人生初のクーリングオフ

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ショックが大きすぎて、若干体調を崩したお馬鹿な話。
嘘を見抜くことができず、判断力が低下しているのでは?
これで投資家やってられるのか?という懺悔の記録。

給湯器交換をめぐるトラブル。

騙された背景

  • 我が家の給湯器の耐用年数が過ぎ、そろそろ交換が必要な時期。
  • 半導体不足の影響で突然給湯器が壊れて、何ヶ月もお風呂に入れなかった人がいた。(妻の知人の話)
  • 来週から隣の部屋でリフォーム工事がはじまる。(同時に他の階の部屋でもリフォーム工事あり)

事件当日の流れ

  1. リフォーム工事の業者がこれからはじまる工事の騒音で迷惑をかけるとの挨拶を受ける。その際、このマンションは築15年が経過し、そろそろ給湯器交換の時期。お隣のリフォーム工事と一緒にやればお得だから、後ほど専門の者が説明に伺うとのこと。
  2. 給湯器の専門の方が訪問。このマンションで他の部屋でもリフォーム工事があり、同時に何件か給湯器の交換を実施するので、今なら定価の半額で取り付け可能と説明を受ける。カタログに記載された定価の半額であることを確認。
  3. そろそろ給湯器の交換時期だと認識していたため、工事申込依頼書・契約書にサインをする。
  4. 他の部屋とリフォームと同時に交換というのに工事の時期は5月。給湯器が手に入りにくいのは理解しているが、そんなに時期がズレて同時割引が効くということに疑問が生じる。
  5. マンションの管理会社に問い合わせる。他の部屋で同時に何件が給湯器交換の話が出ているのか確認したところ、そんな事実がないことが判明。
  6. ポストに投函されていた隣の部屋のリフォーム工事のお知らせを確認。工事業者の名称が違うことが判明。
  7. あ!訪問販売に引っかかったんだ!と気が付き、クーリングオフを行使した。

話の流れが巧妙で怖い

私がこんなものに引っかかるなんて…
妻は「すぐに異変を察知してすごい」と慰めてくれたけど、
落ち込みすぎて、頭痛と吐き気に見舞われる事態に…。
私ってこんなに精神的にもろかったっけ?とさらにショック。

振り返ると巧妙だったなと感じさせられたのは、

  • マンション内のリフォーム工事の情報は外部に漏れている。マンション内の事情に通じている風でも信じてはいけない。
  • 2人がかりで1人ずつ役割を変えるという戦略的な訪問販売が存在する。

いちおう給湯器交換の決意はしていたので、
後日、管理会社経由でちゃんとした業者さんに来てもらったら、

  • 名刺に東京ガスの登録業者であることや、建設業許可番号が記載されている。
  • 説明がとても丁寧。現状のガスの使い方に合わせて、今と同等の高価な給湯器を設置する必要がないことを提案してくれた。
  • さらにマンション建設時の設備不良まで発見。(今使っている給湯器の型だと排水方法に問題があり、そもそも同じ型との交換は無理。)

ややこしいことになった原因をたどれば、
耐用年数が過ぎた給湯器をケチって交換しなかったこと。
管理会社から何度も案内が来ていたのに…、反省。

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