老舗書店、有隣堂のYouTubeが面白いのは有名だが、
その制作の裏側が語られた本を見つけて興味深く読んだ。
動画制作に関わる社員のみなさんの熱意はもちろん、
社長の姿勢が成功の土台となったことが伺い知れる。
有隣堂の松信社長は以下の4つを守りさえすれば、
- 人権侵害をしない
- 反社会的なことをしない
- 誰かを傷つけることをしない
- 著しく品性を欠くことをしない
YouTubeの事業に一切口を出さないし、
もし問題が起きたら自分が責任を取ると宣言。
この言葉があったからこそ、社員が自由な発想で取り組めたし、
企業YouTubeにはそぐわないような尖ったキャラクターが生まれた。
また、驚いたのが動画の編集がかなり大変な作業であること。
「有隣堂しか知らない世界」の動画は1本あたり約90分を収録し、
それを10分以内の動画にまとめる編集作業の時間は…
なんと35~40時間!(1本の動画の編集作業で3~4日はかかりきり)
負担軽減のため収録時間を短く収めようとしたこともあったが、
時間を意識するとブッコローやゲストの素直な反応が消えてしまう。
編集の効率化を考えていては、面白い動画は作れないと悟ったという。
最後に本の中で紹介されていた動画をいくつか観てみて、
一番興味深かったのが「古文訳J-POPの世界」。
古文は現代語に訳して理解するものという先入観があったが、
逆もありだよね!と気付かされる素晴らしい内容だった。
こんな古文の先生が学校にいたら最高だね。






















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