間に誰か入ると話は正しく伝わらないもの。ここは先手を打とう。
ということで、400日ぶりくらいの純粋な資産運用の小話を1つ。
まずは私が伝えたいポイントをまとめてしまうと。
私はインデックス運用を否定しているのではない!
「インデックス投信の積立が良いって本に書いてあったから…」
みたいに頭を使おうとしないインデックス投資家が嫌いなだけ。
美学や信念をもとに投資スタイルを選んで欲しいんだ。
歴史上の人物の評価が変わることがあるように、
これまで(過去・現在)は、これから(未来)起きることによって、
評価し直されるから、過去・現在の分析は未来に対して無力では?
※哲学に触れてみたかぎり、こんな時間論が多い気がする。
となると、
インデックス投信をコツコツ積み立てていけばきっと…。
という手法は果たして今後も正しいのか?
たとえば、高齢化の進む先進国の年金基金は今後、
運用資産を取り崩して、年金給付に充てる動きになるだろう。
多額のインデックス運用をしている年金基金が売り手に回れば…。
こんな潮流がやってくるとしたら、相場全体が売り圧力を受けても、
それを跳ね返すだけの魅力ある企業を選んで投資する方がいいかも。
インデックス運用はアクティブ運用よりも優秀、という話も微妙。
そもそもインデックスと比較するアクティブ投信にまともなものがある?
個人投資家から手数料を取ることが主目的の商品で分析してもね。
信じて託す投資(投資信託)だなんて、なんとも皮肉な日本語だよ。
コラボ投資の普及以後でなければ正しい分析不可能だと考えている。
結局、私は結婚して家庭を持つ機会には恵まれなかったけど、
もし子供がいたら、インデックス運用してだんだろうな。
私の考えるインデックス投信の積立ての真の利点は、
運用者が死んでも遺族が引き継ぐことができることにあるから。
個別企業の株式への投資はその人の美学が色濃く反映されるもの。
遺産として遺されても、訳が分からないまま換金しちゃうだけじゃない。
なんかそれって悲しいから。
人生いろいろだから、投資スタイルもいろいろってことで。
ただ何の考えもなしに行動する人は、きっと損するだけだから、
投資の世界と関わらないのが吉、ということだよ。
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