」...
お薦めの本

「時間かせぎの資本主義」が招いた危機のトリレンマ

ヴォルフガング・シュトレーク「時間かせぎの資本主義」。 2013年にドイツで刊行され、2016年に日本語訳された一冊。なんだか面白そうなタイトルなので手に取った。訳者解説によると原題をそのまま訳す...
投資や経済の話題

ピケティ「r>g」の世界に抗うための株式投資

きまぐれにトマ・ピケティの「21世紀の資本」をざっと再読した。 分厚さゆえに数多くの読者が挫折したことが想像できるが、ベストセラーとなったおかげで、その主張は誰もが知っている。 資本収益率...
万葉集

日本人の季節感は京都で生まれた?/森朝男「読みなおす日本の原風景」

日本人の季節感の形成について、おもしろい仮説に出会った。 万葉集の巻十四は「東歌」という表題になっており、現在の東海・中部・関東地方で詠まれた歌を230首収録している。 森朝男「読みなおす日本の原...
お薦めの本

投資に親しむための大学受験用参考書

日本人にとって株式投資が身近なものにならない理由として、もちろん金融機関が築き上げた負のイメージの影響も多大だが、そもそも経済活動に関する基礎教育が足りないことが考えられる。 大学受験の社会科では、...
投資や経済の話題

人工肉、代替肉、培養肉…。肉とは一体なにか?

今年5月にビヨンド・ミート(BYND)が株式を公開。IPO価格25ドルに対し、3ヶ月後の今の株価は約160ドル。その人気沸騰とともに人工肉の話題を目にする機会が増えた。 こんがらがってきたので頭の...
世界を読み解く方法

マックス・デルブリュック「限定的いい加減さの原理」

神田邦彦「現代文 標準問題精講」を解いていて、1969年度のノーベル生理学・医学賞受賞者のデルブリュックが、「限定的いい加減さの原理」が発見に必要だと述べたという話が出てきた。 "Principl...
日本文化探究の旅

琵琶湖の名称の由来。形? 弁財天?

さらに近江旅の予習中。 「覇王 信長の海 琵琶湖」を読んでいて気になった琵琶湖の名称の由来。 琵琶の形に似ているから? Wikipediaにはこんな風に書かれていた。 古代には、都から近い...
世阿弥「風姿花伝」

勢いに逆らわず時を待て/世阿弥「風姿花伝」

ビジネス書として世阿弥「風姿花伝」を読むという観点があるらしい。 ヘタな自己啓発本より世阿弥「風姿花伝」(12/07/21) 世阿弥の年齢別人生論/風姿花伝・年来稽古条々(13/03/27)...
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