高価な本の思い出

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2冊欲しい本があるのだけど高いなぁ…、と二の足を踏む。

ここ10年で買った高価な本にあんまりいい思い出ないんだもん。
持っているとその分野の一人前になった気分が味わえるだけの3冊。

  • ベンジャミン・グレアム「証券分析」 10,290円
  • フィリップ・コトラー「マーケティング・マネジメント」 8,925円
  • マイケル・ポーター「競争の戦略」 5,913円

とくにグレアムの本は、文章をきちんとレイアウトすれば、
あんなに分厚く(900ページ超)ならないし、値段も抑えられるでしょ。
バリュー投資の原典に割安感なしとは何事か。

ポーター、コトラーは経営学の大御所だが、過去の事例でモデルを作っただけ。
現場に疎い先生方より、ドラッカー、バフェットの話の方が未来が見えるし、
日本人なら坂本光司教授の研究を追いかけた方が心が洗われるだろう。

ハズレもあるけど、もちろん重宝している本もある。
中学受験の合格祝いに買ってもらった講談社の日本史の大事典。
後に発売された同じシリーズの世界史版も親にねだっちゃった。

見開きに2ページに1年間の出来事を写真をふまえ新聞記事のように紹介。
これがムチャクチャ面白くて、一番つきあいが長い本(約20年)。
ネットの普及でこれを超える歴史の事典はもう出ないんだろうな。
今なら中古で2冊買っても5,000円にならないみたい。オススメの逸品だよ。

みなさんは高価な本をお持ちですか? 値段に見合った内容でしたか?
高価な本にまつわる思い出話などを聞かせていただけたらうれしいです。

コメント

  1. はじめまして、こんにちは。いつもブログを
    読ませてもらっています。
    日本全史、私も持っています!たまに読むと
    非常に興味深く。
    この事件のあったときに、東京ではこんなことが
    流行ってたのか!?地方はこうだったのか…
    なんて、想像力を膨らませて読めるので、とても
    楽しいです!

  2. まろ@管理人 より:

    この事典の楽しさが分かち合えてうれしいです。
    私は年末年始にこたつに広げて楽しんでいます。
    日本史と世界史の同じ年を広げるのが好きです。