有名歌手がアニソンに進出したのはなぜ?/澄川龍一「アニソン大全」

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最近の米津玄師の新曲はアニメ主題歌ばかりのような…
気付けば人気アニメの主題歌は有名アーティストがずらり。

この現象はいつ頃から、何をきっかけに起きているのだろう?

あの鈴木雅之がアニメ主題歌を歌っているだって!?
と驚いて見始めた「かぐや様は告らせたい」が2019年の作品。
あれから数年で有名アーティスト×アニメは特別ではなくなった。

そんな疑問に答えてくれたのが、

著者は約20年、アニソンライターとして活動してきた方らしい。

アニソンと言えば、アニメ専門の歌手(マジンガーZの水木一郎)
というイメージだったものに変化の兆しが現れたのは、
21世紀に入ってからのソニー・ミュージックの動き。

アニメとソニーの関係は「シティーハンター」(1987)からはじまる。
2000年代に入ると所属するデビュー直後の若手アーティストが、
アニメ主題歌を歌ってタイアップするという流れができはじめる。

ただ有名アーティストがアニソンに本腰を入れ始めたのは、
鬼滅の刃」の主題歌が大ヒットしたことがきっかけのようだ。
LiSAが歌った「紅蓮華」(2019)、「」(2020)が大ヒット。
後者は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌としてあまりに有名。

そしてLiSAもまたソニー・ミュージック所属。
ちなみに鬼滅の刃のアニメ製作に関わっている、
アニプレックスはソニー・ミュージックの子会社。

今やソニーと言えばアニメやゲーム等のコンテンツ事業。
とくにアニメについてはつい最近の話と認識していたけど、
30年超の業歴があり、ついに花開いたということなのかな。

コンテンツ産業を学ぶために、アニメの歴史本を読んだことはあるが、
アニソンに着目した本は初めてだったので、とても興味深かった。

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