いつの間にか当たり前の存在になっていた、
通貨スワップ協定(通貨スワップ取極、通貨交換協定)。
アメリカのFRBが日本を含む先進5ヵ国の中央銀行と、
ドルと各国通貨を交換(スワップ)する協定。
金融危機が起きた際、世界のドルの流動性を守るために、
FRBが世界の中央銀行の役割を果たすような仕組みだ。
リーマン・ショックに対応するために始まったもので、
2013年には無制限・無期限の枠組みへ拡充されている。
- 中央銀行間スワップ取極の常設化について(日本銀行リリース)
河野龍太郎さんと唐鎌大輔さんの対談本「世界経済の死角」では、
この通貨スワップが日本円の命運を握っている可能性を指摘。
日本は緊急時にドルを無制限に調達できる状況にあるため、
日本円は基軸通貨ドルに結びついた国際通貨の地位を確保。
このことが日本円の国際的な信頼を下支えしている。
しかし第二次トランプ政権の姿勢からすると、
- 通貨スワップ協定の打ち切られる可能性も考慮すべき
- 通貨スワップ協定による救済と引き換えに条件を付けられる(日本が保有する米国債を債権放棄せよ等)
- ドル基軸通貨体制に背を向ける新興国が結束する可能性もある
日本にキャピタル・フライト(資本逃避)が起きないとは言い切れない。




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