松岡正剛「ルナティックス」

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月は好きですか? 好きならこれ絶対おススメ。松岡正剛「ルナティックス」
古今東西、月に関するあらゆる話を結集した、かなりオタクな本。

月を眺めて哀愁にひたるような話がよくあるけれど、
月が地球から少しずつ遠ざかるのと、ドーキンスのミームを絡めて、
われわれの遺伝子や脳には月がだんだん遠のいていったという古来の記憶が伝播されていて、それが月に対するはかなくやるせないおもいを駆り立てているにちがいない。」(P52)
というのは、なかなかイケている。

去年ぐらいにアポロ計画の月面着陸はねつ造!、なんて番組あったね。
別にねつ造かどうかはどうでもいい。旗を立てるのはやめてくれ。
月はお子様ランチじゃないんだ。月の神秘的なイメージが台無しじゃないか。

私は昔、星を見るのが好きで、渋谷の五島プラネタリウムによく通った。
大学卒業後、最初の会社が渋谷に決まり、帰りにプラネタリウムに寄れる♪、
と思っていたら、たしか入社の前の週に閉館になった(笑)
なんとなく、空気のきれいなところで、ボケっーと夜空を見たい気分。

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松岡 正剛
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