論理的思考への疑問からデカルトやパスカルに首を突っ込んだり、
偶然を追いかけて九鬼周造や現代のデュピュイをつまみ食い。
哲学の来歴も知らずに、気の向くままにたわむれてきた。
全体像が分かるいい本ないかな?と図書館でいろいろ借りてみて、
- 三省堂「哲学大図鑑」
- ページ見本(ロラン・バルトとジャック・デリダの章)
がおもしろかったから、買って手元に置いておくことにした。
「図鑑」というほど「図」が多くはない気がするけど、
哲学者の考えをごく簡単に図解してくれていて分かりやすい。
また編集者が「この人ならこのことば!」と核を決めて、
そこから話を広げていく編集方法が私は好き。
最初の方を読んでいて、ふとなんか不思議?と思ったこと。
- ピタゴラス(B.C.570~495)
- ゴータマ・シッダータ(B.C.563~483)
- 孔子(B.C551~479)
この人たち同世代なんだ。
そういえばユダヤ教やゾロアスター教もだいたいこの頃?
今みたいに情報が一瞬で世界を駈けめぐる時代なら、
ジョブズのiPhoneが大ヒット!ならばわが会社もスマホを!
と同時期に世界でいろいろあってもおかしくないけど…
紀元前6世紀頃、人類の脳に刺激的な出来事があったんだろうね。
やっぱり気候変動かな?とふと思い出す。
昔、気が向くたびに書き足してた記事。また調べてみようかな。
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