私の人生観 努力と成功を結ぶ、偶然の幸運に出会うために。 「努力は報われるか?」 という質問に日本人の7割近くは、 「努力すればいつかは必ず報われる」 と答えるのだという。 ※統計数理研究所「日本人の国民性調査」 最近は若い人を中心に減少傾向にあるそうだが、... 2014.12.21 私の人生観日記と雑談
私の人生観 職業「遊び人」じゃダメですか? 本業は何ですか?にどう答えるか? アンケートなどの職業欄に何を書くか? 自分でも分からないから、 肩書きのない名刺に落ち着いたわけで… あえて言うなら、職業「遊び人」! でもこれに込めた想いはまったく... 2014.12.18 私の人生観
お薦めの本 ラ・ロシュフコーの幸福論。「箴言集」を読み解く。 ラ・ロシュフコー(1613-80)は17世紀フランスの名門貴族。 彼が遺した散文集「箴言集」は手元に置いておきたい逸品。 散文集は自分なりに編集・解釈できるからおもしろいよ。 この時期のフランスにはお... 2014.12.14 お薦めの本しあわせのかたち
偶然とリスクの諸相 意味と価値は世界の外側に/ヴィトゲンシュタイン「論考」6.41 20世紀の哲学書ベスト3は? と問われると多くの哲学者は、 ハイデガー「存在と時間」 ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」 残り一冊何を選ぶか迷う と答えるのがおきまりなんだとか。 恥ずかしながら2冊... 2014.12.02 偶然とリスクの諸相
投資哲学を求めて 道を極めるための9ヶ条/宮本武蔵「五輪書」地の巻 宮本武蔵の「五輪書」には不思議な魅力がある。 もちろん剣の道(兵法の道)を念頭に書かれているが、 読み手の視点によって、形を変えて心に飛び込んでくる。 ビジネス書として受け止める人もいるだろうし、 私... 2014.11.27 投資哲学を求めて宮本武蔵「五輪書」
古典に学ぶ人生論 美学を持って生きる/菜根譚・前集55,66、後集70 老子の(33章)「足ることを知る者は富めり」にはじまり、 古今東西で説かれた「足を知る」ことの大切さ。 もちろん中国古典の集大成である菜根譚にも残されている。 まずは前集55項と66項を続けて紹介する... 2014.11.24 古典に学ぶ人生論中国古典
古典に学ぶ人生論 平穏な時に心の準備を/菜根譚・前集85、後集118 いい機会なので菜根譚のお気に入りをまとめとこ。 人生はメリハリがあった方が楽しいものだけど、 緩急の変化も度を越すと疲れてしまう。 平時こそ心の準備が必要と説く前集85項より。 閑中に放過せざれば、忙... 2014.11.23 古典に学ぶ人生論中国古典
IR情報等から企業を見る ありのままを伝える大切さ/菜根譚・前集102 昨日モデルのごとく写真を撮られまくるという珍体験! 上場企業の情報開示にまつわる取材だったのだけど、 有価証券報告書などの型にはまった情報ではなく アニュアルレポート・CSRレポートなどから 企業の個... 2014.11.22 IR情報等から企業を見る中国古典
古典に学ぶ人生論 濃淡つけず、ほとほどに生きる。/菜根譚・前集29,41 私のお薦めテレビ番組NHK「100分de名著」。 今月は中国明代の古典「菜根譚」が取り上げられている。 中国の古典から好きなものを一冊選べと言われると、 「老子」と「菜根譚」で迷う。私にとってそんな一... 2014.11.19 古典に学ぶ人生論中国古典
お薦めの本 幸せになりたければ嫌われろ!/アドラー心理学に学ぶ 岸見一郎、古賀史健 共著「嫌われる勇気-自己啓発の源流アドラーの教え」 フロイト、ユングとともに心理学の三大巨頭とされる アルフレッド・アドラーの思想をまとめた一冊。 なんだこんな人がいたのか!という... 2014.10.17 お薦めの本しあわせのかたち
社会や政治の問題など 雇用を伴わない景気回復の原因/タイラー・コーエン「大格差」 金融危機後の景気回復が雇用拡大を伴わないのはなぜか? アメリカで議論されるきっかけとなったのが、 タイラー・コーエン「大停滞」だという。 ※原題は"The Great Stagnation"(2011... 2014.10.04 社会や政治の問題など人工知能をめぐる議論
食文化と美食探訪 香りが味わいを決める!?/美味しさの脳科学 秋の味覚といえばやっぱり松茸! 松茸にまつわる日本史については以前紹介した通り。 松茸文化は飛鳥・奈良時代の森林破壊の恩恵?! そんな松茸がなぜ最高峰の食材なのか? 脳科学からそれを読み解いた一冊が、... 2014.10.03 食文化と美食探訪脳と遺伝子の探求
名言・名文 愛とは偶然に対する信頼/アラン・バディウ「愛の世紀」 九鬼周造の「恋と偶然」つながりで出会った一冊。 フランスで20万部以上売れた哲学書なんだとか。 70歳を超えても愛で世界を語るとはさすがフランス。 私たちは定義づけのような同一性に基づく整理法で、 世... 2014.09.18 名言・名文偶然とリスクの諸相
世界を読み解く方法 恋から読み解く、人と世界の関係性/九鬼周造「いきの構造」 日本文化論の古典として有名な「いきの構造」。 もちろん「いき」とは江戸時代の美意識「粋」だけど、 様々な読み方ができる、なんだか不思議な一冊。 九鬼周造は「いき」の特徴を3つに分けている。 説明部分を... 2014.09.16 世界を読み解く方法偶然とリスクの諸相
生物と生命の不思議 チンパンジーからヒトの進化を読む/松沢哲郎「想像するちから」 ヒト以外の霊長類の研究から人間への認識を深める。 そんな霊長類学者のゴリラの本に引き続き、 人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」 今度はチンパンジーの本を読んでみた。 著者は昨年、文化... 2014.09.13 生物と生命の不思議
古典に学ぶ人生論 寿命の延びに関係なく、人生は20代で決まる! 人間の寿命が延びたのだから、 今の30歳は昔の20歳と同じようなもの? 心理学者メグ・ジェイは下記のデータをもとに、 そんな考え方は人生を台無しにする!と警告する。 人生で重要な出来事の80%は35歳... 2014.09.12 古典に学ぶ人生論
生物と生命の不思議 人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」 サル、ゴリラ、チンパンジー。 ヒト以外の霊長類を研究することで人間への理解を深める。 そんな霊長類学と呼ばれる学術分野があるらしい。 先日少し引用したチンパンジーの研究に興味を持ち、心の豊かさの時代に... 2014.09.09 生物と生命の不思議
食文化と美食探訪 料理がサルをヒトにした/スザーナ・エルクラーノ=アウゼル 進化の過程で私たち人間と猿を分けたものは何か? 直立二足歩行 火を使う 道具を作る あたりが主にあげられるのかな。 でも最近、リオデジャネイロ連邦大学の神経学者 スザーナ・エルクラーノ=アウゼルが唱え... 2014.09.06 食文化と美食探訪生物と生命の不思議
世界を読み解く方法 偶然の幸運をつかむために旅へ!/東浩紀「弱いつながり」 本屋で著者の名前をよく見かけるようになり、 手に取るたびに難しすぎて断念。が続いていた。 でも今回は出だしに惹かれて一気に読んだ。「ネットは階級を固定する道具です。階級という言葉が強すぎるなら、あなた... 2014.08.27 世界を読み解く方法お薦めの本
世界を読み解く方法 真に持続可能な未来の考え方/ドイッチュ「無限の始まり」 デイヴィッド・ドイッチュ「無限の始まり」。 これは私の読書人生で最強に変態な一冊。 帯書きにあるように、 「物理学、天文学、生物学、数学、コンピューターサイエンス、政治学、心理学、哲学・倫理、美学を統... 2014.08.25 世界を読み解く方法