投資哲学を求めて

投資哲学を求めて

投資家が求める4つのリターン/「社会的インパクトとは何か」

日本でも社会的投資(社会に良いことをもらたす投資) への関心が高まるなか、こんな本が翻訳されたそうな。 ※翻訳関係者よりご提供いただきました マーク・J・エプスタイン、クリスティ・ユーザス「社会的イン...
お薦めの本

河口真理子「ソーシャルファイナンスの教科書」

お金儲けに執着していた投資家としての私は、 坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」 と出会ってから考え方が少し変わりはじめた。 キレイごとではなく、こんな素敵な会社があるのだから、 株主として誇れ...
投資哲学を求めて

羽生善治の戦う頭脳に学ぶ、投資の心得。

将棋のタイトル総なめした1995年の頃から現在まで、 羽生さん本人のコラムや対談記事を集めた一冊。 投資家の立場で読む本としては、 バフェットさんよりも羽生さんの言葉の方がしっくりくる。 「たとえばす...
投資哲学を求めて

初めてポートフォリオをつくった感想

株式投資をはじめて15年。 今回初めてポートフォリオ(資産配分)を作成した。 一般的にはポートフォリオの管理が重要と言われているし、 多くの個人投資家ブロガーさんも公開しているから、 絶対に必要と思わ...
投資哲学を求めて

道を極めるための9ヶ条/宮本武蔵「五輪書」地の巻

宮本武蔵の「五輪書」には不思議な魅力がある。 もちろん剣の道(兵法の道)を念頭に書かれているが、 読み手の視点によって、形を変えて心に飛び込んでくる。 ビジネス書として受け止める人もいるだろうし、 私...
投資哲学を求めて

個人投資家の成功のモノサシ

取材とかで聞かれることが多いのかな。 年率何パーセントくらいで運用されていますか? インデックスに対してどれくらい勝ってますか? 私の答えは決まって「そんなの興味ない」。 運用成績に応じて給料やボーナ...
投資哲学を求めて

運用が長期に渡ると、配当は人生設計の一部になる

上昇相場では誰もが天才!って雰囲気に乗っかって、 たまたま値上がり益を手にしてしまうと忘れがちだけど、 株式投資というものは基本的に、 長期投資になるほど配当が重要になっていく(Blog: 高配当ET...
投資哲学を求めて

景気の四季と投資の心得~宮本武蔵「五輪書」とともに

景気の循環を四季の移ろいと見立て、 季節ごとの美味を有利な投資対象と見立てる。 2000年のITバブルから約1周半を体験する中で、 私が戦える期間(バリュー投資)は冬から春にかけてと悟った。 日本株に...
投資哲学を求めて

「パスカルの賭け」で投資の本質に迫る

投資とは「よりよい未来へ一票を投じる賭け」である。 「賭け」というと倫理的な悪(ギャンブル)が想起されるけど、 結果が分からないことを決断することは「賭け」にほかならない。 もし「賭け」でないと主張す...
投資哲学を求めて

投資の成功は「まぐれ」が半分

この1年間、日本株の上昇を受けて、ずいぶん資産が増えた。 「個別株の長期投資家」という私の立ち位置がめずらしいらしく、 いくつか取材を受けて、一部が記事になったりもした。でも「買値の何倍」みたいな結果...
投資哲学を求めて

運用期間の満期は思いがけず訪れる

金融商品の広告に登場した不思議なキャッチフレーズ。 「満期時の金融危機。インデックス投資で乗り切れますか?」 なるほど。 しかし考えが浅い。 個人投資家の運用期間に満期などないように思える。 株式の保...
兼好法師「徒然草」

兼好法師の名人讃歌/徒然草92、109、110段など

一度きりの人生だから、やりたいことに思いっきり打ち込んで、 名人や達人、師匠などと呼ばれるところまで行きたいもの。 「徒然草」は理想の生き方を追い求めた記録でもあり、 そこには兼好法師が憧れた名人が描...
投資哲学を求めて

ベストアルバム後の投資の記事を編さん

「投資」をブログのメインテーマから外すことにしてから2年。 やめる!と宣言したのに、その後もたまに書き続けちゃった。 というわけで、ここ2年間に書いた投資関連の記事を 投資を楽しむ♪ ベストアルバム2...
投資哲学を求めて

株式投資の理想型~鎌倉投信の受益者総会にて

お金儲けのためだけの投資は空しい。 そう悟ってから、SRI、CSRレポート、ESG投資などに触れて、 どうすれば株式投資は社会貢献につながるのか? ここ数年、考え続けても明確な答えが得られることはなか...
投資哲学を求めて

インデックス運用を盲目的に信じてはダメ

間に誰か入ると話は正しく伝わらないもの。ここは先手を打とう。 ということで、400日ぶりくらいの純粋な資産運用の小話を1つ。 まずは私が伝えたいポイントをまとめてしまうと。 私はインデックス運用を否定...
投資哲学を求めて

哲学や物理学から投資理論を読み直す

投資を起点にはじまった思考の旅をここで振り返ってみる。 投資を追求すれば投資理論の土台とされる、 モダンポートフォリオ理論(MPT) 資本資産価格モデル(CAPM) を教え込まれるわけだが、私には納得...
投資哲学を求めて

企業価値…「評価」? ただの「意見」ですから

私はただの個人投資家ではなく、投資好きがぶっ飛びすぎて(笑)、 会社相手に保有株式の買取価格を争う裁判までしてしまった変わり者。 その時の経験や学んだことを少しだけブログに書き残しているから、 ときど...
電子出版・著作集

投資を楽しむ♪ ベストアルバム2005~2011 +α

資産運用に関しては書き尽くした感があり、5月末で純粋な投資のブログとしては終了。そこでこれまでに書いた1,000を超える記事の中から、これは!と思うものを60件ほど選んでみた。この内容なら、何年経って...
投資哲学を求めて

投資家のみなさまへ最後に伝えたいこと

「TAKE 1」の連続で、とても新鮮な気持ちになれた日々。また同じような瞬間に、出会うことができるかもしれない。でも、初めてのときにあったはずの、言葉には言い表せない大切な何か…あの場所には、もう二度...
投資哲学を求めて

投資における10年の勘違い

株式投資において、経済や企業の分析そのものには、何の意味もない。このことをきちんと受け入れるまで、10年近いの歳月を要してしまった。20代前半からの10年。ほかにやるべきことが、たくさんあっただろうに...