あまりに素晴らしい! いつかこんな本が書けたら最高だ。
フリードマンとかシカゴ学派っていわれる自由主義経済の信奉者である
経済学の教師と、その考え方に疑問を持っている文学の女性教師。
相反する考えを持つ2人が、社会のあり方について議論するうちに、
恋が芽生える、といった話。(でも、恋愛を絡めたのはやや強引な感じ)
経済学とは無縁の人が、初めて手に取る本としては最高の一冊だと思った。
経済学的な思考回路っていうのはこういうことなんだ、とよ~く分かる。
感動のあまり、英語の勉強も兼ねて、原書も注文してしまった。
ちなみに洋書版にはミルトン・フリードマンのコメントがついていた。
“A page-turning well-written love story that also teaches an impressive amount of good economics.”
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私が2008年に読んだ本(現時点で洋書抜き103冊)でベスト3を挙げるなら、
・坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」
・中野孝次「清貧の思想」
と「インビジブルハート」をどう並べるか?と迷う感じ。
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