資産形成はアメリカ株にインデックス投資するだけでOK、
みたいな話をよく見聞きするし、
私の株式ポートフォリオも5~6割がアメリカ企業で占められている。
でもなぜそんなにもアメリカに期待をしているのか?
そう問われたら、あなたはなんと答えるだろう?
「過去を振り返るとアメリカの株価はずっと右肩上がりだから」
という回答が最悪なのはよく分かる。何も考えていないから。
おそらく私たちの脳が規則性を望んでいるせいで、
今日真実であることは、明日も真実であると信じたくなる。
でも過去や現在に論理的解釈をつけてこだわっていると、
この世の無常や不確実性に振り回される日が必ずやってくる。
そもそも私たちにはまともに考える土台があるのだろうか?
ふと気が付いたときに図書館で見つけたのが、
経済学部の大学生向けの教科書で、
アメリカの経済、政治、外交の三部構成となっている。
教科書だからか読んでいると眠くなる部分もあるが(笑)、
学びを深めるための参考文献やウェブサイトも紹介されていて、
アメリカの政治経済を学ぶための情報がギュッと詰まっている。
そしてこの本の一番のお薦めポイントは、
昨年2021年に約10年ぶりに全面改訂されたばかりだというところ。
これは手元に置いておきたい一冊だ。
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