人生の哲学と科学

私の人生観

株式投資に学んだ人付き合いの方法

多くの人となんとなく付き合う誠意の欠けた人生を送るよりも、少なくてもたしかな信頼関係を築けた人生の方が価値がある。だから自分から人とつながりにいくようなことはしない。誰にでも良い顔をしていれば、仲間外...
私の人生観

努力と成功を結ぶ、偶然の幸運に出会うために。

「努力は報われるか?」という質問に日本人の7割近くは、「努力すればいつかは必ず報われる」と答えるのだという。※統計数理研究所「日本人の国民性調査」最近は若い人を中心に減少傾向にあるそうだが、努力が成功...
私の人生観

職業「遊び人」じゃダメですか?

本業は何ですか?にどう答えるか?アンケートなどの職業欄に何を書くか?自分でも分からないから、肩書きのない名刺に落ち着いたわけで…あえて言うなら、職業「遊び人」!でもこれに込めた想いはまったく伝わらない...
お薦めの本

ラ・ロシュフコーの幸福論。「箴言集」を読み解く。

ラ・ロシュフコー(1613-80)は17世紀フランスの名門貴族。彼が遺した散文集「箴言集」は手元に置いておきたい逸品。散文集は自分なりに編集・解釈できるからおもしろいよ。この時期のフランスにはおもしろ...
偶然とリスクの諸相

意味と価値は世界の外側に/ヴィトゲンシュタイン「論考」6.41

20世紀の哲学書ベスト3は?と問われると多くの哲学者は、 ハイデガー「存在と時間」 ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」 残り一冊何を選ぶか迷うと答えるのがおきまりなんだとか。恥ずかしながら2冊とも途...
投資哲学を求めて

道を極めるための9ヶ条/宮本武蔵「五輪書」地の巻

宮本武蔵の「五輪書」には不思議な魅力がある。もちろん剣の道(兵法の道)を念頭に書かれているが、読み手の視点によって、形を変えて心に飛び込んでくる。ビジネス書として受け止める人もいるだろうし、私にとって...
古典に学ぶ人生論

美学を持って生きる/菜根譚・前集55,66、後集70

老子の(33章)「足ることを知る者は富めり」にはじまり、古今東西で説かれた「足を知る」ことの大切さ。もちろん中国古典の集大成である菜根譚にも残されている。まずは前集55項と66項を続けて紹介すると、奢...
古典に学ぶ人生論

平穏な時に心の準備を/菜根譚・前集85、後集118

いい機会なので菜根譚のお気に入りをまとめとこ。人生はメリハリがあった方が楽しいものだけど、緩急の変化も度を越すと疲れてしまう。平時こそ心の準備が必要と説く前集85項より。閑中に放過せざれば、忙処に受用...
IR情報等から企業を見る

ありのままを伝える大切さ/菜根譚・前集102

昨日モデルのごとく写真を撮られまくるという珍体験!上場企業の情報開示にまつわる取材だったのだけど、有価証券報告書などの型にはまった情報ではなく アニュアルレポート・CSRレポートなどから 企業の個性を...
古典に学ぶ人生論

濃淡つけず、ほとほどに生きる。/菜根譚・前集29,41

私のお薦めテレビ番組NHK「100分de名著」。今月は中国明代の古典「菜根譚」が取り上げられている。中国の古典から好きなものを一冊選べと言われると、「老子」と「菜根譚」で迷う。私にとってそんな一冊。 ...
お薦めの本

幸せになりたければ嫌われろ!/アドラー心理学に学ぶ

岸見一郎、古賀史健 共著「嫌われる勇気-自己啓発の源流アドラーの教え」フロイト、ユングとともに心理学の三大巨頭とされるアルフレッド・アドラーの思想をまとめた一冊。なんだこんな人がいたのか!というのが正...
社会や政治の問題など

雇用を伴わない景気回復の原因/タイラー・コーエン「大格差」

金融危機後の景気回復が雇用拡大を伴わないのはなぜか?アメリカで議論されるきっかけとなったのが、タイラー・コーエン「大停滞」だという。※原題は"The Great Stagnation"(2011年1月...
食文化と美食探訪

香りが味わいを決める!?/美味しさの脳科学

秋の味覚といえばやっぱり松茸!松茸にまつわる日本史については以前紹介した通り。 松茸文化は飛鳥・奈良時代の森林破壊の恩恵?!そんな松茸がなぜ最高峰の食材なのか?脳科学からそれを読み解いた一冊が、ゴード...
名言・名文

愛とは偶然に対する信頼/アラン・バディウ「愛の世紀」

九鬼周造の「恋と偶然」つながりで出会った一冊。フランスで20万部以上売れた哲学書なんだとか。70歳を超えても愛で世界を語るとはさすがフランス。私たちは定義づけのような同一性に基づく整理法で、世界を秩序...
世界を読み解く方法

恋から読み解く、人と世界の関係性/九鬼周造「いきの構造」

日本文化論の古典として有名な「いきの構造」。もちろん「いき」とは江戸時代の美意識「粋」だけど、様々な読み方ができる、なんだか不思議な一冊。九鬼周造は「いき」の特徴を3つに分けている。説明部分をまずは原...
生物と生命の不思議

チンパンジーからヒトの進化を読む/松沢哲郎「想像するちから」

ヒト以外の霊長類の研究から人間への認識を深める。そんな霊長類学者のゴリラの本に引き続き、人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」 今度はチンパンジーの本を読んでみた。著者は昨年、文化功労者...
古典に学ぶ人生論

寿命の延びに関係なく、人生は20代で決まる!

人間の寿命が延びたのだから、今の30歳は昔の20歳と同じようなもの?心理学者メグ・ジェイは下記のデータをもとに、そんな考え方は人生を台無しにする!と警告する。人生で重要な出来事の80%は35歳までに起...
生物と生命の不思議

人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」

サル、ゴリラ、チンパンジー。 ヒト以外の霊長類を研究することで人間への理解を深める。 そんな霊長類学と呼ばれる学術分野があるらしい。 先日少し引用したチンパンジーの研究に興味を持ち、心の豊かさの時代に...
食文化と美食探訪

料理がサルをヒトにした/スザーナ・エルクラーノ=アウゼル

進化の過程で私たち人間と猿を分けたものは何か? 直立二足歩行 火を使う 道具を作るあたりが主にあげられるのかな。でも最近、リオデジャネイロ連邦大学の神経学者スザーナ・エルクラーノ=アウゼルが唱えたのが...
世界を読み解く方法

偶然の幸運をつかむために旅へ!/東浩紀「弱いつながり」

本屋で著者の名前をよく見かけるようになり、 手に取るたびに難しすぎて断念。が続いていた。 でも今回は出だしに惹かれて一気に読んだ。「ネットは階級を固定する道具です。階級という言葉が強すぎるなら、あなた...