経営学やMBAに経営コンサルタント。
おそらく1995~2005年あたりにバブルの頂点を極めた分野。
今ではバブルも崩壊し、玉石混淆の理論の中から、
「本当に使えるのはどれだ?」「あれ?ほとんどない…」
みたいな調子で、再検証が行われている段階だろうか。
とはいえブームに乗って、
経営学者やMBAの大学院にコンサル企業ができてしまったから、
この分野の人たちだって、自分の仕事を守るのに必死だ。
そして彼らはカッコ良く見せることには長けているから、
- 私もMBAを取得してキャリアアップを…
- 私の会社もコンサルを呼んで問題解決を…
って考えがよぎってしまったら、ちょっと待って。
まずは落ち着いてこの本を読んでみよう。
アメリカの経営コンサルタントが書いた、
方法論や評価基準、コンサルタントを外から持ってくるより、
自分自身で、そして社内でよ~く考え抜くことが大切。
考え抜いた過程で得られた智力こそが経営の力になるから。
そんなごく当たり前のメッセージとともに、
こんな調子で本音が語られている。
うっかり誘惑に負けそうな時、読んでおきたい内容。
ちなみに私は投資家として未来学を求め、誘惑に負けた人。
だからこそ、ぜひともオススメしたい一冊!
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