「努力は報われるか?」
という質問に日本人の7割近くは、
「努力すればいつかは必ず報われる」
と答えるのだという。
最近は若い人を中心に減少傾向にあるそうだが、
努力が成功につながるべき、そうあって欲しい…
という祈りにも似た感覚が私たちにはあるのかも。
今年こんな記事を書いた。
私の努力に対する想いはあいまいだ。
努力に見合った成功など得られるものではなく、
努力の半分以上が無駄に終わるとあきらめている。
ただし努力のどの部分が無駄なのかは分からない。
だから努力することをやめてはならない。
もしも努力がまったく報われないと感じるのなら、
今の自分を押し通すことが努力と勘違いしているのでは?
いわゆる真面目な人の努力にありがちなのは、
同じ場所で無限ループすることに囚われている。
これでは今の努力が将来の成功につながる見込みはゼロ。
恋を切り口に人生に起きる偶然を読み解いた九鬼周造。
自分と世の中との関係を固定すれば安心は得られるが、
関係がゆらいでいるからこそ驚きや感動が訪れる。
限りない自由をもたらすように見えたネット社会の到来。
でも使い方を間違えれば、階級を固定する道具に…。
だから偶然の幸運をつかむために旅に出ろ!
というのが著者のメッセージ。2014年のオススメNO.1.!
努力と成功を結びつけるスパイスは「偶然の幸運」。
変化のないところに幸運が訪れることはない。
だから偶然の幸運に出会う確率を高めるには、
やりがいを感じることを探し、変わり続けるべき。
そしてそれにはやはり遊び心が不可欠なのだ。
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