私の投資家人生で大きな影響を受けた方が二人いる。
まずは将棋の羽生善治さんには、勝負との向き合い方や、
心の持ちよう、物事の見方などを学ばせていただいた。
このことはブログ等で、たびたび言及してきた。
- 私にとって最高の投資指南書、羽生善治「決断力」(22/05/19)
ではそれらをどのように養っていくか?
その道標になってくれたのが、先日亡くなった松岡正剛さんだった。
2008年4月にNHK「爆笑問題のニッポンの教養」で、
松岡さんの語る「知の編集」という言葉に共鳴したのがはじまり。
- きっと投資にまつわる知の編集をしたいんだ(08/04/04)
今回ブログを振り返り、忘れていたこの記事を見つけて、
これがすべての原点だったかも!と気が付いた。
昨年、私の中で読書と投資の関係がはっきりしてきた。
- 読書で知的好奇心の網を広げ、その網で投資機会を捕らえる。(23/02/18)
そして読書で関心分野を広げる際に大きな助けとなったのが、
あらゆる分野の本で話をつむぐ松岡さんの著作だった。
(松岡さん主催のイベント「連塾」にも刺激をたくさんいただいた)
松岡さんの著作に登場する本を片っ端から読んでいたら、
投資からずいぶん遠くの世界までたどり着くことができたのだ。
松岡正剛さんに心から感謝するとともに御冥福をお祈りいたします。
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